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オミクロン変異の拡散が続いた先週(3.6~12)のコロナ19地域発生確診者数が、直前週(2.27~3.5)に比べ1.4倍増加した。確診者数が増えながら、重症患者数も増加傾向を見せている。
13日、中央事故収拾本部と中央防疫対策本部によると、先週の地域発生確診者数は1日平均28万4730人と、直前週の19万7247人の1.4倍になった。
重症患者数は1日平均1033人と、やはり直前週(761人)の1.4倍である。
重症患者が増加しながら死亡者も増え、先週コロナ19により計1348人が死亡したものと現れた。1日平均193人がコロナ19治療中に死亡したか、死後に確診したものである。
先週のコロナ19死亡者数は直前週(計901人)の1.5倍、2週間前(2.20~26·計541人)の2.5倍水準だ。
政府は今の流行が続いて近いうちにピークに達し、週間平均確診者が29万5千~37万2千人の水準になるものとみている。
防対本が最近、確診者の増加傾向を見せている韓国とニュージーランド、シンガポールをはじめ、すでに流行のピークを過ぎたと評価されるアメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、日本、イスラエルなど9ヶ国の1週間(2.28~3.6)の人口100万人当たりの確診者数を比較した結果、韓国で最も多い確診者(2万9678人)が出たものと現れた。
拡散傾向が続きながら、重症患者、死亡者の増加傾向もさらに続くものと予想される。
重症患者と死亡者数は、新規確診者の増加と通常1~2週間の時差を置いて発生する。
特に最近、感染時の重症率と致命率が相対的に高い60歳以上の確診者の割合が、少しずつ増えている。
全体の地域発生確診者のうち、60歳以上の確診者が占める割合は先週16.2%と、直前週(15.0%)より1.2%上昇した。
また、ワクチン接種対象ではない年齢層が多数含まれた18歳以下の小児·青少年確診者の割合は25.5%と、直前週の24.9%より0.6%上がった。
防疫当局は、確診者数が急速に増加している状況で、確診者がより早く診察を受けることができるよう、今月14日から来月13日までの1ヶ月間、PCR(遺伝子増幅)検査だけでなく、専門家用の迅速抗原検査でも「陽性」が確認されれば確診と認めることにした。
これにより、町内の病院や医院で専門家用の迅速抗原検査を受けて「陽性」が出ると、追加のPCR検査を受けずにコロナ19非対面診療などを受けることができる。
また60歳以上の場合、医療機関の迅速抗原検査の陽性結果だけで、経口用(食べる)治療剤「パクスロビド」の処方を受けることもできる。
それと共に政府は、子どもの確診者の増加に伴い、5~11歳の予防接種も実施する予定だ。5~11歳対象のワクチン接種に対する詳細は、今月14日午後に中央防疫対策本部のブリーフィングで発表される。
(写真=聯合ニュース)