韓国留学専門エージェント！Creatripです
高麗大学のキャンパスは3つの地域に分かれているくらい広く、近くに山もあるので傾斜も結構激しめ…。
そんな広大な敷地にある高麗大学のキャンパスツアーをお届けします
高麗大学ってどんなところ？
高麗大学は2025年に創立120周年を迎える韓国を代表する名門大学のひとつ!
高麗大学ソウルキャンパスは、大きく3つのエリアに分かれています。
- 赤の丸マーク…인문사회계 지역(人文社会系エリア)
- 黄色の丸マーク…녹지 지역（緑地エリア）
- 青の丸マーク…자연계 지역（自然系エリア）
それぞれのエリアが大きいため、最寄りの駅が2つ存在します
青の丸マーク（自然系エリア）→ 6号線安岩（アナム）駅が最寄り駅、
赤の丸マーク（人文社会系エリア）→ 6号線高麗大（コリョデ）駅が最寄り駅です。
ちなみに、語学堂は赤の丸マーク（人文社会系エリア）にあるので、高麗大駅が最寄りです
ただし、駅からは少し歩くので、時間に余裕を持って向かいましょう！
キャンパス紹介
スタート地点：地下鉄「安岩（アナム）駅」
今回は、自然系キャンパス（青のエリア）から探検することに
安岩駅を出ると、すぐ目の前にキャンパスが広がっています！
横には高麗大学病院も見えますね 大学と医療機関が隣接しているのも特徴のひとつです。
キャンパスの入り口には、なんと高麗大学専用のバスも！
敷地がとても広いため、キャンパス内を移動するためのバスが運行されているようです。
과학도서관（科学図書館）
まず目にしたのは、科学図書館です。
高麗大学ソウルキャンパスにはなんと５つもの図書館を保有しています
中央図書館（중앙도서관）
1978年に開館し、約80万冊の資料を所蔵。韓国の私立大学の中で最大級の蔵書数を誇る。ヘソン法学図書館（해송법학도서관）
韓国国内の法学系図書館として最大の蔵書を所蔵。科学図書館（과학도서관）
工学、医学、自然科学分野を中心に約33万冊の蔵書がある。百周年記念デジタル図書館（백주년기념 학술정보관）
高麗大学創立100周年を記念して建設された「百周年記念三星館」内にあり、デジタル資料や国宝級の文化財を所蔵。大学院図書館（중앙도서관：대학원）
1937年に建設され、現在は教授や大学院生の研究室としても利用されている。
高麗大学の図書館システム全体では、約250万冊以上の蔵書を有しており、韓国でも有数の規模を誇ります
科学図書館の目の前には、高麗大学のシンボルでもある「KU」のオブジェが建てられています。
天気が良くなかったので写りが悪くて残念です…
산학관（産学館）
オブジェの後ろ側には、産学館があります。テクノコンプレックスと呼ばれ、内部には複数の企業研究所が入居し、大学と企業の産学協力研究を支援する施設になっています
ここで得られる賃貸収入は、工学部の学生の奨学金などに活用されているそうです！
産学館の前にはテラスがいくつかありました！天気のいい日にはテラス席でコーヒー飲むのもよさそうです
하나스퀘어（ハナスクエア）
KUオブジェの真下には、なんとハナスクエアと呼ばれる面積約8,500坪を誇る大型複合施設があります。
地下3階建てで、学生生活に便利な施設がぎっしり詰まっていました
地下には、カフェやパン屋さん、ファストフード店など飲食店が充実。軽食からしっかりしたご飯まで、ここでほとんど完結しそうな勢いです。
学生が利用できる休憩ラウンジもありました
하나은행（ハナ銀行）の出張所までありますね！
実はここ、ハナ銀行が寄付して建てられたから「ハナスクエア」と名付けられたそうです
ハナスクエア内で驚いたのが、「ユニストア（UNISTORE）」という書店。教科書や文房具だけでなく、高麗大学のロゴ入りグッズや日用品まで幅広く取り揃えていています
この店舗では、教科書や一般書籍、文房具、さらには高麗大学のロゴ入りグッズなど、さまざまな商品を取り扱っています。
広さもかなりあり、大学グッズコーナーは見応え抜群でした。お土産にも良さそうです
ここまで大きな記念品ショップはなかなか見られません
そろそろこの自然系エリアから出たいと思います
それにしても高麗大学のキャンパスは、傾斜が多いですね(笑)
人文社会系エリア
次はメインのエリアである人文社会系エリアに行きたいと思います
自然系エリアから人文社会系エリアに向かうと、このようなヨーロッパのお城のような建物が出てきます！かっこいい…
ここにもハナ銀行の支店がありますね！
目の前に入口があったので取り敢えず入っていきます ここは後門でしょうか？
학생회관(学生会館)
後門から入ってすぐ目の前にある建物が「学生会館」です。
ここは現在リニューアル工事真っ最中！ かなり大きいのでリニューアル後が期待されます
この日はちょうど学園祭が開催されていて、キャンパス中にフードトラックが並び、おいしそうな香りが漂っていました
さらにはサムスンのGalaxyイベントまで開催中で、さすが名門大学、企業コラボも活発な印象でした
본관（本館）
高麗大学といえばやはり「本館」の建物が一番有名ですよね？！
重厚な石造りの「本館」は、高麗大学のシンボルとも言える建築です。史跡第285号として文化財にも登録されており、その堂々たる佇まいは多くの人を魅了しています
ただ、講義は行われていないため、中に入る機会はあまりないそうです。
다람쥐길（リスの道）
本館の後ろ側には「リスの道」と呼ばれる道が存在します
リスがよく出没したことが由来だそうですが、近年はなかなか見かけることがないそうです
「リスを見ると良いことが起きる」などのジンクスもあり、学内のちょっとしたロマンチックスポットにもなっている場所
道には、リスの足跡まで描かれています！ 可愛らしいですよね
중앙도서관：대학원（中央図書館：大学院）
リスの道を通り抜けると図書館が見えてきました
この図書館も本館と同じように高麗大学を代表する建物で、文化財にも指定されています
図書館を利用ができるのは大学院生のみだそうです。
キャンパス内にはあちこちに芸術作品が展示されています。
右のオブジェは、地球儀の上に虎が乗っていますね
백주년기념삼성관（百周年記念サムスン館）
続いて訪れたのは、2005年に創立100周年を記念して建てられた「百周年記念サムスン館」
サムスンの寄付により建設されたこの建物には、高麗大学博物館や読書室などがあります。
고려대학교 박물관（高麗大学博物館）
観覧可能時間：午前10時～午後5時
休館日：日曜・月曜・祝日・博物館規定による休館日
料金：無料
約10万点もの資料が収蔵されており、国宝も3点展示されている博物館
考古学、歴史、民俗、美術など、幅広いテーマで楽しめるので、訪れる価値は十分あります
貴重な資料が沢山あり見ごたえ抜群なので高麗大学に訪れたら是非一度立ち寄ってみてください
정문（正門）
さぁ、ここが皆さんお馴染みの「高麗大学正門」です！
重厚な石造りのアーチ型のデザインが特徴で、この建物も高麗大学を象徴する建物の1つだと言えます。
この日も学生や観光客が写真に収めている様子も見えました
地下鉄「安岩駅」
地下鉄6号線「安岩駅」の 出口を出るとすぐに高麗大学の人文社会エリアのキャンパスに辿りつくことが出来ます
虎のオブジェが学生たちを出迎えていますね
韓国語センター
さぁ、そろそろ皆さんお待ちかねの語学堂（韓国語センター）の建物に向かいましょう
その前に一度、語学堂の位置について紹介したいと思います。
- 赤の丸マーク：語学堂（韓国語センター）
- 青の丸マーク：正門
最寄り駅である安岩から語学堂に向かうには様々な方法があると思うのですが、今回はわかりやすい方法を2つ紹介します。
行き方①
安岩駅から正門に向かい、博物館を左折してそのまま直進。少し時間はかかりますが、迷わず行けるルートです。
駐車場
行き方➁
駅の2番出口から出て校友会館を目指し、そこの駐車場を横切るルート。
距離的には最短ですが、初めての方は少しわかりにくいかも？
高麗大学に通われる方、もっといい行き方があればコメント欄にて教えてください！(笑)
どの道から行くにしても多少は坂を上らなければいけませんね…
バス停が語学堂の目の前にあるので、バス通学の方は便利かもしれません。
奥に見える建物が高麗大学の語学堂、韓国語センターです
ラウンジ
ここは学生たちが自由に使用できるラウンジです。警備員もいらっしゃいました
高麗大学の語学堂では、自主開発したオリジナルテキストを使用しています。
授業は、会話に力を入れていることでも有名ですよね
ラウンジは他の階にも準備されています。
本などの自由に観覧することが可能だそうです
教室は各階ごとに数多く設置されていました。
教室の内部はモニターが設置されており、生徒は14人以下で構成されています
次にやってきたのは、部活動ルームです。
ここでは曜日ごとに異なった部活動が開催されています
内容を見ると、テコンドー、ダンス、歌などが見られますね
事務室には、各言語ごとに対応可能な方がいらしゃいました。
- 日本語
- 英語
- 中国語
- ベトナム語
日本語が可能な方がいるので、なにか困ったことがあっても安心して対応していただけます
おまけ
これでキャンパスツアーは終了したいと思います
歩き回ったので一息つかなければ！
キャンパスの周辺にはカフェが沢山あるのですが、今回は勉強しやすいカフェに行ってみることに！
카페 안암동（カフェアナム洞）
- 住所：서울 성북구 고려대로22길 5 1층（ソウル 城北区 高麗大学路22キル 5 1階）
- 営業時間：11時～24時（週末～22時まで）
ドリンク類だけでなく、マフィンなどのデザートも販売されています
ここのお店はなんといっても広さです！席幅も余裕があるのでゆったり過ごすことが出来ます
どこの席もパソコンやタブレットで作業している様子がうかがえます
コンセントも沢山！ もちろんWi-Fiも完備されています
テイクアウトの場合は、1,000ウォン割引になるイベントも行っています
疲れた身体にカフェイン接種して生き返りました(笑)
学校付近でこんな過ごしやすいカフェは貴重なので、語学堂に通われる方は是非訪れてみてください
まとめ
これで高麗大学キャンパスツアーは終了です！
とにかく広大な上に坂も多いので、正直かなり歩き疲れました…(笑)
でも、その分、歴史ある建物や美しい景色が多く、通学しながら気分が上がるキャンパスです
周囲も静かで、勉強に集中できる環境なのも大きな魅力ですね
お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくかhelp@creatrip.comまでご連絡ください。
