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語学堂の提出書類に度々登場する「アポスティーユ」
どうやって申請すればいいのか、どこで申請するのか分からないですよね…
今回はそんなアポスティーユ申請の仕方について、詳しく紹介したいと思います
アポスティーユ申請の仕方
そもそもアポスティーユ(Apostille)とはなんでしょうか?
アポスティーユとは「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。提出先国はハーグ条約締約国のみです。アポスティーユを取得すると日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして、提出先国で使用することができます。(外務省ホームページ)
簡単に言うと、「この書類は日本の公的機関から正式に認証・発行された書類だ」ということを証明する証明書です!
①卒業証明書を発行
今回は語学堂の提出書類に登場する「最終学歴証明書(=卒業証明書)」を基準に紹介したいと思います。
先ずはアポスティーユ認証が必要な書類を用意する必要があるのですが、卒業証明書の場合、卒業した学校に申請する必要があります
私の場合、大学に在学中(=まだ大学は卒業していない状態)だったので、卒業した高等学校に問い合わせ、卒業証明書を英文で発行してもらい受け取りました
※日本語(和文)で発行or英文で発行する必要があるかは語学堂によって異なります。詳しくは語学堂の提出書類を確認してください。
最終学歴証明書の提出例:
高校卒業→高校の卒業証明書
専門学校卒業→専門学校の卒業証明書
大学在学中→高校の卒業証明書
大学卒業→大学の卒業証明書
大学院在学中→大学の卒業証明書
大学院卒業→大学院の卒業証明書
②公文書か私文書か確認
次に卒業証明書が「公文書か私文書」なのかを確認する必要があります。
見分け方は簡単です
公文書の書類が発行される機関
- 公立高校
- 国公立大学
私文書の書類が発行される機関
- 私立高校
- 私立大学
- 専門学校
- 高等専修学校(通信制高校)※3年制
③訪れる公証役場を確認

表を見てもらえばわかる通り、公文書と私文書では申請の流れが異なってきます
発行した卒業証明書が公文書の場合→外務省にてアポスティーユを発行します→⑥に飛んでください。
発行した卒業証明書が私文書の場合→申請する地域によって方法が異なります。
北海道、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、福岡県の場合、比較的簡単に申請が可能な「ワンスストップサービス」が利用できるので⑦に飛んでください。
ワンスストップサービスを利用しない場合は④に飛んでください。順番に説明します。
④公証人認証書を取得
卒業証明書が私文書の場合は、公証役場の公証人に公証人認証書をもらう必要があります
公証役場の場所は全国にあります。(公証役場の位置はこちら)
※埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、長野県、新潟県では公証役場にて次のステップである公証人押印証明まで一度に取得することが可能です。該当する方で公証人押印証明まで取得したら⑥まで飛んでください
※公証役場一覧を見てもらえばわかる通り平日しか受け付けしていないです。
公証人認証書を取得する際に必要な書類
- 卒業証明書
- 本人確認書類
- マイナンバーカード、パスポート、運転免許証など顔写真付きのもの
- 宣言書
- 手数料
- 和文の場合=5,500円
- 英文の場合=11,500円
- 印鑑
⑤公証人押印証明を取得

公証人認証書を手に入れたら次に法務局へ訪問します。(法務局所在地一覧)
ここで注意する点が、訪れた公証役場と同じ地域で申請する必要があります。
例)東京都にある公証役場で公証人認証書を入手したら、東京都にある法務局に出向かなければなりません。
法務局にて公証人押印証明を貰えば私文書が公文書になります。
公証人押印証明を取得する際に必要な書類
- 公証人認証書
- 公証人認証書はホッチキスなど取らないでください。
- 手数料
- 無料
⑥外務省にてアポスティーユ申請

公文書になった卒業証明書はアポスティーユ認証して貰うために外務省にて手続きをする必要があります
申請方法は3つです。(いずれも申請料は無料)
- 郵送での申請
- 外務本省(東京都)の窓口での申請:〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
- 大阪分室の窓口での申請:〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前4-1-76
⑥‐1郵送での申請
郵送で申請する際は、外務本省(東京都)もしくは大阪分室に郵送申請を行います
書類に不備がなければ、受領した3日開庁日後に証明済み書類が返送されます。
同封するもの
- 証明が必要な公文書(発行より3ヶ月以内の原本)
- 外務省_アポスティーユ申請書(アポスティーユ)
- レターパックなどの返送用封筒(※返送先住所=自分の住所、宛先を記入して同封します!)
⑥‐2外務本省(東京都)の窓口での申請
窓口で申請する場合でも交付は郵送になります。(受付可能時間:14時00分~16時00分)
窓口申請する際に必要なもの
- 証明が必要な公文書(発行より3ヶ月以内の原本)
- 外務省_アポスティーユ申請書(アポスティーユ)
- レターパックなどの返送用封筒(※返送先住所=自分の住所、宛先を記入しておきます)
- 追跡可能なレターパックをおススメします
- 本人確認書類
- マイナンバーカード、パスポート、運転免許証など顔写真付きのもの
⑥‐3大阪分室の窓口での申請
窓口で申請する場合でも交付は郵送になります。(受付可能時間:~16時30分)
- 証明が必要な公文書(発行より3ヶ月以内の原本)
- 外務省_アポスティーユ申請書(アポスティーユ)
- レターパックなどの返送用封筒(※返送先住所=自分の住所、宛先を記入しておきます)
- 追跡可能なレターパックをおススメします
- 本人確認書類
- マイナンバーカード、パスポート、運転免許証など顔写真付きのもの
⑦ワンストップサービス

ワンストップサービスとは公証人の認証、法務局の公証人押印証明及びアポスティーユが一度で取得出来るサービスです
ワンストップサービスが利用できるのは、北海道(札幌法務局管区内)、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、福岡県にある公証役場が対象です。各地域の詳しい役場はクリックすると確認することができます。
このサービスを利用するとアポスティーユが比較的簡単に取得できるので対象の方は是非利用してみてください。私の場合、私立高校を卒業、家が愛知県だったのでこのワンストップサービスを利用しました!
ワンストップサービスを利用する際に必要な書類
- 卒業証明書
- 本人確認書類
- マイナンバーカード、パスポート、運転免許証など顔写真付きのもの
- 宣言書
- 手数料
- 和文の場合=5,500円
- 英文の場合=11,500円
- 印鑑
まとめ
編集者が実際に取得したアポスティーユアポスティーユ申請の流れを紹介しました!
私はワンストップサービスを利用できる地域だったので公証役場だけを訪問し、アポスティーユを取得したので比較的簡単でした!
一見難しそうなアポスティーユ申請ですが、この記事がスムーズな申請に繋がると嬉しいです
気になることがあればhelp@creatrip.comまでご連絡ください
![[韓国留学]アポスティーユ申請方法をわかりやすく徹底解説](https://cf.creatrip.com/original/blog/14685/0skocpbapaiz7ehzerb9drxtqn33ud56.png?d=2800&q=75&f=webp)
