韓国でリメイクされた日本映画
意外に知られていないものも!韓国でも人気を誇る日本の映画たち
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2020年年末に映画『조제(ジョジェ)』(日本原題:『ジョゼと虎と魚たち』)がハン・ジミン、ナム・ジュヒョク主演となって韓国でリメイクされ人気を誇っています
今回、日本映画が韓国でリメイクされたものってどれだけ多いんだろうと気になったので一部、調べてみました。
韓国国内でどれだけの興行数を叩き出したのかも一緒に見てみましょう
韓国でリメイクされた日本映画
日本原題:遊びの時間は終らない
韓国題:바르게 살자 (正しく生きよう)
韓国内興行数:2,190,250人
原作は都井邦彦作家の小説で、1985年に日本でテレビドラマ化、1991年に映画版が公開されました。
韓国では2007年にリメイク版が公開されました。
融通のきかない真面目な警官が、警察の予行演習で銀行強盗役演じたことから巻き起こる大騒動を描いたコメディー映画
公開当時、無表情な演技で人気となったチョン・ジェヨンが韓国人の間で受け、たくさん愛されました。
日本の原作はかなり昔の映画なので、どちらもまだ見たことがない方には最近でも思いっきり笑いたい時に推薦される韓国リメイク版を見てみるのもおススメします
日本原題:いま、会いにゆきます
韓国題:지금 만나러 갑니다 (今会いに行きます)
韓国内興行数:2,602,273人
市川拓司作家によるファンタジー恋愛小説が原作で、2004年に日本で映画化されました。
その翌年に韓国で日本版が韓国語字幕で公開され、瞬く間に人気映画になりました
ソン・イェジンとソ・ジソプ主演で2018年に韓国リメイク版が公開され、日本版を見て内容を知っている韓国人が多いのにもかかわらず大ヒット!
ストーリーは原作に忠実ですが、主人公2人のコミカルな学生時代は見ものです「期待感を裏切らない映画!」との声が多いです。
日本原題:リトル・フォレスト
韓国題:리틀 포레스트 (リトルフォレスト)
韓国内興行数:1,505,560人
五十嵐大介作家による日本の漫画作品、本作を原作とし『夏/秋』『冬/春』の2部作が日本で映画化されましたが、韓国リメイク版では冬から1年が過ぎ再び冬になるまでが1作品で描かれています。
日本の原作版では、何とも日本の映画らしい真面目で静かな雰囲気がたっぷり詰まっていて日本食が大好きな韓国人にも愛される作品でした
韓国リメイク版では明るく楽しくもありながらどこか寂しい雰囲気もある作品に仕上がっています。
スローフードと自然から得て大切に料理をする姿にヒーリングを感じる映画として公開から3年経った今も多くの人に愛されています
原作も韓国リメイク版も、やっぱりお母さんが憎い...ㅋㅋㅋ
日本原題:ゴールデンスランバー
韓国題:골든 슬럼버 (ゴールデンスランバー)
韓国内興行数:1,387,508人
伊坂幸太郎作家による小説を映画化した作品で日本では2009年に公開、韓国では2017年にリメイクされて公開されました。
韓国ではカン・ドンウォンが主役を、ハンヒョジュが助演を務めるとのことで公開される前からとてつもない期待を背負っていた作品です
当時韓国の名節に合わせて公開されましたが、名節と合わない雰囲気から期待以上に興業が伸びませんでした
実は、映画にカンドンウォンを撮影しているスタッフが映り込んでしまっていることでも有名...
どこのシーンか探してみてください!
日本原題:鍵泥棒のメソッド
韓国題:럭키 (ラッキー)
韓国内興行数:6,975,290人
2012年に日本で公開し多くの賞を受賞、韓国版も個性ユ・ヘジン、MBLAQ出身の俳優イ・ジュン主演でリメイクされ、観客動員数690万人という大成功を成し遂げました
原作よりもコメディ感が強くなっていて重くなく、軽やかで本当にずっと楽しめながら見ることができます。
テレビの映画チャンネルでも最近もたくさん再放送をしていて人気があるほどですが、原作が日本だということを知らない人が多いのも事実です。
日本原題:容疑者Xの献身
韓国題:용의자 X (容疑者X)
韓国内興行数:1,552,055人
原作は東野圭吾作家の推理小説で2008年に日本で映画化、韓国では2012年にリメイク版が公開され、2017年には韓国以外でも中国でもリメイクされた人気推理映画。
東野圭吾の小説は韓国でも有名で名前を聞いたことがないという人は珍しいほどです。
小説を読んでから日本版を見て、韓国リメイク版を見たという人も少なくはないと思います。
日本版、韓国版の大きな違いは作品の温度にあると思います
日本版ではシックでクールな印象があるとしたら、韓国リメイク版は演技が熱いと言うか、力が入っている感じがします。
どちらも面白いことには変わりないので、ご覧になっていない方はぜひ見てみてください
日本原題:世界の中心で、愛をさけぶ
韓国題:파랑 주의보 (波浪注意報)
韓国内興行数:328,538人
原作は片山恭一作家の青春恋愛小説、ドラマや映画だけでなく漫画家やラジオドラマ化もしている大人気作品ですね。
韓国でも原作の日本映画が多くの人から愛さました
2005年に世界的な映画監督のもと韓国でリメイク版が作られ話題になりました。
ソン・ヘギョの映画デビュー作でもありましたが、なんせ原作の印象が強すぎるために観客動員数32万人という成績で失敗に終わってしまった残念な作品です。
日本原題:カンナさん大成功です!
韓国題:미녀는 괴로워 (美女はツライ)
韓国内興行数:6,081,480人
鈴木由美子作家の漫画が原作のこちらの映画は2006年に韓国で映画化され、その人気から2008年に日本で映画化された珍しいケースの作品です
映画『神と共に』を手掛けたキム・ヨンファ監督の作品で当時は観客数600万人を超えた大人気、超話題の映画でした。
この映画のostもかなり人気があり、主演のキム・アジュンがピッタリ役にはまっていて彼女のための映画だと言っても過言ではないとの評価を受けました
最近は韓国の原作ドラマや映画が日本でもリメイクされることが多くなってきましたよね!
似ている国同士、好かれる物語や好評を受けるストーリーが似ているのかもしれません
まだまだたくさん、韓国でリメイクされたものがあるので見比べてみると面白いかもしれません
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