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「教科書で学ぶだけじゃもったいない！」韓国の語学堂には、韓国文化を“体験”しながら学べる特別な授業があります。語学堂の文化授業は学校によって内容も異なり、また授業を受けている級ごとによっても文化体験の内容は異なってきます。今回は留学前にはなかなか知れない文化体験授業について紹介したいと思います
文化体験授業とは
文化授業を併行し韓国文化に対する理解を広げることで、学習効果を向上させるプログラムのことです。
学校ごとに文化授業が行われる回数は異なりますが大体1学期に1～2回実施されることがほとんど。
文化授業の内容も学校はもちろん授業を受けている級や時期によっても異なるので、どのような文化体験ができるのかは運次第です！！
梨花女子大学｜文化授業
もう5年以上も前の話になってしまいますが、私が通っていた梨花女子大学の語学堂・文化授業について紹介したいと思います。
梨花女子大学の文化授業は1学期に1回行われます。
2～5級まで1年間通ったのですが、それぞれ違うところに行き韓国文化について学びました。
文化授業の他にも、韓国語スピーチコンテストや外国人歌謡祭などが開催されていたので比較的イベントの多い語学堂だと思います。
2級ー民俗村
春学期に初めて体験した文化授業は「韓国民俗村（한국민속촌）」に行きました。
語学堂の文化授業では結構定番の場所だと思います
民俗村はソウルからやや離れた龍仁（ヨンイン）市に位置しており、観光バスに乗ってクラスごとに移動しました。
3級ー伝統工芸体験
夏学期には伝統うちわ作りを行いました。
韓紙を貼って仕上げられた韓国伝統のうちわに絵を描く授業だったと思います。
場所が仁寺洞だったので、帰りに近くにある益善洞（イクソンドン）に行って皆でカフェ行ったのが楽しかった思い出です(笑)
4級ー奉恩寺
COEX MALL(コエックスモール)のすぐ横にある韓国仏教の最大宗派の伝統寺院。
ここはパワースポットとしても有名で、観光客も大勢参拝するそうです。
文化授業でここを訪れるまで、江南にこんな大きなお寺があるとは知らなかったです
この授業では、習字を行いました(笑)
5級ーはんこ作り
冬学期には、はんこ作りを行いました。
はんこ作りを行う場所として仁寺洞が有名だと思うのですが、この時は二村駅近くのアジア最大級博物館「国立中央博物館」で体験しました。
韓国の国宝や宝物などが多数展示されている場所なので、はんこ作りが終わった後には博物館で見学をしました
ソウル市立大学｜文化授業
2025年現在ソウル市立大学に通っている学生から聞いたお話なので、最新の文化授業内容をお届けします
ソウル市立大学の場合、１学期に2回の文化授業が行われます。
1回は4時間、残りの1回は8時間の文化体験なので遠出することが多いそうです
2024年秋学期ー景福宮と韓服体験
韓国旅行の際に韓服を着てみた方も多いのではないでしょうか？
なかでも朝鮮王朝の正宮・景福宮は、韓服がいちばん映える定番スポット。石造の回廊や蓮池、雄大な勤政殿を背景に歩けば、時代劇の主人公になったような写真が撮れます。
語学堂の友達達と韓服を着る体験は、旅行との思いでとはまた違った楽しさがありますよね
2024年秋学期ー南怡島
ソウルからバスで1時間30分で着く江原道(カンウォンド)・春川(チュンチョン)市にある半月型の島「南怡島」。
韓国内外から年間300万人以上が訪れる人気観光地で、特に秋～冬にかけて沢山の観光客が訪れます。
韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地としても有名な場所です
ソウルから少し離れているため、なかなか行く機会がないと思うのですが、このように語学堂の文化授業で連れて行ってくれると嬉しいですよね
＜南怡島の基本情報＞
住所：江原特別自治道 春川市 南山面 南怡島キル 1
アクセス：ITX-青春で加平駅へ（龍山・清涼里から約60〜90分）→加平渡し場までバス・タクシー約10分
営業時間：8：00～21：00
休島日：なし
入島料：大人19,000ウォン／青少年16,000ウォン／子ども13,000ウォン（往復フェリー込み）
2024年冬学期ーはんこ作り
韓国の伝統はんこ作り。
作り方の説明も全て韓国語なので、韓国語の勉強にもなります
2024年冬学期ー華川ヤマメ祭り
華川（ファチョン）が寒さで凍りつく時期である毎年1月に開催され、「渓谷の女王」と呼ばれるヤマメを、氷の穴から直接捕まえるちょっと変わったお祭りです。釣ったヤマメは会場で串焼きなどにして食べることもできます
韓国ではとても有名なお祭りで、世界4大冬祭りにも認定されています。
私も一度行ってみたいのですが、華川（ファチョン）はソウルからバスで3時間ほどと結構遠い＆時期が限られていることもあり、なかなか行けず…
文化授業で参加できるなんて…！羨ましいです
2025年春学期ー民俗村
伝承されてきた韓国の生活文化や風習を学べるところなので、やはり民俗村の文化体験は定番です。
写真にもあるように、韓国の伝統的な公演も見れたりイベントがあるのも魅力的な場所。
約20万坪というかなり広大な野外博物館です。
ソウル市立大学では、民俗村での動画作成の課題が出たそうです
2025年夏学期ー国立国楽院
韓国の国楽を追求している場所「国立国楽院」。
伝統音楽・伝統舞踊などの保存、伝承、普及、発展に努めている場所です。
楽器演奏やパンソリなどの公演が観覧出来たり、教育プログラムや体験プログラムに参加出来たりもします
2025年夏学期ーロッテワールド
ロッテワールドは韓国を代表するテーマパークで、世界最大級の室内テーマパークです。
週末に行くとかなり混み合うので、文化授業で平日に行けるチャンスがあるのは良いですね
2025年秋学期ーソウル城郭(漢陽都城)ガイドツアー
朝鮮時代の城壁・城門が残っている場所「ソウル城郭」。
歴史上価値の高いものとされる「史跡 第10号」にも指定されています。
ソウル城郭はなんと1周18キロ！
城郭の要所には４大門の城郭門が設置されており、知らない人はいないであろう東大門の「興仁之門(フンインジムン)」や、南大門の「崇礼門(スンネムン)」がその大門にあたります。
1周約18キロ
2025年秋学期にはビール工場見学に行くそうで、ソウル市立大学の文化体験はかなり楽しそうなのが印象的でした
まとめ
梨花女子大学とソウル市立大学の文化体験授業について紹介しました！
比べてみると内容が全然違いますよね
今後学生から文化授業について聞く機会があれば追記したいと思います。
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