チョン総理“6日から生活の中の距離置き…危機段階の調整も議論”(総合)
集会や施設も再開
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“閉まっていた施設運営の段階的再開…登校授業・方法は明日発表
45日ぶりに生活防疫の転換…“防疫危険を甘受して活動を再開する折衷案"
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チョン・セギュン総理“生活の中の距離置きに転換”(ソウル=聯合ニュース)キム・スンドゥ記者 = チョン・セギュン国務総理が3日午後、政府ソウル庁舎 中央災難安全状況室 ソウル状況センターで開かれた新型コロナウイルス感染症(コロナ19)対応 中央災難安全対策本部の会議で発言している。2020.5.3 kimsdoo@yna.co.kr
(ソウル=聯合ニュース)イム・ヒョンソプ ソル・スンウン記者 = チョン・セギュン国務総理は、緩和された社会的距離置きの終了予定日を2日後に控えた3日、“これから国民らが見せてくれた高い市民意識を基に、生活の中の距離置きに移行しようとする”と明かした。
チョン総理はこの日、政府ソウル庁舎で主宰した新型コロナウイルス感染症(コロナ19)対応 中央災難安全対策本部(中対本)会議で、“そのようにできる要件になったというのが多くの専門家と自治体、地域住民の意見でもある”とこのように話した。
政府はコロナ19拡散遮断のため、去る3月22日から先月19日までの4週間、高強度の社会的距離置きを施行したのに続き、‘ゴールデンウィーク’が終了する来る5月5日まで、緩和された社会的距離置きを追加で続けてきた。
最近コロナ19の新規確診者数が1桁数を行き来するなど安定勢を見せ、距離置きによる国民的疲労感により、社会的距離置きの施行45日ぶりに生活の中で距離置きを続ける‘生活防疫’への転換を宣言したのだ。
チョン総理は、“水曜日の5月6日からはこれまで閉めていた施設らの運営を段階的に再開し、集会と行事も防疫指針の順守を前提に原則的に許可する”と話した。
チョン総理は続けて、“主要密集施設らに対する中央政府次元の行政命令は勧告に代替する”としながら、“ただ自治体別では条件によって行政命令を維持することもあるだろう”と付け加えた。
チョン総理は、“高い投票率を記録した総選挙から18日が過ぎたが、地域社会の感染が少数で維持されており、集団発生も大幅に減った”としながら、“まだ対内外の危険は依然としてあるが、総じて防疫網内で統制されているというのが防疫当局の評価”と説明した。
続けて、“このように目標にしていた成果を達成できたのは社会的距離置きに積極同参してくれた国民の皆さんのおかげであり、感謝している”と言及した。
さらにチョン総理は、“子供たちの登校授業も順次的に推進する”とし、“具体的な登校授業の時期と方法は明日、教育部長官が申し上げる”と伝えた。
また、“現在のように安定的な状況が維持されるのであれば、保健福祉部と疾病管理本部では危機段階を調整する方案も議論してほしい”と注文し、感染病危機警報段階の下向可能性も共に示唆した。
チョン総理は生活防疫の転換方針と関連し、“このような変化が、危険が無くなったとか安心して日常生活を送っても良いという信号と間違って受け止めては絶対にいけない”と指摘した。
続けて、“これ以上社会的費用と経済的被害を甘受できないため、ある程度の防疫上の危険を甘受しながら経済・社会活動を再開する折衷案であるだけ”だとしながら、“生活の中で距離置きは続けて徹底的に守られなければならない”と強調した。
チョン総理は、“多くの国家らが経済・社会的制限の措置を緩和しているが、日常と防疫の調和はまだどの国も成功していない”とし、“国民参加と協力が後押しされれば、‘K-防疫’が世界の模範になったように、生活の中の距離置きでも世界が注目するモデルを作り出すことができるだろう”と話した。
チョン総理は、“今日発表する(生活防疫)指針が疎く施行過程で混線もあるだろうが、引き続き意見を収斂しながら補完していく”としながら、“新しい一歩を踏み出す大韓民国の挑戦に同参してほしい”と国民らの協調を頼みかけた。
hysup@yna.co.kr