韓国の穴場スポット・公州(コンジュ) | 百済の歴史・公山城・栗グルメを巡る旅行ガイド(2026年)
熊津百済の歴史が残る公州で巡る公山城・王陵園・韓屋村・市場・栗グルメと日帰りモデルコース
- なぜ今、公州なのか?
- 百済の歴史をたどるスポット
- 公州らしい風景とローカルグルメ
- おすすめモデルコース
- お得に旅するなら今がチャンス!「忠清南道トラベルフェスタ」開催中
- ソウルからの行き方と現地での移動
ソウルから日帰りで訪れることができる公州(コンジュ)は、かつて百済の都「熊津(ウンジン)」が置かれた歴史の街です。雄大な錦江(クムガン)を見下ろす公山城(コンサンソン)をはじめ、百済の歴史を物語る世界遺産がコンパクトな街の中に集まっています。
実際に歩いてみると、城壁の上から望む美しい風景はもちろん、趣のある韓屋の街並みや活気あふれる市場など、歴史だけではない公州の魅力にも出会えました。名産の栗を使ったスイーツや、地元で親しまれている個性豊かなローカルグルメも楽しみのひとつです。
今回は、編集部が実際にソウルから日帰りで巡ったスポットを中心に、おすすめのモデルコースからアクセス方法までまるっとご紹介します。歴史と街歩き、グルメを一度に楽しめる公州へ出かけてみませんか?
なぜ今、公州なのか?
公州ならではの魅力は、百済の歴史を「見る」だけでなく、実際に歩きながら身近に感じられることです。博物館の展示を眺めるだけではなく、かつての城壁を歩き、王陵の静かな空気に触れることで、遠い時代の出来事が少しずつ現実味を帯びてきます。
また、歴史スポットと現在の街が切り離されていないのも、公州の面白いところ。史跡から少し歩けば、地元の人々が行き交う穏やかな日常が現れ、観光地を巡るというよりも、街全体をゆっくり歩いて楽しむような時間を過ごせます。
歴史に詳しくなくても、景色や街の空気を味わうところから楽しめる公州。慌ただしい都市観光を離れ、ひとつの街を自分のペースでじっくり巡りたいときにおすすめの日帰り旅行先です。
百済の歴史をたどるスポット
公山城
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公州の街を見下ろす公山城は、かつて百済の王城だった歴史ある場所です。山の地形を活かして造られているため、実際に城壁に沿って歩いてみると、想像以上に傾斜がありました。
正門の錦西楼(クムソル)から中へ入り、少し息を切らしながら城壁の上まで登ると、一気に視界が開けます。眼下にはゆったりと流れる錦江と公州の街並みが広がり、下から眺めるのとはまったく違ったそのダイナミックな景色に、思わず足を止めて見入ってしまいました。
歩き疲れたら、城壁の要所に佇む公山亭(コンサンジョン)などの伝統的な東屋でひと休み。靴を脱いで腰を下ろし、川の流れを眺めながら心地よい風に当たっていると、歩いた疲れも自然と和らいでいきます。「世界遺産・歴史スポット」と聞くと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、実際には景色のよい大きな公園を散歩するような感覚で楽しめました。
城壁をぐるりと一周すると1時間ほどかかり、それなりに体力を使います。時間に余裕がない日帰り旅なら、正門から景色のよい高台までを往復するだけでも十分。歩きやすいスニーカーを履いて、ランチ後の散歩を楽しむような気持ちで訪れるのがおすすめです。
公州 武寧王陵と王陵園(旧 宋山里古墳群)
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公山城と並び、公州の百済史を語るうえで外せないのが、武寧王陵と王陵園です。ここには熊津時代の王や王族の墓が集まっており、中でも武寧王陵は、約1,450年にわたって盗掘を免れ、ほぼ当時の状態で発見されたことで知られています。墓の主が武寧王と王妃であることも判明し、百済史研究における貴重な発見となりました。
保存のため実際の王陵内部には入れませんが、敷地内には熊津百済歴史館や、王陵内部を原寸大で再現した展示施設があります。精巧に組まれたレンガ造りの壁や幾何学模様を間近で見ることができ、まるで古代の王陵に足を踏み入れたような臨場感がありました。
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熊津百済歴史館には、百済時代の衣装をまとった自分が画面上に映し出される体験型展示もあります。画面を操作しながら、普段はなかなか着る機会のない衣装を好きに選んで気軽に試せるのが面白く、予想以上の盛り上がりに。歴史館でのハイライトのひとつになっていました(笑)。
展示を見たあとは、緑豊かで静かな園内をゆっくり散策。王陵の構造や発見の経緯を知ってから歩くと、一つひとつの古墳もより印象深く見えてきます。公山城とあわせて巡れば、熊津時代の公州をより立体的にたどることができます。
国立公州博物館
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王陵園を巡ったあとは、すぐ近くにある国立公州博物館へ。館内には、武寧王陵から出土した国宝を含む貴重な遺物が数多く展示されています。
中でも注目したいのが、武寧王と王妃の金製冠飾や、王権を象徴する華やかな遺物の数々。王陵園の展示施設で再現模型を見たあとに、ここで本物の輝きを目にすると、「約1,450年間、これらが手つかずのまま眠っていたんだ」と、その歴史の重みに圧倒されます。
これほど充実した展示を見られるにもかかわらず、通常の観覧料は無料(韓国の国立博物館はどこも太っ腹)。王陵園とあわせて訪れることで、武寧王陵や百済の文化をより深く理解できます。
公州らしい風景とローカルグルメ
公州韓屋村
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王陵園や国立公州博物館を巡って少し足が疲れてきたら、すぐ近くにある公州韓屋村でひと休み。全州韓屋村のような観光地特有の混雑もなく、伝統的な韓屋が静かに立ち並ぶ落ち着いた雰囲気が魅力です。瓦屋根を眺めながらゆっくり歩くだけでも穏やかな気持ちになれます。
敷地内で特におすすめなのが、100%天然の錦江温泉水を使った誰でも利用できる無料の足湯。歩き疲れた足を温かいお湯に浸しながら、端正な韓屋の瓦屋根や風景をのんびり眺める至福の時間を過ごせます。ふらっと立ち寄りたくなる、癒やしの休憩ポイントです。(2026年9月15日より改修工事のため運営が一時中断されています)
公州で1泊する場合は、韓屋の宿に泊まってゆっくり過ごすこともできます。もちろん、宿泊しなくても敷地内の散策や足湯は楽しめるため、日帰り旅行でも気軽に立ち寄れます。足湯には休場日や営業時間があるので、訪れる前に公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。
公州メタセコイア並木道
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歴史スポットが中心の公州ですが、少し足を延ばすと、爽やかな緑に包まれた「メタセコイア並木道」があります。約500mにわたって背の高い木々がまっすぐに並び、どこを切り取っても絵になるような景色が続く、ロマンチックな写真スポットです。
新緑の季節には鮮やかなグリーン、秋には深みのあるレンガ色へと表情を変えるのも見どころ。木漏れ日の中を歩いていると、自然に囲まれた心地よい開放感を味わえます。木々の間にはベンチも設置されているため、風を感じながらひと息つくのにもぴったりです。
ただし、中心部からは車で10〜15分ほど離れており、バスの本数も少ないため、タクシーを利用するか、車で巡る際のルートに組み込んで立ち寄るのがおすすめです。
公州山城市場
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公山城のすぐ近くにある公州山城市場は、野菜や乾物、惣菜などがずらりと並ぶ昔ながらのローカル市場。公州の人々のリアルな日常を感じながら散策できる、活気あふれる場所です。
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ここでのお目当てのひとつが、韓国人の間で密かに話題となっているご当地Tシャツ。公州名物の栗がポップに描かれたレトロ可愛いデザインで、編集部みんなでちゃっかりおそろいを購入。その場で着替えて散策しましたが、旅の気分も一気に高まり、買って正解でした。
もうひとつ見逃せないのが、市場内にある人気の伝統餅店「プジャトッチッ(부자떡집)」。入口には韓国のグルメガイド「ブルーリボンサーベイ」のステッカーがいくつも貼られており、噂通りの大行列でした。名物の栗が入ったお餅は、並んででも味わいたいおいしさ。ただ、餅が固くなってしまうため賞味期限が購入当日ということで、お土産には向かないので注意…!
名物を味わい、旅の記念になる一着まで見つかった、印象に残る市場散策になりました。
公州の栗スイーツ(ベーカリー栗の村)
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公州を訪れたら味わいたいのが、特産品の「公州栗」を使ったスイーツです。街中には栗スイーツを扱うカフェやベーカリーが点在しており、公山城のすぐ目の前にある「ベーカリー栗の村(베이커리 밤마을)」もそのひとつ。多くの人で賑わう人気店と聞き、立ち寄ってみました。
編集部で特に好評だったのが丸い形をした「栗パイ」。外はサクっと香ばしく中はしっとりとした生地に、やさしい甘さの大粒の栗がぎっしり詰まっていてたまらない美味しさでした。栗のエクレアや一緒に注文した「栗ラテ」も、栗の風味をしっかり感じられる濃厚な味わいで大満足!
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店内には、栗がゴロゴロ入った甘さ控えめの栗羊羹や、かわいいクマの形をした栗マドレーヌなど、お土産にぴったりの商品も並んでいます。どれも気になり、思わずたくさん買い込んでしまいました。ショーケースのデザートは時間帯によって売り切れることもあるため、目当ての商品がある場合は早めに訪れると安心です。
ピタンキムタン
公州発祥とされる個性派名物グルメ「キムピタン」。キムチ・ピザ・タンスユクを組み合わせた名前の通り、韓国式酢豚のタンスユクにキムチとチーズをたっぷりのせた、インパクトのある一皿です。その代表的な人気店のひとつが、ピタンキムタン。店内には人気バンドDAY6をはじめとする有名人のサインが飾られ、入口にもテレビ出演時の写真がずらりと並んでいました。
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一見すると意外な組み合わせですが、甘酸っぱいタレにチーズのまろやかさとキムチの酸味が加わり、食べ進めるうちにクセになる味わい。フードを注文するとドリンクバーも無料で利用できました。4人で小サイズを2皿注文しましたが、想像以上のボリュームで食べ切れないほど。セルフバーには持ち帰り用の容器が用意されていたため、残った分は持ち帰ることができました。
見た目のインパクトも、意外な味の組み合わせも、想像以上のボリュームも含めて、公州旅の中で特に印象に残った一食でした。ぜひお腹を空かせて挑戦してみてほしいローカルフードです。
ちなみに、今回はこんな宿に泊まりました!
今回宿泊したのは、韓屋の趣にモダンな雰囲気が調和した宿。どこか和の空間を思わせる落ち着いた内装で、観光後もゆっくり過ごせました。
おすすめモデルコース
公州旅行では、歴史スポットをどこまでじっくり見るかがポイントです。それぞれの場所で意外と時間を使うので、食事やカフェで休憩する時間も含め、余裕を持って計画しましょう。
日帰りなら、午前中に王陵園や博物館を見て、午後に公山城と山城市場を訪問する流れがおすすめ。1泊できるなら、1日目は百済の歴史スポットと韓屋村をじっくり巡り、2日目にメタセコイア並木道や市場、栗スイーツなど、公州らしい風景とローカルグルメをゆっくり楽しめます。
日程 | おすすめルート |
|---|---|
日帰り | ソウル → 公州総合バスターミナル → 公州 武寧王陵と王陵園 → 国立公州博物館 → 公州韓屋村 → 公山城 → 公州山城市場 → 栗スイーツ → 帰路 |
1泊2日 (1日目) | 公州 武寧王陵と王陵園 → 国立公州博物館 → 公州韓屋村 → 公山城 → 錦江周辺を散策 |
1泊2日 (2日目) | メタセコイア並木道 → 公州山城市場 → ピタンキムタン → 栗スイーツ → 帰路 |
※公山城は坂道や階段があるため、歩きやすい靴での訪問がおすすめです。
※KTXの「公州駅」は市街地から車で30分以上離れた場所にあるため、列車を使う場合は到着後のバスやタクシーの手配も含めて時間を計算しておきましょう。
※博物館・王陵園・市場・飲食店の営業時間や休館日は変更される場合があります。訪問前に公式情報をご確認ください。
お得に旅するなら今がチャンス!
「忠清南道トラベルフェスタ」開催中
現在Creatripでは、今回ご紹介した公州エリアをお得に巡れる「2026 忠清南道トラベルフェスタ」を開催しています。数量限定でなくなり次第終了となる場合があるため、公州への旅行を計画されている方は、ぜひお得なクーポンを活用して、素敵な忠清南道の旅へお出かけください!
■ 開催期間: 2026年9月1日(火)〜10月31日(土)
■ 特典内容: 対象商品に使える4,200円OFFクーポンをプレゼント
※下の画像をクリックするとクーポンページに繋がります。
ソウルからの行き方と現地での移動
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ソウルから公州へ向かうなら、ソウル高速バスターミナル(セントラルシティ)から出る高速バス(所要時間:約1時間30分〜40分)が一番わかりやすくて便利です。到着する「公州総合バスターミナル」は市街地のすぐ近くにあり、公山城までもタクシーで5分ほどで移動できます。
なお、バスの事前予約サイトは韓国の電話番号や現地カードが必要になるケースが多いため、外国人の場合は無理にネット予約せず、当日にターミナルの窓口や海外カード対応の自動券売機で購入するのがスムーズです。
市内中心部の観光スポット(公山城、王陵園、韓屋村、博物館)は比較的近いエリアに集まっています。基本は徒歩とタクシーを組み合わせるのが効率的ですが、移動自体を楽しめる便利な観光交通もあります。
定番の名所を効率よく巡るなら「公州シティツアー」

公州駅や市内を起点にガイド付きで主要スポットを効率よく巡れる予約制の観光バスです。運行情報の詳細は公式サイトでご確認ください。
市内の主要スポットをつなぐ「コマ列車」

公山城を起点に主要スポットをのんびり繋ぐ可愛らしいミニ観光列車。主に週末や祝日に運行されており、車窓から街の風景を楽しみながら移動できます。
周辺地域と合わせて巡るなら「C-ツアーバス」

忠清地域で展開されている、周遊ルートを結ぶ巡回バスや乗り合いバス(DRT)です。ルートや運行時間が合えば、旅の強い味方に。
【補足】「C-ツアーバス」や「観光DRT」について
最近、忠清地域では旅行者向けの新しい交通システムが導入されています。
- C-ツアーバス:清州国際空港やKTX五松駅、KTX公州駅、公州総合ターミナル、扶余などをダイレクトに結ぶ広域循環路線です。ソウルを経由せずに直接エリア入りする場合や、市街地から離れたKTX公州駅から中心部・隣の扶余まで足を伸ばす際に活躍します(※乗車券は現地で購入可能)。
- 観光DRT(オンデマンドバス):専用アプリ(Shucleなど)を使い、公州駅や主要観光地の間をピンポイントで呼び出して移動できる便利な小型バスです。ただし、アプリの決済登録時に韓国の電話番号が必要になるケースがあるため、ソウル発着の旅行なら「直行高速バス + 現地タクシー/徒歩/コマ列車」の組み合わせが一番確実で失敗がありません。
※これらのサービスは時期によって運行スケジュールや予約条件が変わるため、旅行日が決まったら事前に各自治体の公式観光サイト等で最新情報をチェックしてみてくださいね!
▶ 予約・最新情報の確認はこちら(公式リンク)
- 鉄道(KTX)
- KORAIL 公式サイト(日本語) - 高速・市外バス
- KOBUS 公式サイト(日本語) - コマ列車・シティツアー・観光情報
- 公州文化観光公式サイト(日本語)
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