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「チメクのロマンが消える」「コロナ対策は不可避」…「漢江禁酒区域」に相反する反応

今日から漢江での飲食・飲酒が自制に

해바라기
3 years ago


(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)


国民健康増進法に従い推進…討論会·公聴会で世論を収れん

漢江大学生の死亡が重なり論難がさらに熱く…ソウル市は「無関係」


(この写真の著作権はNews1にあります)

ソウル市が今月15日から5ヶ月間、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)拡散防止のための、「2021夏期総合対策」を稼動する。夏場に市民たちが好んで訪れる漢江市民公園では、飲食と飲酒行為が自制され、飛沫拡散などの懸念がある大型噴水、身体接触型噴水の運営が、一部制限される。13日、ソウル盤浦漢江公園で、市民たちが外出を楽しんでいる。2021.5.13/News1 © News1 ミン・ギョンソク記者


(ソウル=News1)キム·ドヨプ記者、イ·バルウム記者 = ソウル市が漢江公園を禁酒区域として指定する方案の検討に入り、市民たちは異なる反応を見せている。


夏場の野外活動まで防ぐ過剰行政であるうえ、 結局は有名無実化するという批判がある一方、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の拡散を防ぐために、ある程度の制限が必要だという賛成の声もある。 


パク·ユミ ソウル市市民健康局長は14日、「飲酒弊害を予防し、市民健康増進のために、人が多く集まる場所を禁酒区域に定める方案を検討している」と述べた。


来月30日から施行される改正国民健康増進法に従い、地方自治団体は公共場所を禁酒区域として指定し、違反時には過料を附加することができる。 


このような動きに、市民の反応は相反している。


会社員のアン某さん(28・男)は、「漢江公園だけでなく、清渓川、市民公園などで、夜に4人以上が酒を飲む姿を何度も見た」とし、「コロナ拡散を防ぐため、今年1年だけでも禁酒区域として指定してみても良い」と話した。 


会社員のムン某さん(26・男)は、「室内でぴったりくっ付いて食べるより、野外で食べる方が安全だと思う」としながらも、「禁酒区域に指定するとしても、完全禁止ではない、適切な時間制限などが必要だと思う」と話した。


一方、大学生のキム某さん(25・男)は、「川風に当たりながら、香ばしいチキンに冷たいビールを一杯飲むロマンまで奪おうとするのか」とし、「飲酒を禁止しても漢江全体を24時間取り締まることができるのか、コロナ終息後にも酒を飲ませないようにするのか」と問い返した。


漢江公園で失踪し、死亡した状態で発見された故ソン·ジョンミンさん(22)の事件のような不祥事を防ぐためにも、飲酒制限が必要だという意見もある。


主婦のカン某さん(53・女)は、「公園に常駐監視人員が少なく、人が漢江に落ちても分からない」とし、「『飲酒可能区域』を指定し、その場所でのみ飲酒を許可すれば、事故が起きる空間が最小化できると思う」と話した。 


一方会社員のキム某さん(32・男)は、「漢江で自転車に乗って怪我をしたら乗れないようにするのか」とし、「責任を避けようとする典型的な行政便宜主義で、セウォル号時の海洋警察の解体と差がない」と批判した。


会社員のキム某さん(31・女)も、「水深の深い場所に限ってフェンスや網を設置するなどの方案を考えるべきであり、とにかく禁止するというのはとても簡単な発想」だと皮肉った。 


ソウル市は、大学生事故と今回の検討は無関係だと線を引いた。


ソウル市の関係者は、「前後関係で見ると、直接的な関係があるとは言い難い」とし、「改正健康検診法の施行が早くから予定されていたが、ちょうど事故が起きて論難が熱くなった」と述べた。

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