カン·ジファンの事件が覆されるか…性犯罪の証拠検出なし→被害者のカカオトーク登場
被害者の主張に合わない証拠…判決に注目
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
[enews24 チェ・シネ記者] 性犯罪の証拠は出てこず、被害者のカカオトークのメッセージは登場した。俳優カン·ジファンの性暴行事件が新しい局面を迎えている。
俳優カン·ジファンが去る6月、準強姦および準強制わいせつ嫌疑により、2審で執行猶予を宣告されたが、刑に不服し上告した。上告の決心には理由があった。嫌疑を立証する決定的な証拠がなかったためである。
カン·ジファン側は持続的に、「準強制わいせつの被害者の場合、事件当時に抗拒不能状態ではなく、被害者の体から準強姦の証拠になりうるDNAが検出されなかった」と主張しているが、一度背いた民心は簡単に戻らなかった。
実際、被害者たちの身体からカン·ジファンのDNAは発見されたが、決定的な証拠になるべきの精液、カウパー液が発見されなかったと確認された。またカン·ジファン側は、DNAが検出された理由も、被害者たちが事件当日、何時間もの間カン·ジファンの家に居ながら、シャワーを浴びたりカン·ジファンが提供した寝具を利用するなどの過程で、DNAが移ったためだと見ている。
カン·ジファンの法律代理人側によると、被害者B氏の場合、下着の中のナプキンからはカン·ジファンのDNAが発見されたが、肝心な下着からは発見されなかったという。また、カン·ジファンの手からも、相手のDNAが検出されなかった。
また、事件当日である昨年7月9日の監視カメラには、カン·ジファンとA、B氏がテーブルに座り酒を飲む姿と共に、カン·ジファンが泥酔状態で気を失い、2人が彼を支えて部屋に運ぶ姿も映っていた。
監視カメラに映ったものによると、その後被害者A、B氏は自宅の内部で、軽い上着と下半身は下着のみ着たまま家を見物した。カン·ジファンが被害者の退社による感謝の意味で伝達した餞別金を確認する姿も、監視カメラに入っていた。
特にカン·ジファン側は、検察により事件発生時刻と特定された午後8時30分頃、被害者たちが知人たちと交わしたカカオトークの対話を疑っている状況だ。
当時、被害者B氏は知人と対話をし、午後9時9分に同じ知人とボイストークを2分29秒しており、その後該当の知人が、「これ本当なら記事レベルじゃんXXwww」と言うなどの会話が登場し、目を引く。これに被害者B氏は、「会社の本部長からも連絡来て、いま事態がやばい」と教えたりもした。これに知人は、「おいXX、狂ったんじゃないw」と答えた。
それだけでなく、事件発生当時にもカン·ジファンの自宅では、携帯電話の通話とカカオトークがよくされていたことが確認されたため、被害者たちの言葉に対する信憑性が低くなっている状況が発生している。
このような姿の中で、大法院の最終判決がどのように出るか、多くの注目が集中している。
写真=eNEWS DB