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2020年にも別れを告げ、新しく2021年を迎えて、韓国ではたくさんの新しい法律やシステムが導入されました。
今回は、今度韓国に来る時の為に知っておきたい、韓国の新しい法律についてご紹介します!
2021年韓国の新しい法律
1. 最低賃金の引き上げ

2021年、韓国で生活する人と最も関連性の高い新しい法律は、最低賃金の引き上げです。
最低時給が₩8,590から₩8,720(約1.5%)に引き上げられましたが、韓国では二つの派閥間で論争が起きています。
自営業者たちはコロナの状況下で大変な中、賃金をさらに引き上げなければならず、労働者たちは雇用機会が減少しています…両方の立場を考えなければならない政府はジレンマを抱えているようです。
2. 都心の時速制限

2021年4月から混雑した地域での交通事故を減らすための措置として、歩行者の多い都市住居地域や商業地域、工業地帯などで、車の速度制限が一般道路は時速50キロ、住宅街などでは時速30キロまで引き下げられました
3. 大きな刺青があっても軍隊に入らなければならない

韓国の男性は学歴に関係なく、兵役判定の検査を受けて1~3等級と判断されれば、現役軍人の入隊対象者に分類されます。
以前は、体に大きな刺青がある人は4等級(社会奉仕要員)の判定を受けていましたが、この基準は2021年に無くなります。
たとえ体に広範囲の刺青があっても、現役軍人として判断されます。
4. 韓国軍人の賃金引き上げ

一般人の最低時給の引き上げに加え、韓国軍人の給与も昨年と比較して2021年に12.5%引き上げられます。
兵長の給与は月額₩54,900から₩608,500に増加し、二等兵の給与は₩408,100から₩459,100に増加しました。
5. 地下鉄の空気品質検査

2021年4月から、韓国のすべての地下鉄駅構内の空気の質(超微粒子物質濃度)をリアルタイムで測定し、同時にインターネット上で公開されます。
6. 高校以下の学費全額免除

もともと一部の自治区で実施されていた高校の授業料免除制度は、2021年から韓国全土に拡大されるとともに、小・中学生も対象となり、12年間の教育授業料は政府が全額負担します。(私立学校は対象外)
7. 芸術文化貢献者は入隊を延期することができる

韓国ではスポーツ大会で世界的な栄誉を獲得すれば兵役が免除されますが、韓国文化を代表するKPOPアーティストとして、彼らが世界クラスの賞を受賞した場合は、同じ原則をなぜ適用できないのでしょうか?
これは以前から韓国で絶えず続いている論争でした。
数年にわたる議論の末、現在は兵役を免除することは不可能ですが、国家地位強化に寄与した文化的および芸術的人物である場合、軍隊への入隊を延期することができるという結論が出ました。
8. 5歳以上は保護者同伴の異性銭湯利用

韓国でチムジルバンはとても一般的な施設で、家族だけでなく親しい友達とも一緒に行きます
ですが、母親が子ども(男)をチムジルバンに連れて行った場合、女湯に連れて行ってもいいのでしょうか?
この問題への規定が、2021年から異性の入浴年齢は5歳未満に引き下げられました。
5歳以上の場合は他の家族に必ず同性の銭湯に連れて行かなければいけません。
以上、2021年の韓国の新しい法律の紹介でした。
他にもここ2年ほどの間にいろいろ新しい法律が生まれています。
- 大型マートの無料段ボール廃止
- 化粧品にはアレルギー成分表示が必要
- 韓国パスポートのデザイン変更
- お酒ボトルに女性芸能人の写真が入った酒類広告禁止
- 無料のビニール袋廃止
- バスでの飲食禁止
- 店内でのプラスチック容器の使用を禁止
などなど。次回韓国に訪れる時の参考にしてください
ここまで、2021年の韓国の新しい法律についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。

