ディオレクリニック | ウルセラ vs ソフウェーブ:ソウルで受けられる2つの超音波施術の違い
リフティングとタイトニングの違いから、肌悩み別の選び方、施術前の確認事項まで
韓国滞在中に肌施術を計画しているなら、この2つの名前はほぼ必ず目にするはずです。どちらも超音波を使い、どちらもハリのある引き締まった顔を約束します。ですが実際に作用する深さが異なり、そのため得られる結果も違います。自分の悩みに合わない方を選んでしまうのはよくあることで、しかも高額になりやすいミスです。
この2つの施術を本当に分けるポイントを整理しました。
一行で分かる違い
Ultherapyは、集束超音波エネルギーを4.5mmの深さにある筋膜層(SMAS)まで届けます。美容外科でフェイスリフト手術を行う際、実際に引き上げるのがまさにこの層です。リフティング施術です。
Sofwaveは、平行な超音波ビームを1.5mmの深さの真皮中層へ届けます。タイトニング施術です。
深さが違い、ターゲットが違い、結果が違います。どちらかが「より良い」という話ではありません。

[図1] 皮膚断面構造と施術別エネルギー到達深度
Ultherapyはどう作用するのか
UltherapyはHIFU(高強度集束超音波)を使用します。エネルギーが組織深部の正確な焦点に集まり、小さな熱凝固点を作り、その刺激が創傷治癒反応とともに、その後数カ月にわたる新しいコラーゲン生成を促します。
Ultherapyを特徴づけるのは、リアルタイムの超音波画像です。施術者は治療中、モニターで組織層を直接確認できます。顔の中で筋膜層が実際にどこにあるかを把握し、骨や血管などの構造物を避けることができます。この点は、多くの方が思っている以上に重要で、後ほどもう一度触れます。
トランスデューサーは1.5mm、3.0mm、4.5mmの3種類の深さが用意されており、1回の施術で複数層を扱えます。
米国FDAから眉、あご下、首の部位に対する非侵襲的リフティングの承認を受けており、50件以上の発表済み研究と、世界で数百万件に及ぶ施術経験が蓄積されています。
効果の目安: 1〜2カ月頃から現れ始め、約6カ月で最大に到達します。持続期間は通常0.5〜1年です。
Sofwaveはどう作用するのか
SofwaveはSUPERB™技術を使用します。7本の平行な超音波ビームが同時に照射され、すべて1.5mmの固定深度にエネルギーを届けます。
HIFUとの違いは熱損傷の形にあります。集束超音波が孤立した点状の凝固を作るのに対し、平行ビームは長い円柱状の熱柱を作り、治療部位全体をより均一にカバーします。組織は約60〜70°Cまで加熱され、この過程でコラーゲンが部分的に変性しながら、新生コラーゲン生成(neocollagenesis)と新生エラスチン生成(neoelastogenesis)が同時に誘導されます。後者は特に注目に値します。エラスチンの再生はコラーゲンより達成が難しいためです。
2024年にGoldらがJournal of Cosmetic Dermatologyに発表した研究では、眉の位置、あご下の輪郭、首のたるみにおいて有意な改善が報告され、痛みは我慢できるレベルでした。2025年に発表された組織学的研究では、施術2カ月後に真皮中層のコラーゲン線維密度の増加、エラスチン線維の再生と配列が確認されました。
この機器には内蔵クーリングシステムが含まれており、施術中に表皮を保護し、やけどのリスクを大きく下げます。
効果の目安: 1〜3週間で現れ始め、約3カ月で最大に到達します。持続期間は通常0.5〜1年です。

[図2] 集束超音波と平行ビームのエネルギー伝達方式の違い
ひと目で分かる比較
| Ultherapy(ウルセラ) | Sofwave(ソフウェーブ) | |
|---|---|---|
| エネルギー方式 | 高強度集束超音波(HIFU) | 平行超音波ビーム(SUPERB) |
| 照射深度 | 1.5 / 3.0 / 4.5 mm | 1.5 mm固定 |
| 主なターゲット層 | 筋膜層(SMAS)+皮下脂肪層+真皮層 | 真皮中層 |
| 主な効果 | 深部リフティング、フェイスラインの輪郭整理 | 小ジワ改善、タイトニング、肌のキメ |
| リアルタイム画像 | あり | なし |
| 内蔵クーリング | なし | あり |
| 施術時間 | 45〜60分(600ショット基準) | 30〜45分(200ショット基準) |
| ダウンタイム | ほぼなし | ほぼなし |
| 効果発現 | 1〜2カ月 | 1〜3週間 |
| 最大効果 | 3カ月 | 3カ月 |
| 持続期間 | 0.5〜1年 | 0.5〜1年 |
| FDA承認 | リフティング(眉、あご下、首) | リフティング+シワ改善 |
どの施術が自分に合う?
Ultherapyがより適している場合
- フェイスラインの輪郭が崩れたり、頬の脂肪が下に垂れてきた場合
- 二重あごや首のたるみが目立つ場合
- 非外科的な方法の中で最も強いリフティング効果を求める場合
- 手術なしで手術に近い結果を期待する場合
Sofwaveがより適している場合
- おでこ、目元、口元の小ジワが主な悩みの場合
- 輪郭変化よりも全体的なハリと肌のキメ改善を望む場合
- 滞在日程が短く、早い効果発現が必要な場合
- 皮膚が薄い部位(おでこ、目元、首)のたるみが気になる場合
最もシンプルなまとめ: 輪郭とフェイスライン→Ultherapy、小ジワとハリ→Sofwaveです。
この2つの施術は相互排他的ではありません。ターゲットの深さが異なるため、1回の来院で同時に行われることも多く、高周波(サーマクール)、ボツリヌストキシン、フィラーと組み合わせるのも、層別にアプローチする一般的な方法です。

[図3] 悩みのタイプ別 施術選択フロー
結果を実際に左右するもの
多くの比較記事が飛ばしてしまう部分ですが、機器選びより重要です。
機器より施術者が重要です。Ultherapyで最もよく言及される合併症は脂肪萎縮、つまり頬がこける現象です。Ultherapyは筋膜層だけでなく皮下脂肪層も意図的にターゲットできる機器であり、下顔面のボリュームダウンが必要な場合は、これがむしろ治療目的になります。問題はその判断を誤ったときです。ボリューム保持が必要な顔に脂肪層へエネルギーが入ったり、必要量より過剰に照射すると、望まないこけにつながります。つまりこれは機器の欠陥ではなく、適応の判断と照射設計の問題です。リアルタイム画像はまさにこれを調整するために存在しますが、画像を読める施術者が使うときにだけ意味があります。画像を実際に使っているのか、誰が施術するのかを直接確認してください。
正規品かどうかを確認してください。美容医療市場には偽造機器や並行輸入機器が存在します。正規のUltherapyは決められたライン数を持つ正規トランスデューサーを使用し、クリニックは使用中のトランスデューサーとライン数を提示できます。確認を求めるのは自然なことで、きちんとしたクリニックならためらわずに答えます。
ショット数を書面で確認してください。超音波施術は「ライン」または「ショット」単位で料金が設定されます。300ショットと600ショットは別の施術で、価格も異なります。施術前に数字を確認し、施術後に確認しないでください。
過度な設定より、現実的な期待値の方が良いです。どちらの機器も外科的フェイスリフトと同じ結果は作れません。当日に劇的な変化を約束するところは誇張しているか、過剰施術を計画しており、合併症の多くは過剰施術で起こります。
旅行者向けの実務案内
どちらも当日施術です。ダウンタイムはほぼありません。一時的な赤み、腫れ、圧痛が出ることがありますが、通常24〜48時間以内に落ち着きます。施術当日も予定を続けられます。
経過確認をしたいなら、旅行の序盤に予約してください。どちらの施術も通常は追加来院を求めません。ただし疑問点や想定外の反応があった場合、帰国後にメールで対応するより、まだ韓国にいる方が良いです。
すぐに結果は出ません。特定のイベントに合わせて施術を計画するなら、Sofwaveは1〜3週間、Ultherapyは1カ月以上経ってから変化が見え始めることを考慮してください。結婚式の1週間前の予約は失望につながります。
麻酔は塗布麻酔です。どちらの施術も麻酔クリームを塗ってから行い、睡眠麻酔は不要です。施術時間とは別に、麻酔待機時間として約30分を追加で見込んでください。
服用薬と既往歴を準備して来てください。施術部位の活動性皮膚感染、一部の自己免疫疾患、特定の薬剤は施術適合性に影響します。こうした点を確認しないカウンセリングは、適切なカウンセリングではありません。
まとめ
どの機器も、それ自体が優れているわけではありません。Ultherapyは構造的リフティングを担う層に到達し、Sofwaveは表層のハリや小ジワを担う層を扱います。正しい選択は、その2つのうちどちらが実際に自分を不快にさせているのかに完全に依存し、これはウェブサイトではなく、適切な対面診断で答えられる質問です。
結果には個人差があります。すべての施術判断は医療スタッフの診察とカウンセリングを経て行われるべきです。
参考文献
- Gold MH et al. Efficacy and safety of high-intensity, high-frequency, non-focused ultrasound parallel beams for facial skin laxity. Journal of Cosmetic Dermatology. 2024.
- High-Intensity, Parallel Ultrasound Tightening of Facial Skin: Clinical and Pathologic Results. PMC. 2025.
- The efficacy and safety of the high-intensity parallel beam ultrasound device at the depth of 1.5 mm for skin tightening. Aesthetic Plastic Surgery. 2023.
文・Dr. Kwangryul Lee 院長
ディオレ医院、ソウル 江南

