「ウ·ヨンウ『ソドク洞の榎の木』、本当の天然記念物になる」
観光スポットにもなった榎の木が実際の国家指定文化財に
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図全くありません)
「昌原･北部里の榎の木」天然記念物指定が確定
昌原･北部里の榎の木の全景。文化財庁提供
人気の中で放送終了したドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」に登場し話題を集めた「榎の木」が、国家指定文化財である天然記念物になった。
文化財庁は29日に開かれた第8回天然記念物分科 文化財委員会の最終審議で、「昌原･北部里 榎の木」と「大統領府 老巨樹群」の、天然記念物指定を確定したと明らかにした。
文化財庁は10月7日、官報に関連内容を告示する予定だ。
天然記念物に指定された昌原･北部里の榎の木。文化財庁提供
ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」では、「ソドク洞の榎の木」として国内外に広く知られ、話題になった。
「ウ･ヨンウの榎の木」放送終了後にも絶えない足どり
ドラマが終了した後にも、榎の木がある義昌区大山面北部里の東部村には観光客の足が絶えない。
これを受け昌原市は、市民と観光客の村への接近性を高め、駐車の心配なしに「ウ･ヨンウの榎の木」を鑑賞できるよう、シティツアーバスの特別路線を運行する。
この路線は10月16日までの1ヶ月間、月曜日を除く毎日、昌原シティツアー1階バスの乗客を対象に運行される。
午前9時30分に昌原スポーツパーク出会いの広場から1階シティツアーバスに乗り、大山面北部里東部村で降りて「ウ･ヨンウの榎の木」をはじめとする村一帯を見て回り、出会いの広場に戻るコースだ。
毎回先着順40人ずつ募集し、予約人数が8人以上になれば運行する。
チョン·ジンソン昌原市観光課長は、「観光コンテンツと連係したシティツアーバスの特別路線に送って下さった声援に感謝を申し上げる」とし、「今後もヒーリングと体験を兼ね備えた多彩なプログラムを開発し、最小費用で最大の幸福を得られるようにする」と話した。
慶尚南道昌原市義昌区大山面北部村の榎の木。昌原市提供
「大統領府 老巨樹群」も天然記念物に指定
一方、「大統領府 老巨樹群」も天然記念物に指定された。
ここには、大統領府緑地園の中にある盤松1本と緑地園を囲んだ近隣の森にあるエンジュ3本、常春齊前のミズキ1本、與民館前の柳の庭に別に離れている龍柳1本などが含まれる。
大統領府 老巨樹群の全景。文化財庁提供
調査の過程で、「経国大典（巻6公伝、再式編）」、「都城内外 松木禁伐事目（1469）」、「都城地図（18世紀末）」、「京城市街図（1933年）」などの文献を通じて、これらの老巨樹群が約300年保護された樹林地で育った樹木であり、景福宮の後苑から大統領府に受け継がれてきた場所性と歴史性が確認された。
文化財庁側は、「大統領府が文化遺産と自然遺産が調和した複合空間として位置づけられる契機になるものと見られる」と説明した。
