「故ソルリのドキュメンタリー」後、チェジャに殺到した悪質コメントテロ…変わらない魔女狩り
ソルリの母親の言及から再びターゲットに…
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
[スターニュース イ・ジョンホ記者]
チェジャ、故 ソルリ/写真=スターニュース
故ソルリに対するドキュメンタリーが放送された後、ラッパー チェジャが再び悪質コメントテロを受けている。すでに悪質コメントに対する弊害を多く見ていたが、変わったことはない。ネチズンの間でも、「学習していない」、「気をつけなければならない」という指摘が出ている。
去る10日に放送された、MBC「ドキュメンタリーフレックス-ソルリがなぜ不快だったのですか?」では、ソルリの母親、共に練習生時代と芸能界生活を一緒にした少女時代ティファニーなどが出演し、ソルリに対して話す姿が映された。
この日、視聴者たちの目を引いたのは、母親がソルリの元恋人だったチェジャを言及した部分だ。母親は、ソルリがチェジャと恋愛していた当時を言及しながら、「突然13歳も年上の彼氏が現れたということは、遊ぶ文化、酒の文化、対話のパターン、全てが変わること」だと言いながら、恋愛を反対したことを明かした。
それから、「そこから中間過程なく、自身が出会った彼氏を認めなかったことで、とても腹が立っていた」と明かし、娘との関係がこじれるようになった、と明らかにした。特に母親は、「熱愛説が出る前までは、家族全員が幸せだった」とも言及した。
また、2016年11月24日に起きた、応急室行きに対する真実も明らかになった。母親は当時、ソルリが極端な選択をしたと明かし、「それが二人の最後のあがきだったようだ」と回想した。以後、ソルリとチェジャは2017年3月、3年で決別を認めた。
チェジャとの熱愛説以後、ソルリは各種の悪質コメントとセクハラに苦しまなければならなかった。決別後にも自由なソルリの姿に、一部のネチズンたちはこれを受け入れられず、引き続き悪質コメントを書き込んだ。ここに一部のネチズンたちは、ソルリが見せた行動の原因が、チェジャと出会ったせいだ、という解釈まで付け加えた。
これにより放送後、故人を想い返し追悼する雰囲気よりも、まるで全ての原因がチェジャだったという雰囲気が作られた。結局チェジャは、ソルリが天国に去った時と同様に、もう一度悪質コメントに苦しめられている。当時、チェジャはソルリに対する追悼文を残したが、悪質コメントに苦しんで非公開に転換したことがある。
すでに悪質コメントの危険性は、先立つ多くの事件らを通して、皆が目撃した。これにより、NAVER、Daumなどのポータルサイトでは、コメント欄を閉鎖するなどの動きが起きたが、一人がターゲットとなり悪質コメントの攻撃を受ける姿は、依然と続いている。多くのネチズンたちも、これ以上の悪質コメントはあってはならない、と声を高めている。私たちがまだ知らなかった痛みを伝える、としていた「ドキュメンタリーフレックス」もまた、悪性コメントに対する警戒心を高めるのではなく、むしろ悪性コメントを再生産する結果を生み、非難を受けている。