BTSの兵役どうなる
政界でも話題のBTS兵役問題
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世界で大人気のBTS
新曲の「Dynamite」が韓国歌手としては初めて米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で1位を獲得したことによる経済波及効果は、1兆7125億ウォン(約1530億円)に上がると見込まれています ‼
ムンジェイン大統領も自身の公式TwitterにてBTSに祝福の言葉をtweetしていました
しかし、今を輝く彼らの兵役問題について、韓国ではファンから政界まで様々な意見が飛び回っています
ご存知のように、韓国の男性は28歳までに必ず軍隊に行かなければなりません 服役期間は最短1年6か月、最長1年10か月間。
入隊後、約2年間は芸能活動ができないといわれている為、ファンたちもできれば行かないでほしいですよね
多くのファンがBTSの兵役問題について政界に呼びかける活動を個人で実施
近頃、韓国のBTSファンたちが、国民申聞鼓や国民請願に彼らの兵役特典を要請する内容の請願を書き込んでいます!
★国民申聞鼓(国民が政府へ直接請願の申請、提案、政策参加、予算の無駄遣い、公益通報、その他政府政策や請願処理に関する問い合わせなどができる)
★国民請願(国民誰もが自由に書き込みを投稿することができ、20万人以上が支持した書き込みには、大統領が硬式の答弁をする)
請願者は文化観光部に「BTSはビルボード2大メインチャートを席巻し、KPOP史に長く残る記録を立て、コロナで沈滞している国民を慰めてくれているので、政府もそれに伴う適切な補償をしなくてはならない」。「2002年韓日ワールドカップ以後、政府は兵役法に附則を新しく作り、(国家代表)選手たちに兵役特典を与えたことがある」とし「KPOPの歴史を新たに書いたBTSの兵役特典について文化体育観光部がより積極的に検討し、これを実現させてほしい」と付け加えました。
インターネットコミュニティやSNSなどにも「BTSによる観光収入の増加と国会イメージの改善は誰にもできないのではないか。BTSが軍隊に来ても戦闘力が上がるわけではないのに軍免除も無理はないと思う」
「貴重な仕事をするのだから、BTSの代わりに私がまた軍隊に行く」などの書き込みがあります。
現行法では主要大会で入賞した運動選手と古典芸術従事者に限って兵役を免除されるように規定しており、
兵役法33条と兵役法執行令68条などによると、五輪3位以上の入賞とアジア大会1位の入賞者は「体育要因」、国際芸術婚手薄と2位以上の入賞者と国内芸術コンテスト1位入賞者、重要無形化文化財伝授教育履修者などは「芸術要因」に編入され、兵役義務が事実上免除される。
兵役免除ではない入隊延期の場合、★高校以上の学校に通っている★研修機関で定められた家庭を履修中の人★国威宣揚の為の体育分野の優秀者などは最長28歳まで入隊を延期することがでるそうです。
政界でも動きが
BTSの活躍が韓国の文化的地位を画期的に高めるなど、大衆芸術国家への寄付度が高まっただけに、今回のビルボードシングルチャート1位以降、兵役を関連とした恩恵を与えるべきだという主張が政界を中心に提起され、兵役法改正をめぐって政界も動いています‼
民主党は、大衆文化芸術家の兵役を満30歳まで延長できるようにする兵役法改正案の発議を準備中とのこと。
民主党のチョン・ヨンギ議員は「兵役延期は免除や特例とは全く違う問題で20代に花開くことができる職種のような新しい職種に対しても入隊を延期する選択肢を与えなけらばならない」と述べました。
しかし、国会国防所属の民主党議員は「名もない一般国民も国威宣揚と愛国なのに公平性の次元でこんな法を通過させるはずがない」「若い青年の機会剥奪だなんて、ほとんどの青年はみな軍隊に行っている」と主張。別の国防委員関係者は「BTSがすごい仕事をしているからといって入隊を延期すれば、技術開発をする科学者などみんな延期をしなければならないのではないか」と批判する意見も挙がっています
BTSの場合、メンバー最年長のジン(本名:キム・ソクジン)が1992年生まれで、本来であれば今年12月には入隊しなくてはならないが、所属事務所のBig Hitエンターテイメントは、金融委員会に提出した証券申告書にて、BTSメンバー(最年少メンバーのジョングクを除く)は、漢陽サイバー大学大学院に在学中の為、「2年以上の修士課程進学者は最大29歳になる年の末日まで法廷入隊延期が可能」と根拠を説明し「ジンは2021年末日まで兵役法による入隊延期が可能だと判断している」という立場を公式に明らかにしました。
BTSメンバーたちは「我々はいつか(国から)呼ばれたら、駆け付け最善を尽くす準備ができている」(昨年米CBSインタビュー)、「兵役は突然の義務。国の命令があればいつでも応じる予定」(今年2月の記者会見)という立場を明確にしています。
民主党のチョン・ヨンギ議員らが発議した法案の内容通りなら、BTSも大衆音楽分野で成し遂げた業績そのもので入隊を延期し、活動をさらに続ける根拠があると解釈でます。ただ、兵役法改正は国防部や兵務庁と協議が必要な事案なので、現実化するかどうかは未知数です
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