最新韓国旅行情報をお届け!Creatripです
K-ETAやQ-CODEはどうなったの?結局今は何が必要?
そんな旅行の前の不安を解消すべく、韓国旅行前に確認しておきたい出入国関連の情報や事前準備など、韓国渡航に必要な最新情報を徹底解説!
ぜひチェックして、渡韓の際にお役立てください
出入国手続きについて
1. 電子入国申請制度(e-Arrival card)
2025年2月24日から電子入国申請制度(e-Arrival card)の導入により、これまで機内で書いていた紙の入国申告書を事前にオンラインで手軽に提出できるようになりました。
✔️ 大韓民国公式電子政府ホームページから作成
〈日本語ページ:https://www.e-arrivalcard.go.kr/portal/main/index.do〉
✔️ 韓国到着3日前から作成可能 (入国せずに72時間が過ぎると再提出)
✔️ 韓国居住者、K-ETA所持者、客室乗務員は必要なし
✔️ 2025年12月までは紙と電子のどちらか選択可能
ちなみに、電子旅行許可(K-ETA)とは別の制度ですので、混同のないようご注意ください。
現時点で、日本国民は2025年12月31日までK-ETAの適用が免除されていますが、有効なK-ETAをお持ちの場合は電子入国申告書を別途提出する必要がないことから、頻繁に渡航される方はK-ETAを持っておくと入国申告書を毎回作成する手間が省けて便利かもしれません。
また、検疫情報事前入力システム(Q-CODE)や健康状態質問書は2023年7月15日以降は不要となり、入国申請書と一緒に提出していた税関申告書についても、申告するものがない場合は作成する必要がなくなりました。(申告が必要な場合は作成必須)
〈既存の入国申告書の書き方〉
![]() | ① 姓 ② 名 ③ 性別 |
2. パスポート
2025年3月24日以降の申請分から新しくなる日本旅券!
デザインや表紙の色に変更はなく、中のICチップ内蔵ページと顔写真ページが一体化します。
また、これまでは都道府県旅券事務所や一部の在外公館でパスポートを作成していましたが、国立印刷局に変わるため、申請から交付まで国内では2週間程度、国外(大使館·総領事館)で2週間から1ヵ月程度かかるものと予想されています。
✔️ オンライン申請はマイナポータル (「さがす」から「パスポート」で検索)
✔️ 更新だけでなく新規もオンライン申請可能
✔️ 新規のオンライン申請に戸籍謄本の提出不要
✔️ オンライン申請なら窓口へ出向くのは受取り時の1回のみ
渡航先によって求められるパスポートの残存有効期間は異なりますが、韓国の場合は基本的に入国日基準で3ヵ月以上あることが望ましいとされているので、渡航予定があって有効期間が迫っている方は、余裕を持った更新が必要となりそうです。(留学などの場合は要確認)
残存有効期間が1年未満、または査証欄の余白が見開き3ページ以下になった場合に切替申請可能。
〈手数料〉
窓口 | オンライン | |
5年(12歳未満) | 6,300 JPY | 5,900 JPY |
5年 (一般) | 11,300 JPY | 10,900 JPY |
10年 (一般) | 16,300 JPY | 15,900 JPY |
3. Visit Japan Web (推奨)
日本への入国·帰国時に必要な「税関申告書」をオンラインで事前に作成できるサービスです。メールアドレスがあれば、誰でも簡単にアカウントを作成できます。
同伴する日本国籍の家族がいる場合は、代表者1名がまとめて情報を入力できるので、各自作成する必要もなく、帰国時の手続きもスムーズです。
✔️ Visit Japan Web (デジタル庁)から作成
〈https://www.vjw.digital.go.jp/main/#/vjwplo001〉
✔️ 日本到着予定時刻の6時間前までに登録が必要
✔️ 外国籍の方は併せて「入国申告書」の作成も必要
4. 仁川空港スマートパス (ICN SMART PASS) (推奨)
仁川空港を利用される方にはこれから必須となっていく「スマートパス」とは、パスポート、顔情報、搭乗券を事前登録しておくことで、空港での出国審査や搭乗ゲートでの手続きを顔認証のみでスムーズに完了できるサービスです。
利用する航空会社に関係なく登録者全員が手荷物検査前の出国ロビーでスマートパスを利用できますが、搭乗口では現在のところ参加航空会社(大韓航空、アシアナ航空、デルタ航空、チェジュ航空、ジンエアー、ティーウェイ航空の計6社)の一部のゲートでのみご利用いただけます。
✔️ 顔情報(ID)は一度登録すると、5年間継続して利用可能
✔️ 搭乗券情報は出国するたびに登録が必要
✔️ 7歳以上利用可能(14歳未満は保護者の同意が必要)
韓国渡航の新ルール
2025年3月1日から韓国発の韓国籍航空会社においてモバイルバッテリーと電子たばこの機内持ち込み規制が強化されることになりました。それに伴い、バッテリーの容量や数量が制限され、機内での保管場所についてもより厳しくなります。
機内へ持ち込む際には、電源端子やUSBポートを絶縁テープで覆うか、単体で専用パウチやジッパーバッグに入れることが求められ、直接所持するか座席前のポケットに保管しなければなりません。(頭上の収納棚には保管禁止)
100Wh以下 | 5個 |
100Wh至160Wh | 2個 ※ 航空会社の承認シール要 |
160Wh以上 | 持込不可 |
また、機内でのモバイルバッテリーの充電も禁止されます。バッテリーが熱を持ったり膨張するなど異変が生じた場合は、すぐに乗務員さんに知らせましょう。
主な輸出入禁止·規制品目
1. 韓国搬入禁止品目
- 韓国の法律·公安·風俗を害する書籍、写真、映像メディア(ビデオやCD-ROMなど)
- 政府の機密を漏洩する恐れのある物品や諜報活動に使用される物品
- 偽造·変造·模造された貨幣、債権、銀行券、有価証券
2. 韓国搬入規制品目
- 銃器、刀剣、武器類(模造品·装飾品を含む)、爆発物および有毒物質
- 麻薬類管理法で規制されるアヘン、大麻、麻薬物質
- ワシントン条約で保護される絶滅危惧の野生動植物およびそれらを使用した製品
- 1万米ドル相当額を超える外貨、小切手など(申告が必要)
- 商標権など知的財産権を侵害する商品
- 植物、果物、野菜類、農林畜産物、動物(肉·皮·毛を含む)
- 生きた水産動物など(検疫手続きが必要)
空港両替について

日本国内の銀行のレートはあまり良くないため、多くの人が韓国現地で両替しています。中でも、明洞の両替所はレートが良いことで有名なので「両替するなら明洞」と考える方も多いです。
ただ、空港に到着してから両替所へ向かうまでの交通費や軽食代が必要になります。そんな時に便利なのが「高いけど便利な空港での両替」と「安いけど不便な市内での両替」のメリットだけを盛り込んだ、Creatripの空港両替サービス。
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