トクスグン(徳寿宮)の正門であるテハンムン(大漢門)の前では、月曜日を除いて毎日11:00、14:00、15:30の1日3回、王宮守門将交代儀式を行っています。「王宮守門将交代儀式」とは、朝鮮時代の王宮で門の開閉や警備、巡回業務などを遂行した「スムングン(守門軍)」の儀式を再現した行事です。英国王室の近衛兵交代儀式に並ぶ華麗で上品な韓国伝統の宮中文化再現行事を専門家の考証を経て、1996年より再現しています。
トクスグン(徳寿宮)での守門将交代儀式は、守門軍の騎馬隊2名がまず先頭に立ち、次いで守門将の引率下にスムンジャン(守門将)、スムングン(守門軍)、スンジョンウォン・ジュソ(承政院注書)、エクチョンソ・サヤク(掖庭署司鑰)、チュイラグン(吹螺軍)の順で総勢78名のスムングン(守門軍)が登場することになります。楽隊である吹螺軍の太鼓の音に合わせてスムングン(守門軍)がみんな到着したところで、交代儀式が本格的に始まります。



