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韓国の穴場スポット・扶余(プヨ) | 百済の歴史・時代劇ロケ地・名物グルメを巡る旅行ガイド(2026年)

百済最後の都・扶余で巡る歴史遺跡、韓国時代劇の撮影地、ローカルグルメとおすすめモデルコース

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naryooo @creatrip
17 hours ago
韓国の穴場スポット・扶余(プヨ) | 百済の歴史・時代劇ロケ地・名物グルメを巡る旅行ガイド(2026年)
SquareListIcon目次

  1. なぜ今、扶余なのか?
  2. 百済の歴史をたどるスポット
  3. 時代劇の世界とローカルグルメ
  4. おすすめモデルコース
  5. お得に旅するなら今がチャンス!「忠清南道トラベルフェスタ」開催中
  6. ソウルからの行き方と現地での移動

ソウルから高速バスで約2時間。扶余(プヨ)は、かつて百済(ペクチェ)の都として栄えた歴史の街です。ソウルや釜山のような派手さはありませんが、低い街並みとゆったり流れる白馬江(ペンマガン)に、どこかのんびりとした空気が漂います。

実際に訪れてみると、歴史の知識がなくても、広大な自然や静かな史跡の雰囲気に触れるだけで「この場所、なんかいいな」と素直に惹き込まれる魅力がありました。歴史の街というイメージだけでは語りきれない、多彩な楽しみ方ができるのも扶余の魅力です。

今回は、編集部が実際に歩いて見つけたおすすめスポットから、モデルコース、ソウルからのアクセスまでまるっとご紹介します。次の韓国旅の参考にしてみてくださいね!




なぜ今、扶余なのか?

扶余の面白さは、百済の歴史が残る静かな史跡と、当時の世界を目の前に再現したスポットの両方を楽しめることです。ひっそりと佇む古い石塔を訪ねたあとに、迫力ある再現王宮を歩いたり、時代劇の世界に入り込んだようなテーマパークへ足を運んだり。難しい歴史を知らなくても、見て歩くうちに自然と百済の物語に引き込まれていきます。

中心部の見どころは比較的コンパクトにまとまっているため、徒歩とタクシーを組み合わせれば日帰りでも十分に満喫可能。もちろん1泊できるなら、少し郊外まで足を延ばし、時間とともに表情を変える扶余の風景をゆっくり眺めるのもおすすめです。

史跡を巡るだけでなく、白馬江の穏やかな景色を眺め、その土地ならではの料理を味わう旅。歴史を身近に感じながら、都会とは違う豊かな時間を過ごしたい人にこそ訪れてほしい街です。




百済の歴史をたどるスポット

扶蘇山城(落花岩・百花亭・皐蘭寺)

扶余の皐蘭寺へ続く参道と建物
白馬江を運航する百済時代風の遊覧船

白馬江を行く遊覧船に乗り、皐蘭寺と落花岩を目指して出発します。乗ったのは、百済時代の船を再現した瓦屋根つきの木造船。黄色い旗がなびくレトロな船で、川から扶蘇山の緑と断崖を眺めながら目的地の船着場へ向かいます。

扶余・皐蘭寺の山門と境内

皐蘭寺にある皐蘭湧水の水汲み場
岩壁の下から湧き出る皐蘭湧水

船を降りて最初に立ち寄ったのが皐蘭寺(コランサ)。落花岩の下に佇む小さなお寺で、岩壁と木々に囲まれた静かな雰囲気です。寺の裏手には「1杯飲むと3年若返る」という伝説がある名水「皐蘭湧水」が湧き出ています。飲みすぎたおじいさんが赤ちゃんになってしまったというユニークな昔話が伝わる場所で、編集部もしっかり飲んで若返りをチャージしてきました(笑)。

白馬江を望む落花岩の百花亭

さらに山道を上っていくと、見上げる岩場の上に小さな東屋が見えてきます。ここが白馬江を見下ろす落花岩(ナッカアム)と、その頂に立つ百花亭(ペッカジョン)です。

落花岩は、660年に百済が滅亡した際、追い詰められた王宮の女性たちが敵の手にかかるのを拒み、断崖から白馬江へ身を投げたという伝承の舞台。彼女たちが舞い落ちる様子が「まるで花が散るようだった」ことから落花岩と名付けられたと言われており、百済の最期を伝える象徴的な物語として今に語り継がれています。

写真の中の百花亭は、百済滅亡にまつわる伝承に登場する宮女たちの霊を慰めるために岩の上に建てられたお堂です。ここに登ると、ゆったりと流れる白馬江と扶余の街並みを一望できます。

遊覧船から見上げる白馬江沿いの落花岩

ちなみに、遊覧船の上からは、この絶壁の側面に赤く刻まれた「落花岩」の文字を見ることもできます。遊覧船、皐蘭寺、落花岩はそれぞれ個別に回るのではなく、「船を降りて順に登っていく一つのルート」として巡ると、位置関係や歴史のストーリーがすんなり繋がります。

※遊覧船は運航状況や料金が天候・時期によって変わるため、訪問当日に公式案内や現地乗り場でご確認ください。坂や階段があるため、歩きやすい靴がおすすめです。


薯童公園と宮南池

扶余・宮南池の池と水上の東屋

日本でいう飛鳥時代につくられた韓国最古の人工池とされており、ここは百済の第30代・武王(薯童)にまつわる恋物語の舞台としても知られる場所。貧しい少年だった武王が、隣国・新羅の美しい善花(ソンファ)姫に恋をし、知恵を絞って童歌を流行らせることで見事結婚にこぎつけた……というドラマチックな伝説が残っています。

池の中央に浮かぶ東屋へ木橋を渡ると、水面とゆれる柳が織りなす穏やかな景色が広がります。夏は一面に咲く蓮の名所としても知られ、歴史のロマンを感じながらのんびり散策するのにぴったりのスポットです。今回は一面に咲く蓮を見られなかったのが少し残念…。


百済文化団地

百済文化団地に再現された泗沘宮の建物
百済文化団地に再現された百済時代の王宮建築

百済の王宮「泗沘宮(サビグン)」や「陵寺」、当時の暮らしを伝える生活文化村などを、再現した歴史テーマパークです。遺跡だけでは想像しにくい建物の大きさや色鮮やかな色彩を立体的に体感でき、まるで当時の都にタイムスリップしたような感覚で散策できます。

ドラマ『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』の百済文化団地ロケ地シーン

(画像出典:ドラマ『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』)

ドラマ『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』のロケ地としても有名で、皇宮へ入るシーンなど数々の名場面がここで撮影されました。実際の建物を歩くと「画面ではCGでこう加工されていたんだ!」という新しい発見があり、ロケ地巡りとしても楽しめます。

百済歴史文化館に展示された百済王都の模型
百済歴史文化館の百済史に関する展示

敷地内には「百済歴史文化館」も併設されています。ここは出土品を鑑賞する従来の博物館というより、精巧な模型や映像で百済の歴史をわかりやすく学べる展示施設。「まず歴史文化館で予備知識を入れてから、屋外の王宮へ向かう」のが、建物の役割や当時の暮らしをより具体的にイメージできるおすすめの攻略ルートです。

百済文化団地の記念品ショップに並ぶ扶余のお土産

最後は館内の記念品ショップに立ち寄るのもお忘れなく!店内には先ほど巡った宮南池や扶余の名所が描かれたマグネットなど、センスの良いグッズがずらりと並んでいました。デザインがとっても可愛くて、編集部も旅の思い出に思わずゲット。お土産にもぴったりです。


定林寺址 五層石塔

世界遺産・定林寺址に立つ五層石塔

ユネスコ世界文化遺産「百済歴史遺跡地区」の一つで、かつての大寺院の跡地にひっそりと佇む五層の石塔です。木造建築の構造をそのまま石で表現した素朴な造りが特徴。派手な装飾はなく一見すると地味にも見えますが、広々とした原っぱにぽつんと凛として立つ姿には、どこか哀愁と歴史の深さを感じさせます。扶余の中心部からアクセスしやすいため、街歩きの途中にふらっと立ち寄るのにちょうどいいスポットです。




時代劇の世界とローカルグルメ

薯童謡テーマパーク

薯童謡テーマパークに再現された時代劇の王宮セット

SBSの時代劇『薯童謡(ソドンヨ)』の撮影のために造られた巨大なオープンセットです。敷地内には百済と新羅の王宮をはじめ、王宮村、太学舎、市場通りなどが再現されており、『雲が描いた月明り』『六龍が飛ぶ』『太王四神記』など数々の名作ドラマのロケ地としても知られていて、時代劇好きの編集部も興奮を隠せませんでした(笑)。

薯童謡テーマパークの時代劇セットと伝統建築
薯童謡テーマパークにある百済時代風の建物

ドラマ『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』では、庶民が暮らす街並みから皇子の屋敷、後宮まで、セット内の様々な場所が撮影に使われたそうです。「あ、ここはあのシーンで出てきた場所だ!」と、ドラマの画面を思い出しながら路地を歩くだけでもワクワクします。

【関連記事:韓国ドラマ『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』ロケ地まとめ】もぜひチェックしてみてください。


加林城(聖興山城)・愛の木

扶余・聖興山にあるハート形のシルエットで知られる愛の木

加林城(カリムソン/聖興山城)内に立つ、樹齢約400年と推定されるケヤキの大木です。見る角度によって枝と幹のシルエットが「半分のハート形」を描くことから「愛の木」と呼ばれ、写真を反転させて繋げると完全なハート型になる人気のフォトスポットとして知られています。

ドラマ『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』や『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』、『還魂』など数々の人気作品が撮影されたロケ地でもあり、木の下から見下ろす扶余の田園風景は一見の価値あり。特に夕暮れ時のノスタルジックな情景は息をのむ美しさです。

案内には「駐車場から約200m」と書かれていますが、現地はもはやプチ山登り状態(笑)。坂道と階段が続くので、距離の短さに油断せず、歩きやすいスニーカーで訪れるのがおすすめです。


チャンウォン・マッククス

扶余の人気店チャンウォン・マッククスの店内または外観
チャンウォン・マッククスのメミルマッククスと豚の茹で肉

扶余の超有名ローカルグルメ。メニューは「メミルマッククス(冷たい蕎麦)」と「豚の茹で肉(ピョニュク)」のみ。11時の開店に合わせてオープンランしたものの、すでに長蛇の列ができていて「この2つのメニューだけでここまで並ぶの!?」と正直驚かされました。

チャンウォン・マッククスのメミルマッククス

名物のマッククスは、出汁の旨味がしっかり効いた甘酸っぱいスープが癖になる味わい。よくあるスープとは一味違う深いコクがあって個人的に大ヒットで、帰ってからも「あの味がまた食べたい…」と恋しくなるほどハマってしまいました。

薄切りで柔らかい豚の茹で肉を一緒に頼み、マッククスの麺に巻いて食べるのがお店定番のスタイル。白馬江のすぐ近くにあるので、観光の合間のランチにもぴったりのスポットです。

店舗情報
住所:忠清南道 扶余郡 扶余邑 ナルト路62番キル20
アクセス:扶余市外バスターミナルから車で約5分
営業時間:11:00~17:00(ラストオーダー16:30)
価格:マッククス 9,000ウォン/ピョニュク 22,000ウォン
※営業時間・価格は、訪問前に最新情報をご確認ください。




おすすめモデルコース

扶余観光は、中心部に集まる史跡と郊外のスポットをどう組み合わせるかがポイントです。

日帰りなら、定林寺址 五層石塔・薯童公園と宮南池・落花岩といった中心部の百済史跡を軸にまとめるとスムーズ。なお、扶蘇山城内にある「落花岩」は散策で歩く時間が必要になるため、スケジュールに少し余裕を持たせておきましょう。

1泊できるなら、2日目は「百済文化団地」や、さらに足を延ばして「薯童謡テーマパーク」「加林城(聖興山城)・愛の木」といった郊外スポットを巡るのがおすすめ。特に南部のテーマパークや愛の木まで足を延ばす場合は、タクシーをうまく組み合わせると効率よく回れます。

日程

おすすめルート

日帰り

ソウル→ 扶余市外バスターミナル→ チャンウォン・マッククスで昼食→ 落花岩・百花亭・皐蘭寺→ 薯童公園と宮南池→ 定林寺址 五層石塔→ 帰路

1泊2日
1日目

チャンウォン・マッククス→ 落花岩・百花亭・皐蘭寺→ 薯童公園と宮南池→ 定林寺址 五層石塔

1泊2日
2日目

百済文化団地・百済歴史文化館→ 薯童謡テーマパーク→ 加林城(聖興山城)・愛の木

※チャンウォン・マッククスは開店直後から行列ができることが多いため、日帰りコースの場合はソウルを朝早めに出発するのがおすすめです。

※1泊2日の2日目に巡る百済文化団地、薯童謡テーマパーク、加林城(聖興山城)・愛の木は郊外に点在しています。公共交通機関だけでは移動しにくいため、タクシーまたはレンタカーの利用をおすすめします。

※遊覧船の運航状況や各観光地の営業時間によって、コースの順番を調整してください。



お得に旅するなら今がチャンス!
「忠清南道トラベルフェスタ」開催中


現在Creatripでは、今回ご紹介した扶余エリアをお得に巡れる「2026 忠清南道トラベルフェスタ」を開催しています。数量限定でなくなり次第終了となる場合があるため、扶余への旅行を計画されている方は、ぜひお得なクーポンを活用して、素敵な忠清南道の旅へお出かけください!

■ 開催期間: 2026年9月1日(火)〜10月31日(土)
■ 特典内容: 対象商品に使える4,200円OFFクーポンをプレゼント

※下の画像をクリックするとクーポンページに繋がります。

2026忠清南道トラベルフェスタの4,200円OFFクーポン案内





ソウルからの行き方と現地での移動

ソウル南部ターミナルから扶余へ向かう市外バス

ソウルから扶余へ向かうなら、ソウル南部ターミナル発の直行市外バスを使うのがいちばん簡単で便利です。扶余にはKTXの駅がないため、乗り換えなしで一本で行けるバスがベストな選択肢。道路状況によりますが所要時間は約2時間です。

市外バスのオンライン予約では、サイトや決済方法によって韓国の電話番号などが必要になる場合があります。海外からの旅行者は事前に「T-money市外バス予約サイト」で時刻表と予約条件を確認し、オンライン購入が難しい場合は、当日にターミナルの券売機または窓口で乗車券を購入する方法が確実です。

現地に到着してからの移動もシンプル。定林寺址 五層石塔や薯童公園と宮南池などの中心部エリアはコンパクトにまとまっているので、徒歩やちょっとしたタクシー移動で楽に巡れます。

また、郊外や複数のスポットを巡る場合は、移動手段を上手に選ぶのがポイントです。


定番の名所を効率よく巡るなら「扶余シティツアー」

扶余シティツアーの運行・利用案内

週末を中心に運行する予約制の観光バス。主要スポットを、文化観光解説者の案内を聞きながら効率よく回りたい方におすすめです。

郊外を自分のペースで巡るなら「タクシー」

扶余の郊外観光で利用できるタクシー移動の案内

郊外のスポットを巡るなら、観光タクシー(時間制チャーター)や配車アプリ(Kakao T)を使うのが一番便利です。

周辺地域と合わせて巡るなら「C-ツアーバス」

忠清地域を移動するC-ツアーバスと観光DRTの案内

忠清地域で展開されている、周遊ルートを結ぶ巡回バスや乗り合いバス(DRT)です。ルートや運行時間が合えば、旅の強い味方に。


【補足】「C-ツアーバス」や「観光DRT」について

最近、忠清地域では旅行者向けの新しい交通システムが導入されています。

  • C-ツアーバス:清州国際空港やKTX五松駅、扶余、KTX公州駅、公州総合ターミナルなどをダイレクトに結ぶ広域循環路線です。ソウルを経由せずに直接扶余入りする場合や、隣の公州まで足を伸ばす際に活躍します(※乗車券は現地で購入可能)。
  • 観光DRT(オンデマンドバス):専用アプリ(Shucleなど)を使い、公州駅や主要観光地の間をピンポイントで呼び出して移動できる便利な小型バスです。ただし、アプリの決済登録時に韓国の電話番号が必要になるケースがあるため、ソウル発着の旅行なら「直行市外バス+現地タクシー/扶余シティツアー」の組み合わせが一番確実で失敗がありません。


※これらのサービスは時期によって運行スケジュールや予約条件が変わるため、旅行日が決まったら事前に各自治体の公式観光サイト等で最新情報をチェックしてみてくださいね!

▶ 予約・最新情報の確認はこちら(公式リンク)




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