国立中央博物館で食事するなら | ハンシクミグァンで8品を食べ比べ
展示の後は館内で韓国グルメ。注文方法から、実際に食べた8品、店内の雰囲気までご紹介します。
Netflixの『KPop Demon Hunters』を見た方なら、作中に登場する虎やカササギなど、韓国の伝統を感じさせるモチーフが印象に残っているのではないでしょうか。そうしたモチーフに実際の文化財や展示を通して出会えるのが、国立中央博物館です。韓国の歴史と文化をまとめて知ることができるので、K-POPをきっかけに韓国文化をもっと知りたくなった方にもおすすめです。
写真提供:国立中央博物館
展示とあわせて楽しみたいのが、ミュージアムグッズのお買い物。文化財や韓国ならではのモチーフを現代風にアレンジしたMU:DSのグッズがそろい、展示を見終えた後にも楽しみが続きます。
作品をきっかけに韓国の伝統文化に興味を持ったら、展示を見て、グッズを選んで、韓国料理を味わう一日を過ごしてみませんか。今回は、その締めくくりに立ち寄りたい館内のフードコート「ハンシクミグァン」をご紹介します。
食事のために遠くのお店まで出かけなくても、国立中央博物館の中でビビンバやキムチチゲ、とんかつ、チャジャンミョン、チキンなどを一か所で選べるのが、「ハンシクミグァン FOOD COURT」です。
私も実際に足を運び、8種類の料理を食べてきました。注文から受け取りまでの流れと、それぞれの味をお伝えします。
ハンシクミグァン 国立中央博物館店の魅力
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ハンシクミグァンは、ロッテグループの外食企業ロッテGRSが展開するフードコートブランド「PLE:EATING」が運営しています。PLE:EATINGという名前には、Pleasure+Eatingという意味が込められており、一つの空間でさまざまな食の楽しみ方に出会えるのが特徴です。
国立中央博物館店で特に便利だと感じたのは、一緒に来た人と食の好みが違っても、同じテーブルで食事ができることでした。
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ビビンバやチゲからチャジャンミョン、とんかつ、チキンまで、料理の種類に合わせて5つのコーナーに分かれています。辛いものが好きな人も、辛くないものを食べたい人も選びやすく、韓国旅行中の食事にも便利。コーナーの名前は、ビビン編、スープ・鍋編、異国編、軽食編、チキン編の5つです。
館内で食事を済ませられるので、展示を見た後にお店を探して移動する手間も省けます。次の予定がある日にも助かりますね。
韓国の文化遺産に触れた後に、韓国で日常的に親しまれている料理も味わえるので、展示鑑賞から食事まで、韓国文化をまるごと楽しむコースに組み込みやすい場所だと思います。
注文から料理の受け取りまで
初めてだと、一般的なレストランとは違う注文の流れに戸惑うかもしれません。順番にご紹介するので、利用前の参考にしてください。
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最初に、注文する前に空いている席を確認しましょう。入口にも、先に座席を確認するよう案内が出ています。
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料理は店内の注文端末(キオスク)で注文します。入口は2か所あり、それぞれに端末が設置されています。
2か所の入口は、写真のようになっています。
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注文端末では韓国語のほか、英語、中国語、日本語などを選べます。日本語表示に切り替えられるので、韓国語が分からない方も注文しやすい仕組みでした。
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端末の操作に迷ったときは、スタッフさんに直接注文できるカウンターも利用できます。
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端末で注文を終えると、料理ごとに引換券が出てきます。
引換券には「702」のような注文番号が書かれています。注文後は、料理を受け取るコーナーの電光掲示板を確認します。
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料理ができると、そのコーナーの掲示板に注文番号が表示されます。たとえば番号が702なら、写真の「4 スープ・鍋編」の掲示板に702が出たのを確認してから、
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同じ「4 スープ・鍋編」のカウンターで引換券を見せ、料理を受け取ります。
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掲示板はカウンターの上にあります。手元の引換券と見比べると、自分の料理ができたかどうか分かりやすいですよ。
料理を受け取ったら、配膳台の近くにあるスプーンや箸、フォーク、ナイフなど、必要なものを自分で取ります。
水やナプキン、取り皿も自由に使えます。
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食べ終わったら、食器をテーブルに残さず、自分で返却口へ戻しましょう。
流れをまとめると、
引換券の番号を確認 → 掲示板に同じ番号が出るのを待つ → 該当するカウンターへ → 引換券を見せて料理を受け取る → 食事 → 食器を返却口へ
となります。この順番を覚えておけば、初めてでも利用しやすいと思います。
実際に食べてみた8種類の料理
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料理は5つのコーナーに分かれています。今回は、その中から計8種類を注文して食べ比べてみました。
1.チキン編
チキン編には、韓国で人気のチキンやバーガーがそろっています。bhcが出店しているコーナーなので、韓国チキンを気軽に試してみたい方にもぴったりです。
プリンクルチキン(骨なし)
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韓国チキンを食べてみたいけれど、骨付きは食べにくそう、という方におすすめ。韓国のモッパン(食事動画)でもおなじみの一品です。
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ひと口サイズの骨なしチキンには、塩気と香ばしさのあるシーズニングがたっぷり。下にはフライドポテトも入っています。
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外はカリッと、中はやわらか。ひとつずつつまんで食べやすいのもよかったです。
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付属の「プリンクルソース」は、なめらかで甘酸っぱいクリーミーなソースです。
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チーズの風味と塩気がしっかりしたチキンをつけると、さわやかな酸味が加わって、まろやかな味になりました。
プリンクルバーガーセット
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チキンバーガーに、フライドポテトとドリンクが付くセットです。
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厚みのあるチキンパティにソースとピクルスが重なり、しっかり食べ応えがありました。食べ慣れたバーガーなら、韓国料理になじみのない方やお子さまも選びやすそうです。
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中には、甘酸っぱくまろやかなクリーミーソースがたっぷり入っていました。
韓国料理だけでなく、こうしたおなじみの料理も選べるのはうれしいところ。一緒に来た人と好みが違っても、気兼ねなく食事を楽しめました。
2.ビビン編
韓国らしい「混ぜて食べる料理」を味わうなら、ビビン編へ。
ビビンバをはじめ、一つの器に盛られたさまざまな具材を、コチュジャンやたれと混ぜて食べる料理が中心です。
五色三醤定食
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今回食べた中で、韓国らしい品数豊富な食事を特に満喫できたのが、この定食でした。
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大きな真鍮の器には、ご飯に加えて、ほうれん草、豆もやし、にんじん、きのこなどの色鮮やかなナムルと卵がたっぷり。
いろいろな具材を少しずつ味わえるので、韓国らしい食事をしっかり楽しみたい方におすすめしたい一品です。
味付けには、しょうゆ、テンジャン(韓国味噌)、コチュジャンという、韓国を代表する3種類の調味料を使った「三醤」ソースを合わせます。一度に入れすぎず、少しずつ足して好みの味に調整するのがおすすめです。
よく混ぜて食べると、豆もやしのシャキシャキ感、ほうれん草のやわらかさ、きのこの弾力が一口の中に。具材ごとの食感の違いも楽しめました。
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混ぜたご飯にキムチを合わせると、味に変化が出て、さらに箸が進みました。
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付いてくる韓国のりに、一口分を包んで食べるのもおすすめです。のりの香ばしさと塩気が加わり、そのまま食べるときとは違うおいしさがありました。
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ビビンバのほかに、お肉や温かいテンジャンチゲ、キムチも付き、満足感のある内容です。お肉はやわらかく、ほどよい塩気がご飯によく合いました。ビビンバの合間につまむのにもぴったりでした。
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テンジャンチゲには豆腐や野菜がたっぷり入っていて、ビビンバと交互に少しずついただきました。
ナムルとご飯に、お肉、汁物、キムチまでそろうので、韓国の定食を初めて食べる方にもおすすめです。
3.異国編
異国編では、チャジャンミョンや米麺など、韓国でも親しまれている麺料理やご飯ものを選べます。
伝統的な韓国料理に限らず、韓国の普段の食卓で親しまれているいろいろな料理に出会えるのも楽しいですね。
チャジャンミョン
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韓国旅行で一度は食べてみたい料理の一つが、チャジャンミョンです。
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チュンジャンという黒味噌を使ったソースに玉ねぎなどが入り、麺とよく混ぜて食べます。
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黒いソースは初めてだと少し意外に感じるかもしれませんが、味は辛くなく、甘じょっぱいのが特徴。辛い料理が苦手な方も試しやすい一品です。
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私もソースを麺にしっかり絡めていただきました。濃厚なソースがよくなじみ、韓国式中華料理ならではの味を楽しめました。
4.スープ・鍋編
温かい汁物とご飯が食べたくなったら、スープ・鍋編がおすすめです。
チゲやスープは、韓国で日々の食事として親しまれている料理。普段の韓国の食事を味わってみたい方にぴったりです。
豚肉入りキムチチゲ
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キムチと豚肉を煮込んだ、韓国の定番チゲです。
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赤いスープは見るからに辛そうですが、ご飯と合わせると、キムチの酸味と豚肉のうま味が引き立ち、食べ応えも十分でした。
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ご飯と数種類のおかずが付くので、韓国でおなじみの「ご飯+汁物+おかず」という食事を味わってみたい方におすすめです。
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熱々の土鍋で出てきたので、最後まで温かく食べられました。
5.軽食編
軽食編には、韓国で長く親しまれてきた身近な料理がそろっています。
伝統的な韓国料理にはまだなじみがない、という方は、このコーナーから選んでみるのもよさそうです。
思い出のお弁当セット
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昔の韓国のお弁当をイメージした一品。金属製のお弁当箱にご飯、目玉焼き、キムチ、韓国のりなどが詰まっていて、一箱でいろいろな味を楽しめます。
軽食編の季節限定メニューで、提供予定は2026年12月まで。次に登場するメニューも楽しみですね。
このお弁当ならではの楽しみ方が、ふたを閉めて振ってから食べること。しっかりふたをして振ると、ご飯とおかずが混ざり、昔の韓国で親しまれていた食べ方を体験できます。
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振った後は、写真のように混ざりました。自分で混ぜる工程も楽しいですね。振るときはふたが開かないよう、しっかり押さえてください。
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セットの温かいおでんスープもよく合います。串に刺さった練り物とスープをお弁当の合間にいただくと、ほっとするおいしさでした。
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食事と一緒に、韓国の昔ながらのお弁当文化にも触れられるので、旅行中に試してみるのもおすすめです。
韓国風洋食とんかつ
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韓国で昔から親しまれている、洋食スタイルのとんかつです。韓国ドラマのデートシーンでもよく見かける料理ですね。
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薄く大きく揚げたとんかつに、甘くまろやかなブラウンソースがたっぷり。ご飯、千切りキャベツ、たくあんも添えられています。
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日本のとんかつのように衣のサクサク感をそのまま楽しむ食べ方とはまた違い、ソースをたっぷりかけて味わう、昔ながらの韓国風とんかつなのが特徴です。
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お肉はやわらかく、ソースも強い辛さがないので、お子さまや辛いものが苦手な方にもすすめやすいと感じました。
店内の雰囲気・利用案内
ハンシクミグァンは、広さ約275坪、316席のフードコートです。実際に訪れると、フードコートと聞いて想像していた以上に広く、ゆったり過ごせました。
大きな窓から外の景色が見え、明るく開放的な雰囲気。席数も多く、博物館を見て回る合間にひと休みしながら食事をするのによさそうでした。
基本情報
住所:ソウル特別市 龍山区 西氷庫路137(서울 용산구 서빙고로 137)
営業時間:月・火・木・金・日曜 9:30~17:30/水・土曜 10:30~20:00
スタッフの対応言語:韓国語・英語
水曜と土曜は夜まで営業しているので、展示をゆっくり見た後の食事にも利用しやすいですね。
おわりに
国立中央博物館では、文化財を鑑賞するだけでなく、今のKカルチャーにつながる歴史や文化を知る楽しみもあります。
『KPop Demon Hunters』に登場する虎やカササギ、伝統的な装飾をきっかけに韓国文化が気になった方は、ぜひ実物の展示も見てみてください。その後にハンシクミグァンで韓国料理を味わえば、食を通じても文化に触れられます。
ビビンバやキムチチゲから、チャジャンミョン、韓国風洋食とんかつ、チキンまで選べるので、韓国料理にまだなじみのない方や、好みの異なる人と一緒に旅行している方にも利用しやすい場所でした。
博物館で韓国の過去と現在に触れたら、最後はおいしい韓国グルメで一日を締めくくってみませんか。
ハンシクミグァン 国立中央博物館店への行き方
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二村(イチョン)駅の2番出口を出ます。
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階段を上ります。
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写真の建物の左側へ進み、中に入ります。
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ハンシクミグァン 国立中央博物館店に到着です!

