Netflixドラマ《地獄が呼んでいる》紹介
全世界で話題のNetflixドラマ《地獄が呼んでいる》をご紹介!
こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報Creatripです!
《イカゲーム》に続き大人気となっているNetflixドラマ《地獄が呼んでいる》。
ユ・アインやパク・ジョンミンなど実力派俳優が出演しており、公開当時から大きな話題となりました
このドラマでは新興宗教の社会的現実をリアルに映し出しています。
では《地獄が呼んでいる》は何が面白いのでしょうか?
シーズン2はあるのか、劇中の内容はどんなことを表しているのか、詳しくご紹介します
Netflixドラマ《地獄が呼んでいる》紹介
昔世界各国で「審判」が行われましたが、資料が残っていなかったため人々は信じようとしませんでした。
しかしソウルの路上にいきなり3人の地獄の使者が現れ、犯罪者を拷問し最終的に燃やしてしまい多くの人に衝撃を与えます
「直接目撃しないと存在を信じられない」という考えは、この時までも多くの人が考えていました。
ある日一人の女性が地獄に行くことを宣告されると「新真理教」は現場で生放送をし、残酷な審判を世界に見せつけたのです。
これ以降世の中は地獄の使者の存在を信じ始めましたが、本当に裁かれる人は許されない罪を犯したのでしょうか?
下記にはネタバレが含まれています。
《地獄が呼んでいる》を見た後に読むことをおすすめします!
Netflixドラマ《地獄が呼んでいる》主なあらすじ
1. 罪があっての審判か?審判があっての罪か?
《地獄が呼んでいる》の劇中で、地獄に連れていかれた人々はランダムで恐怖におびえているように見えます。
人々は審判の理由を見つけようと、彼らの共通点を探し始めます
しかし私たちが知っている一般的な法律では罪があるから審判を受けるのでしょうか?
それとも審判があるから有罪になるのでしょうか?
これらの二つは非常に矛盾した理論であり、第1話の終わりに新生児が地獄行きを宣告されたことで新真理教の教えが一瞬で幻滅する原因となります
2. 神の名の下に魔女狩り
《地獄が呼んでいる》では新真理教だけでなく、他の宗教の信者が審判の組織と化して犯罪者の名前や家族の情報を明かします。
新真理教の力が強くなった後、Arrowheadはその教義に従い「天使」の名の下に魔女狩りを行い、新真理教を信じていない人を殺しました
これは実際に今日の韓国のインターネット上や職場、学校、社会での現象を反映しています。
同じ信念を持たない人を攻撃し続け、そのような人は姿を消すべきだと考える人もいます。
彼らは正義の味方のように振る舞うかもしれませんが、実際には裁判なしで誰かを審判しているのです
3. 社会的雰囲気によって引き起こされる宗教の台頭
地獄の審判のランダム性と魔女狩りによって、人々は徐々に洗脳され「審判を受ける人は有罪だ」と信じるようになります。
《地獄が呼んでいる》の中の韓国は完全に宗教に統治されてしまったのです
劇中で犯罪率が下がり人々が同じ信念を持ち、混乱も無くなりましたがこれは本当に韓国が良くなったということなのでしょうか?
異なる信念を持った人が現れた時、異端者として狩られるのは本当に平和な世界なのでしょうか?
4. 常識を超えた解釈
《地獄が呼んでいる》の前半では新真理教と警察官と彼の娘、最初に生放送で裁判にかけられた女性を中心に話が進みます。
後半は一見安定した世界を描いており、異端者を正すために攻撃をしなければならないと誰もが考えています
しかし新真理教では解釈できない赤ちゃんの地獄行き宣告でバランスを崩すこととなります。
赤ちゃんが罪人とみなされた記録はオンラインにはありませんでした。
新真理教の会長は彼らが作った完璧な世界を守るために尽力しますが、裁判によって死刑を宣告された罪びとは全て幻想であることが分かります
3人の地獄の使者が到着した時両親は赤ちゃんを守り灰となります。
これで新真理教が形成した考えは崩壊しました
《地獄が呼んでいる》の裏にある事実
1. 韓国のカルト宗教によって引き起こされた社会的事件
他人を殺したり犠牲にしたりする恐ろしいカルト宗教は、近年韓国では一般的なものではありません。
もちろんこれは公開されている部分だけを指します
しかし最近も洗脳や性的暴力、金銭に関連するニュースは時々耳にします。
では今までに韓国ではどんなカルト事件があったのでしょうか?
五大洋現場写真
1987年、五大洋教の32人のメンバーが集団自殺し韓国に衝撃を与えました。
五大洋教の創始者であるパク・スンジャは子供の頃に深刻な病気から回復したことを利用し、信者を説得し孤児院と養護施設を併合しました。
その後洗脳を通じて信頼を得てお金を盗み取りました。
しかし一体なぜ彼らが集団自殺を選んだのかは、まだ謎のままです
映画《白白教》キャプチャー
また日本統治下時代である1920~1930年に存在した白白教は韓国で非常に有名な殺人カルト教団です。
指導者は宗教の内部安定を維持するために殺人を利用しました
当時の調査で白白教の現場には300人以上の遺体があり、他にも200人の行方不明者がいたそうです。
韓国を揺るがせたミステリー宗教事件はコチラ
2. 魔女狩りの後、社会は本当に変わったか?
実際にこの話題は常に繰り返し登場します。
魔女狩りや集団いじめはストレスやプレッシャーから逃れる出口なのです。
ドラマにも出てきますが、インターネット上では人々は地獄の使者のように自分と異なる人を攻撃します
ドラマの中の世界だけでなく、現実の韓国社会でも同じで、過去を忘れ攻撃します。
《地獄が呼んでいる》はそんな韓国の現実社会を表しているのです
3. 本当の地獄の使者は誰?
なぜ人々は地獄に行かなければならないのでしょうか?
なぜ天使が現れたのでしょうか?
これらについての説明は全くありません
しかし別の角度から見ると人生にターゲットが現れたら矢を放ちます。
これはArrowheadが行ったことです。
横で見ていた大衆はターゲットがいることを知り、一緒に打つようになります。
これは実際の韓国社会を表しているようです
実際には地獄の使者は誰で、天使は誰なのでしょうか?
ドラマのような地獄の使者がいなかったとしても大衆が同じ行為を行っているのです。
《地獄が呼んでいる》シーズン2
《地獄が呼んでいる》の最後に、拷問されて焼き殺されたパク・ジョンジャが復活し、シーズン2に対する期待が集まっています。
いったい誰が生き返るのでしょうか?
裁判の背後にある真実とは何なのでしょうか?
謎はいっぱいですが、まだシーズン2の公式発表は出ていません
今回は大人気のNetflixドラマ《地獄が呼んでいる》をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
ドラマについて少しでも理解が深まっていたら嬉しいです
2021/2022年のNetflixドラマ新作はコチラ
ここまで、「Netflixドラマ《地獄が呼んでいる》紹介」についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。