SUGA、ジム・ジョーンズに続きベトナム戦犯の演説を挿入した疑惑…所属事務所“事実無根”
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[スターニュース イ・ジョンホ記者]
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グループ防弾少年団(BTS)のSUGAが、アメリカの似非宗教の教主ジム・ジョーンズ(Jim Jones)の演説に続き、今回はベトナム戦犯者の演説を挿入したという疑惑に巻き込まれた中、所属事務所が“事実無根”だと明らかにした。
去る4日あるベトナムメディアは、防弾少年団SUGAの2番目のミックステープ‘D-2’の収録曲‘どう思う?(What do you think?)’にゴ・ディン・ジエムの音声が挿入されたものと見られる、と報道した。ゴ・ディン・ジエムは、ベトナムで独裁と腐敗を日常的に行った反共独裁者だ。
メディアによると、一部のネットユーザーたちは論難が起こったジム・ジョーンズの音声の後ろに‘我ら南部民族たちが、ビエッゴン’と解釈されるゴ・ディン・ジエムの音声が挿入されたと主張し、論難が広まった。
これに対し所属事務所のBigHitエンターテインメントは、論難に対し“事実無根”だと一蹴した。
これに先立ちSUGAは、先月22日に発売したミックステープ‘D-2’の収録曲のうち、‘どう思う?’の導入部に使用されたサンプリングで論難になった。導入部に使用されたサンプリングは、アメリカの似非教主ジム・ジョーンズ(Jim Jones)の音声で、去る1977年の演説で述べた言葉“あなたは死んでも生きるだろう。生きて信じる者は必ず死なないだろう(Though you are dead, yet you shall live, and he that liveth and believeth shall never die)”だ。
サンプリングの事実が後から知られながら一部のファンたちは、SUGAが自身の成果を前面に出した曲に大虐殺を犯した犯罪者のメッセージを使用したことが不適切だと指摘し、論難が広がった。
これに対し所属事務所のBigHitエンターテインメントは、“全世界を対象とした多様なコンテンツを検収する独自のプロセスを通して社会、文化、歴史的に問題になりうる内容を確認しているが、全ての状況を理解しそれに合わせて対応することには限界があることを経験している。今回の場合は事前に認知することができず、これに関連する歴史的、社会的状況に対する理解も不足していた”としながら、不快感を感じた人々に謝罪した。
イ・ジョンホ記者 direct119@mtstarnews.com
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