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韓国留学生必見!国民健康保険の加入義務化と医療制度の完全ガイド

韓国で留学するなら知っておきたい医療・保険の基礎知識。国民健康保険の加入方法や費用、病院での保険適用金額まで紹介

ASAI YURI
5 months ago
韓国留学生必見!国民健康保険の加入義務化と医療制度の完全ガイド
SquareListIcon目次

  1. 韓国の医療・保険制度の基礎知識
  2. 国民健康保険の加入方法と必要書類
  3. 国民健康保険の保険料・金額
  4. 病院での国民健康保険の自己負担率
  5. 国民健康保険の対象外となる治療・サービス
  6. 韓国での病院の探し方・利用の流れ
  7. 実際に病院で支払った金額は?

韓国留学専門エージェントCreatripです

韓国留学を考えている、またはすでに韓国で生活している留学生の皆さんにとって「保険」は絶対に知っておきたい重要テーマ 
2021年から韓国では外国人留学生にも「国民健康保険」への加入が義務化され、保険料の支払いが必須となりました 
この記事では、韓国の医療・保険制度の基礎から、国民健康保険の加入方法・金額、病院での保険適用・保険対象外の治療、そして病院の探し方まで、最新情報をもとに紹介します。

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 韓国の医療・保険制度の基礎知識


韓国の医療制度は日本と似ており、全国民が「国民健康保険(국민건강보험)」に加入することが原則です。
外国人も長期滞在(6ヶ月以上)の場合は、原則として国民健康保険への加入が義務付けられています 
保険に加入していれば、病院や薬局での医療費が大幅に軽減され、安心して医療サービスを受けることができます。


 留学生の国民健康保険加入義務化とは?

2021年3月から、韓国で6ヶ月以上滞在する外国人留学生は「国民健康保険」への加入が義務化されました。
これにより、語学堂や大学に通う日本人留学生も、原則として全員が国民健康保険に加入しなければなりません。

 主なポイント

  • 6ヶ月以上の滞在ビザ(D-2、D-4など)を持つ留学生が対象
  • 加入は自動的に行われる(入国後、外国人登録証を取得した時点で国民健康保険公団から案内が届く)
  • 保険料の支払いは毎月
  • 加入後は外国人登録証を提示することで保険が適用される


  国民健康保険の加入方法と必要書類


国民健康保険は基本的に自動的に加入される場合がほとんどです 

加入される時期は下記の通りでビザの種類によって加入時期が異なってきます。

 加入の流れ

  1. 韓国入国後、90日以内に「外国人登録証」を取得
  2. 外国人登録証の発行後、国民健康保険公団(NHIS)から保険加入案内が郵送で届く
  3. 案内に従い、保険料の支払い(銀行口座引き落とし、口座振り込みなど)

 注意点

  • 加入手続きは自動的に進むことが多いですが、案内が届かない場合は国民健康保険公団で確認しましょう。
    • 국민건강보험 서울외국인민원센터(国民健康保険ソウル外国人民願センター)
      • 住所:서울특별시 구로구 새말로 97 신도림테크노마트 업무동 3층
        (ソウル特別市九老区セマル路97新道林テクノマート業務棟3階)
  • D4ビザの場合、入国後6か月後から適用されます
  • D2ビザの場合、外国人登録証が発行された日を基準に適用されます。
  • 加入初月は2か月分請求される場合がほとんどです。


 国民健康保険の保険料・金額


留学ビザの場合、国民健康保険料は一般加入者の平均金額から50%割引された金額が適用されます。

2025年現在、外国人留学生(D4ビザ・D2ビザ)の国民健康保険料は月額約76,390ウォンです 
※金額は毎年見直されるため、最新情報は国民健康保険公式サイトを確認してください。

 注意点

  • 支払いが遅れると延滞金が発生し、ビザ更新に影響することもあるので注意


 病院での国民健康保険の自己負担率


韓国の国民健康保険に加入していると、病院や薬局での医療費が大幅に割引されます。
また自己負担率は、診療内容や病院の種類によって異なります 

 主な自己負担率(2025年基準)

  • 一般外来診療:20~60%(病院の規模や診療科による)
  • 入院:20%
  • 処方薬:30%
  • 歯科治療:保険適用範囲内で30~50%
  • 健康診断:一部のみ保険適用


例)風邪で内科を受診し、薬をもらった場合
→ 診察料・薬代の合計のうち、約30~50%が自己負担、残りは保険でカバーされます。


 ポイント

  • 大学病院や総合病院は自己負担率が高め
  • 小規模クリニックや町の病院は自己負担率が低め
  • 外国人登録証は必ず持参


 国民健康保険の対象外となる治療・サービス

国民健康保険は万能ではなく、対象外となる治療やサービスもあります。
以下のような場合は全額自己負担となるので注意が必要です。

主な対象外項目

  • 美容整形・審美歯科(ホワイトニング、インプラント等)
  • 徒手療法
  • 一部の漢方治療・サプリメント
  • 先進医療・新薬・高額な特殊治療
  • 入院時の個室料金や特別食
  • メガネ・コンタクトレンズの購入

 韓国での病院の探し方・利用の流れ


 病院の種類

  • クリニック(의원):町の小規模病院。風邪や軽い症状におすすめ
  • 総合病院(종합병원):大きな病院。専門的な治療や検査が必要な場合
  • 大学病院(대학교병원):最先端医療や難病治療に強い

 診療科一覧 

主な症状診療科(日本語)診療科(韓国語)
風邪、発熱、咳、腹痛、頭痛など内科내과
外傷、切り傷、消化器官、内臓系の疾患で手術が必要な症状など外科외과
小児の発熱、咳、発疹、成長の問題など小児科소아과
皮膚のかゆみ、湿疹、アトピー、にきびなど皮膚科피부과
不眠、うつ、不安、ストレスなど精神科정신과
妊娠、月経不順、婦人科疾患など産婦人科산부인과
視力低下、目のかゆみ、結膜炎など眼科안과
耳の痛み、鼻水、のどの痛み、中耳炎など耳鼻咽喉科이비인후과
排尿困難、頻尿、尿路感染症など泌尿器科비뇨기과
骨折、関節痛、腰痛、捻挫など整形外科정형외과
虫歯、歯の痛み、歯茎の腫れ、歯石除去、歯のクリーニングなど歯科치과

 病院の探し方


  • NAVERマップやKakaoマップで「내과(内科)」「치과(歯科)」などで検索

 病院利用の流れ

  1. 受付で外国人登録証を提示
  2. 問診票の記入(韓国語が不安な場合は翻訳アプリを活用)
  3. 診察・検査
  4. 会計(保険適用後の金額を支払い)
  5. 薬局で処方薬を受け取る(薬局でも保険適用)

日本では病院を利用する際に診察券と保険証の提出が必要ですが、韓国の国民健康保険に加入している場合は外国人登録証のみ提出すればOKです 

 緊急時

  • 救急車:119
  • 警察:112
  • 24時間対応の救急外来(응급실)は大きな病院に併設

 実際に病院で支払った金額は?


保険が適用されるとどれくらいの金額で病院が利用できるのか気になりますよね。

先月、私自身が喉の痛みで韓国の病院(耳鼻咽喉科:이비인후과)を受診したときの実際の支払い金額を紹介しようと思います。

 備考

  • 病院:近所の耳鼻咽喉科(이비인후과)
  • 症状:喉の痛み、イガイガ感、咳
  • 薬の処方日数:4日分
項目金額
診察料5,500ウォン
薬代(4日分)3,300ウォン
合計金額8,800ウォン

日本と比べるとかなり安いですよね 

日本の感覚だと、初診料や薬代だけで2,000円~3,000円以上かかることも多いですが、韓国では保険適用後の自己負担がとても安く抑えられています 


 韓国の国民健康保険を免除する方法と注意点


韓国の国民健康保険は原則として留学生も加入義務がありますが、特定の条件を満たす場合は「免除申請」が可能です。

すでに日本の保険や民間保険に加入している場合など、状況によっては免除が認められることがあります。

 国民健康保険の免除が認められる主なケース

  • 日本の公的健康保険(国民健康保険・社会保険など)に引き続き加入している場合
  • 日本または第三国の民間医療保険に加入し、韓国での医療費を十分にカバーできる場合

 免除申請の手続き方法

  1. 必要書類を準備 
    -免除申請書
    - 日本の健康保険証または保険加入証明書(保険内容が分かるよう翻訳したもの)
  2. NHIS(国民健康保険公団)の外国人民願センター窓口で申請
    国民健康保険ソウル外国人民願センター(국민건강보험 서울외국인민원센터)
    • 住所:서울특별시 구로구 새말로 97 신도림테크노마트 업무동 3층
      (ソウル特別市九老区セマル路97新道林テクノマート業務棟3階)

 免除申請時の注意点

免除が認められても、韓国の病院で保険適用(割引)は受けられません。全額自己負担となるため、十分な補償内容の保険に加入しているか必ず確認しましょう。

また免除期間は1年間です。免除後、再加入する場合には国民健康保険外国人民願センターへ訪問する必要があります。

免除申請は1回のみ可能なため慎重に決めましょう 


まとめ

韓国での留学生活を安心して送るためには、医療・保険制度の理解が不可欠です。

国民健康保険への加入は義務化されており、毎月の保険料を支払うことで、病院や薬局での医療費が大幅に軽減されます。

ただし、保険対象外の治療やサービスもあるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。困ったときは、学校や国民健康保険(NHIS)に相談するのもおすすめです 

健康で安全な韓国留学生活を送るために、この記事が少しでも役立てば幸いです!

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