イースター航空605人リストラ…航空業界の失業大乱が現実化か
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[ソウル経済] イースター航空605人リストラ···航空業界の失業大乱が現実化
去る3日、ソウル汝矣島の国会前で開かれた「イースター航空雇用維持促求 政党·労働·市民団体の記者会見」で、参加者たちが「リストラ名簿発表の中断」などを要求している。聯合ニュース
済州航空との買収・合併(M&A)無散により、再売却を推進中のイースター航空が、605人をリストラする。
イースター航空は7日、リストラ対象の職員に解雇事実を個別通告する予定だ。リストラの時点は10月14日。内容証明の登記発送などの手続きを考慮し、当初の予定(6日)より1週間ほど遅れた。リストラから、整備部門の人材は除外された。
イースター航空側は、「整備部門の人材は現在、航空機の保有台数を基準に算定し、リストラをしなかった」とし、「今後、航空機の増加と国際線の再運航を考慮すると、現在の人員も不足している状況」だと説明した。これに先立ち、イースター航空は先月末、希望退職の申請を受け、98人が退職した。
リストラ後、イースター航空に残った職員は、計590人だ。航空機6台の運航に必要な人員と、航空運航証明(AOC)の発行に必要な必須人力などを考慮した数字だ。
イースター航空側は、「人力縮減をしないと、該当の職員たちが失業給与や、滞当金(国家が事業主に代わって、未払い賃金の一定部分を労働者に支給する制度)を受けることができる」とした。
イースター航空は、早ければ今月末、優先交渉の買収企業を選定し、10月中にM&Aを進行する予定だ。
買収意思を示した所は、企業4ヶ所と私募ファンドなどを含め、10ヶ所余りだ。イースター航空は最近、投資意向を示した買収候補者たちに、投資案内文(ティーザーレター)を送り、予備投資者の返信によって、会計実調の結果などを含めた投資意向書を発送する予定だ。