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ソンパ 博物館|ソンパ本博物館

ソウルの新しい名所「本博物館」で本に囲まれた優雅な写真をゲットしよう!

Yujin Kim
3 years ago

こんにちは  

韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報Creatripです!


今回はソウル松坡(ソンパ)区に新しくできた「ソンパ本博物館(송파 책 박물관)」に行ってきました!

「博物館」というと、教育的で堅苦しい雰囲気を感じるかもしれません。 

ですが、松坡本博物館はそんなイメージとはずいぶん違う所でした!

町の住民や観光客を問わず気楽に訪問できて、本を読んだりリラックスできる新しいタイプの博物館!

気になりますよね?ご紹介していきます  


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ソンパ本博物館
송파 책 박물관

情報

  • 住所:서울특별시 송파구 송파대로 37길 77
    (ソウル ソンパ区 ソンパ大路 37キル 77)
  • 入場料:無料
  • 営業時間:10:00〜18:00
  • 定休日:毎週月曜日・名節

行き方

ソンパ(송파)駅1番出口を出て直進
→2つ目の横断歩道を渡り、NH銀行がある道に入る
→突き当たりを右折
→道なりに左折して直進すると左側に見えます


ソンパ本博物館は、最近新しく建てられた「헬리오 시티(ヘリオシティ)」というマンション団地の隣にあります。

博物館を中心に片側にはきれいでなマンション団地があり、反対側には地域の古い市場であるソクチョン市場があったので、簡単に見つけられると思います。

博物館の中に入ると、一番最初に「オウルリムホール」が現れます。

ここオウルリムホールは階段式に構成された読書空間で、誰でも気軽に読書でき各種イベント・講演などが行われる多目的空間だそうです。

今回訪問した時期はイベントや公演はありませんでしたが、その代わりに町内の住民や幼い子どもたちが自由に読書をする姿を見ることができました    

オウルリムホールの階段を上がって行くと、別の空間が広がっています。

ここは映画や映像資料を見ることができるメディアライブラリー    

iPadやデスクトップなど最高級の設備が整っていて、訪問客は便利に利用することができます。

施設だけでなくインテリアの色味もきれいなので、写真を撮るのにもいいと思います!

メディアライブラリーを過ぎると、本博物館らしく本の過去と現在、そして未来を提示する常設展示館があります。

本と読書を素材に朝鮮時代から現代までの本に関する経験を分かち合い、共感する空間でした  

どのようなものが展示されているのか、簡単に紹介します。

最初の空間は本と読書の過去について扱っていました。

17世紀の韓国の古典小説である「淑香伝(숙향전)」から、朝鮮時代の人々が読書をする時に活用していた机や本棚のような古い家具も見ることができました  

目で見るだけでなく、直接体験できるものもたくさんありました。

これは朝鮮時代のソンビ(学識にすぐれ高潔な人柄の人)が経典の勉強をする際に使用していた「経書筒(경서통)」です。 

上の写真のように長く切った木に覚えたい言葉を書いておき、箱の中に入れて持ち歩きながら覚えたそうです。

経書筒の中から一つ選んで引いてみたら「月光読書」という四字熟語が出てきました。 

これは月明かりに照らされて本を読むという意味であり、ろうそくを灯せないほど貧しくても学びを怠らない態度をいいます。感じさせられることが多いですね…!  

2番目の空間は本と読書の現在!

現在愛されている韓国の作家たちが本をどのように執筆して、出版社はどんな仕事をしているのか見ることができます。

ここはでは特に言語に関係なく、本が好きな方には興味深いと思います。

個人的にここがソンパ本博物館で最も素敵な空間だと思います  

ミュージックビデオのワンシーンのような照明と本が素敵に飾られた空間の真ん中にある、まさにこの机!


この机の椅子に座って必ず写真を撮ることをおススメします。

まるでベストセラー作家のような高級感が自然と演出され、インセンシャッ(人生最高の写真)が取れる名所です  

それだけでなく、ここでは韓国のベストセラー作家の縮小版の部屋をで見ることができました。

韓国のスリラー作家「チョン・ユジョン」はご存知ですか?「種の起源」「七年の夜」などを書いたベストセラー作家です。

上の写真からも分かるように、作家チョン・ユジョンの部屋では一つの作品を書く前にどれだけ抜け目のないよう、繊細に臨んでいるのかが見られました。

ここは、作家たちが本の執筆を終えてから本が世の中に出るまでを知ることができる空間です!

本の出版企画者の部屋、本デザイナーの部屋など、本1冊が出版されるまでにどれほど多くの努力が費やされているのかが分かります。

その次に向かった場所は活版印刷に関する空間でした。

活版印刷とは、鉛で活字を並べた活版を作り、その活版を利用して印刷する技術のことです。

最初の活版は1436年に朝鮮で作られました。

当時は常用化されず、その後ドイツで本格的に利用されました。


上記の写真にある活版はハングルのすべての子音と母音を合わせて作った文字活版です。

こうやって見ると本当に多いですね!

ここソンパ本博物館では活版印刷体験もできるので、やってみました。

ハングルできれいな詩句が書かれた活版が入っている機械をぐっと押して、文字を印刷してみました。。 

力が足りなかったのか、少しかすれているのが残念ですが、記念品としてちょうどよかったはぴったりでした。

とても楽しくて胸がいっぱいだったので、 皆さんもぜひやってみてください  

また、博物館1階の案内デスクの方にはロッカーもあるので、荷物が多いときにはここに保管することもできます! 




ソンパ本博物館には見どころだけでなく、随所に直接体験できるものもあり、ゆったりとくつろげる空間も多く、体験はもちろんヒーリングもできる新しいタイプのソウルの名所でした。

本、読書、そして落ち着いた暖かい雰囲気が好きな方にはぜひおススメしたい空間でした  

今度韓国に旅行に来るときの参考にしてください


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ここまで、ソンパ 博物館|ソンパ本博物館についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。

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