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Cuisine.K Project「Belong」訪問記 | ソウル・江南で味わう全10品

6か月限定のポップアップで、韓国の旬を味わう。「開花」コースを実食しました

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CHAERIN MOON
23 days ago
Cuisine.K Project「Belong」訪問記 | ソウル・江南で味わう全10品

韓国では、季節が移り変わると食卓に並ぶ料理も変わります。

その時季にいちばんおいしい食材を味わうのも、韓国の食文化の楽しみのひとつ。そんな韓国の季節と食文化に一度の食事で触れられるのが、ソウル・江南にあるCuisine.K Projectです。

今回訪れたのは、韓国を代表する食品企業・CJ第一製糖が運営するCuisine.K Projectの第10弾ポップアップレストラン「Belong」。

Cuisine.K Projectは、韓国料理を手がけるシェフの育成と、新たな韓国料理の可能性を広げる取り組みです。シェフやコンセプトを変えながら、さまざまなポップアップレストランを展開しています。

Belongを手がけるのは、第3期のポップアップで好評を博したシン・ヨンウシェフ。海外のミシュラン掲載レストランで経験を積み、Cuisine.K Projectに戻ってきました。営業は約6か月間、予約は1日6名限定です。

韓国の旬の食材と食文化を、香りや一皿ごとのつながりで表現する全10品のコースが楽しめます。

私も実際に10品のコースを味わってきました。店内の雰囲気から一皿ずつの料理まで、詳しくご紹介します。

山芋タラクの一皿


👇 営業情報・予約方法・キャンセル規定・注意事項は、下の店舗情報をご確認ください。👇


Cuisine.K Project「Belong」|おすすめのポイント

カウンター越しに説明するシェフ

  • CJ第一製糖が運営するCuisine.K Projectの第10弾「Belong」は、約6か月間だけの期間限定ダイニングです。
  • 海外のミシュラン掲載レストランで経験を積んだシン・ヨンウシェフが、韓国の旬と食文化を全10品のコースで表現しています。
  • スジェビ、アグチム、パンチャン(おかず)、ファチェ、小豆粥など、韓国で親しまれている料理を、いつもとは違うスタイルで味わえます。
  • 1回の定員は最大6名。小さなティールームのような空間で、落ち着いて食事を楽しめます。
  • シェフが料理や食材を英語で説明してくれるので、韓国料理に詳しくなくても、一皿ごとの特徴を知りながら味わえます。
  • 記念日の食事には、事前の相談により、可能な範囲でメッセージを添えるレタリングなどに対応。お酒の持ち込み(コルケージ)もできます。
  • 韓国のレストラン予約サービス「Catchtable(キャッチテーブル)」では、Cuisine.K Projectの累計レビュー評価は4.9。韓国でひと味違う韓国料理を楽しみたい方にもおすすめです。

Cuisine.K Project「Belong」|小さなティールームのような空間

ボトルが並ぶ店内の棚

店内は小さなティールームを思わせる、落ち着いた空間。すっきりとしたしつらえで、ゆったりと過ごせます。


店内のカウンター席

食事が始まると店内の照明が少し落とされ、テーブルの上を照らす光に、自然と料理へ目が向きます。


棚に並ぶドリンク

静かに流れるアンビエント音楽や、ところどころに飾られたオブジェ、照明も心地よく、一皿と次の一皿の間にも、ほっとひと息つけました。

コースの所要時間は約2時間〜2時間30分。次々と食べ進めるのではなく、一皿ずつゆっくり味わえる雰囲気です。

最大6名という少人数だからこそ、シェフとの距離が近いのも魅力。目の前でソースを添えたり、盛り付けを仕上げたりする様子を眺められます。料理がテーブルに届くまでのひとときも、楽しみのひとつでした。


Cuisine.K Project「Belong」|韓国の季節を味わう全10品「開花」

今回いただいたディナーコースの名前は「開花」です。

花が咲くことを意味する「開花」。最初の一品もこの言葉から着想を得て、香りをじっくり楽しめるように仕立てられています。

全10品には、旬の魚や韓国のきのこをはじめ、スジェビ、アグチム、パンチャン、ファチェ、小豆粥など、韓国の食材や料理が登場します。

一皿ずつ味わううちに、韓国の季節と食のつながりが見えてくるのも、このコースの面白さです。


01. 柚子の器(ユジャダンジ)

ホタテの貝柱・済州島産大根・柚子

ユジャダンジの器

「開花」の幕開けを飾る一品です。


ユジャダンジの盛り付け

ホタテの貝柱に済州島産の大根と柚子を合わせ、ひと口目から香りを楽しめる仕立てに。柚子の香りが、これから始まるコースへの期待を高めてくれます。


02. ムルフェ

アジ・きゅうり・しょうが

ムルフェの一皿

ムルフェは、刺身と野菜を合わせて味わう韓国料理です。

Belongでは、冬のアジにきゅうりとしょうがを合わせ、独自のムルフェに仕立てています。

韓国では、魚もいちばんおいしくなる時季を大切にします。旬のアジを使ったこの一品からも、コースのテーマである季節感が伝わってきました。


ムルフェを盛り付ける様子
ムルフェを仕上げる様子

シェフが目の前で仕上げてくれるので、一皿が完成するまでを間近で見られます。


料理を仕上げるシェフ

料理にまつわる話や食材、味の特徴を毎回英語で説明してくれるのも印象的でした。韓国語がわからない旅行者でも、料理を知りながら楽しめそうです。


03. 山芋タラク

ウニ・山芋・くるみ

山芋タラクの一皿

山芋で作った冷たいタラクに、ウニとくるみのソースを添えた一品。韓国でも親しまれている山芋に、ウニとくるみを組み合わせています。


山芋タラクにオイルを添える様子

仕上げには、目の前でくるみオイルをひとかけ。風味がいっそう豊かに感じられました。


山芋タラクをスプーンですくう様子
スプーンにのせた山芋タラク

ウニを添えた山芋タラク

ウニはなめらかでクリーミー。ほのかな磯の香りがあり、香ばしいくるみのソースともよく合っていました。


04. 旬のきのこ

韓国産きのこ・ぎんなん

旬のきのこの一皿

韓国で旬を迎えた数種類のきのこと、銀杏を使った一品です。


きのこの料理と付け合わせ

種類の異なるきのこを、3つの層に仕立てています。


きのこの料理と付け合わせ

身近なきのこが、ひと皿のコース料理としてどんな姿になるのか。その工夫も楽しめます。


05. 手作りスジェビ(韓国すいとん)

ほうれん草・大エビ・ねぎ

スジェビとパン

スジェビは、小麦粉の生地を手でちぎってスープに入れる、韓国でおなじみの料理です。


スジェビにソースを添える様子

スジェビを盛り付ける様子

Belongでは、スジェビにエビのつみれ餃子(クルリムマンドゥ)を組み合わせ、海風を受けて育ったほうれん草のソースを添えています。

普段は気軽な食事として親しまれるスジェビが、ファインダイニングではどんな一皿になるのか。いつもの料理との違いを想像しながら味わうのも楽しいですね。


スジェビを仕上げる様子
スジェビにソースをかける様子
スジェビに飾りを添える様子

シェフが細かな盛り付けを一つずつ仕上げていく様子は、まるで作品が完成するまでを眺めているようでした。


カウンターでシェフと話す様子

スジェビをすくう様子

ほうれん草のソースを合わせたスジェビ

もちもちのスジェビと、やわらかなエビのつみれ餃子に、ほうれん草のソースがよく絡みます。


添えられたパンを割る様子
パンとスジェビを味わう様子

残ったソースは、添えられたパンにつけていただきました。最後まで、ソースの濃厚な風味を楽しめました。


06. アグチム(アンコウの蒸し煮)

アンコウ・アンコウの肝・ししとう

茶器に盛り付けたアグチム

アグチムは、アンコウを使った韓国の代表的な料理のひとつです。


アグチムにソースを添える様子

Belongでは、アンコウとその肝、ししとうを蒸し、韓国味噌のテンジャンを使ったオランデーズソースと、温かいアンコウのだしを添えています。


アグチムにだしを注ぐ様子

韓国料理でおなじみのテンジャンとオランデーズソースの組み合わせが新鮮で、知っていたアグチムとはまた違う楽しみ方ができました。


アグチムの器のふたを開ける様子
アグチムをすくう様子

茶器のような小さな器で出てくるのも印象的です。


アグチムの盛り付け

やわらかなアンコウに、テンジャン入りのオランデーズソースの香ばしいコクと温かなだしが重なり、奥行きのある味わいでした。


07. 鴨の藁火焼き

鴨・コチュジャン・パンチャン(おかず)

鴨の藁火焼きの一皿

この一皿では、韓国の食卓に欠かせないパンチャンの文化にも触れられます。


鴨肉の断面と付け合わせ

コチュジャンを塗って2週間乾燥させた鴨に、3種類のパンチャンを添えて提供。お店でも、韓国のおかず文化を伝える一品として紹介しています。

韓国では、メイン料理だけを食べるのではなく、いくつものおかずを添えて一食を楽しむことがよくあります。

味だけでなく、韓国の食卓のあり方にも触れられる一皿です。


08. ファチェ

済州島産柑橘・農園のハーブ・ジャスミンティー

柑橘を使ったファチェ

メインの後は、ファチェをいただきます。

ファチェは、果物などを使った韓国のデザートです。

ここでは、済州島産のさまざまな柑橘に、農園のハーブとジャスミンティーを合わせ、香り豊かに仕立てています。


09. 白い小豆粥

ヒンナレパッ・ソゴクジュ

白い小豆粥の盛り付け

小豆粥は、韓国で特に冬によく食べられる料理です。


白い小豆粥の器

この一品に使うのは、赤い小豆ではなく「ヒンナレパッ」。韓国の伝統酒「ソゴクジュ」と合わせ、冬のおやつとして親しまれる小豆粥をデザートに仕立てています。


10. フルーツバスケット

旬のフルーツ

かご型の器で提供されるフルーツ

全10品のコースを締めくくるのは、旬のフルーツです。


フルーツバスケットの盛り付け

フルーツとペアリングのドリンク

その時季のフルーツをシャンパンシロップに漬け込み、食事の最後にいただきます。


Cuisine.K Project「Belong」|料理の香りに寄り添うペアリング

グラスに飲み物を注ぐ様子

Cuisine.K Project「Belong」では、コースに合わせたドリンクのペアリングも選べます。

お茶を中心に楽しむTea Pairing、韓国の伝統酒とワインを組み合わせたFull Pairing、主な料理に合わせたHalf Pairingが用意されています。


ペアリングの飲み物を注ぐ様子

Tea Pairingは「サンスファ ティーハウス」との取り組みによるもの。Full Pairingは韓国の伝統酒とワインを組み合わせ、Half Pairingはミシュラン星付きレストランで経験を積んだソムリエが選んでいます。

香りと一皿ごとのつながりを大切にするBelong。料理に合わせて、どんな飲み物が登場するのかも楽しみのひとつです。


Cuisine.K Project「Belong」|英語の説明で料理への理解も深まる

料理を丁寧に仕上げるシェフ

韓国料理のファインダイニングが初めてなら、スジェビやソゴクジュ、パンチャンなど、聞き慣れない名前もあるかもしれません。

Belongでは、シェフが料理や食材について英語で説明してくれるので、一皿ずつ内容を知りながらコースを楽しめます。

なぜこの食材を使うのか、韓国ではどのように食べられているのか。ただ味わうだけでなく、そんな背景にも触れたい方におすすめです。


Cuisine.K Project「Belong」|記念日のディナーにも

1回の定員は最大6名。静かな雰囲気で食事を楽しめるので、デートや記念日のディナーにもよさそうです。

記念日に訪れる場合は、事前に相談すると、可能な範囲でメッセージを添えるレタリングなどにも対応してもらえます。

お酒の持ち込み(コルケージ)もできるので、特別な日のために用意した1本と一緒に食事を楽しむこともできます。

ソウル旅行中に誕生日や記念日を迎える方は、予約時に相談してみてください。


Cuisine.K Project「Belong」|行き方

宣陵駅1番出口宣陵(ソンルン)駅1番出口を出ます。お店までは徒歩約7分です。

駅から続く並木道

そのまままっすぐ進みます。

右折する路地

写真の路地を右に曲がります。

路地を直進する道順

路地をまっすぐ進みます。

左折する交差点ここで左に曲がります。

お店へ向かって直進する道

さらにまっすぐ進みます。

Cuisine.K Projectの外観と入口

Cuisine.K Projectに到着です!

FAQ
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