仁川空港の現状
仁川空港が空の街になっている現状。AREXが停止し、店舗も閉鎖...入国者数は97%以上減少。
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新型コロナウイルス感染症の流行により、世界のほとんどの国は、海外からの入国制限または封鎖状態に陥っており、経済貿易や民間交流はほとんど途絶えています。
世界最多旅客数の空港トップ20でランクインした、韓国の仁川(インチョン)国際空港も、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、今は閑散としています
今回は去年までは混雑していたはずの、ソウル駅から仁川空港までの現状をご紹介します。
仁川空港のこの瞬間を実際に見てみましょう。
仁川空港の現状
撮影日:2020年08月
多くの方がソウルから仁川空港まで行くときに「空港鉄道 A’REX」を利用されると思いますが、4月以降AREXは直通運行を中断停止しており、各駅停車の普通列車のみが運航しています。
ご利用の際には注意してください。
仁川空港に到着すると、「海外入国者空港鉄道利用制限」という案内標識があり、「コロナ19により空港鉄道の利用はできません。他の交通手段の利用をお願いいたします。」とあります。
また地下鉄の切符売り場では、韓国に入国した人は感染を避けるため、公共交通機関の利用を禁じるという案内文も貼られていました。
仁川空港の出国場に向かう通路もがらんとしていて、一部のチェーン店以外ほぼすべての店が営業を中断しています。
昨年の今頃に海外旅行に行った時には、仁川空港は人でいっぱいだったので、今と比べると本当に悲しいです...
航空便も最低限の輸送を維持しています。
各国の路線もほとんど1つの航空会社しか運航していません。
この場所を覚えていますか?
入国ロビーにはいつも人が出入りしていて、椅子もたくさんあった場所です。
コロナウイルスの影響で一定の距離を取らなければならないので、ここにはもう店も、観光客も見当たらなくなってしまいました。
出国ロビーの方向に歩いて行くと、もっと悲惨でした。
仁川空港がこんなにがらんとしているのは初めて見ます。
前年通りだったら海外に行くのを楽しみにしている韓国人や、韓国でたくさん遊んで母国に帰る観光客たちがいますが、今は誰もいません。
現在、韓国のマスクの輸出制限は手荷物のうち、自己使用目的の最大30枚まで(受託手荷物禁止)となっています。
ほとんどのお店や銀行も閉鎖されており、この状況が4〜5ヶ月も続いていることが分かっています。
これは仁川空港だけでなく、ソウルや釜山などの観光地にも当てはまります。
韓国の出入国状況
韓国法務省が収集した出入国データ(4月更新)によると、4月に韓国に入国した外国人の数は34,544人で、昨年同期の1,560,353人から97.8%も減少したそうです。
最近更新された韓国への入国者数(外国人および韓国人を含む)は、毎日4,000人前後を維持していますが、同時に海外からの入国者が感染しているというリスクも高まります。
そのため韓国は、一部の感染リスクが高い国に対して、ビザの発給の制限、入国外国人の集中検疫所の費用増加、入国時に診断を受ける際の医療費負担などの措置を取ることにしました。
一方、観光客を頼りにしている済州観光協会によると、中国人観光客に対するビザの発給が中断した2月4日以降、観光客は昨年同期よりも95.8%減り、4月には99.2%までに減少しました。
(日本人に対しては3月9日にビザ免除処置を停止)
多くの商人たちは、雪だるま式に増えていく経済的損失は想像を超えていると政府に叫んでいます。
しかし、無給で休職するよりは、失業手当を発行した方がより現実的なのが現状です。
以上、現在の仁川国際空港への訪問写真と、最近深刻な影響を受けている韓国の観光産業に関するニュースをご紹介しました。
国内外の新型コロナウイルス感染症の流行が少しずつ緩和され、一日も早くこれまでの生活が送れるようになることを願っています。
ここまで、仁川空港の現状についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、
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