韓牛の等級や部位選びのポイント
韓牛選びのポイントから等級など知って得する情報をお届け!
- 韓牛の等級や部位選びのポイント
- 韓牛の歴史
- 韓国産牛肉はすべて韓牛(ハヌ)?
- 韓牛の等級(ランク)について
- 1. 国別の牛肉等級
- 2. 韓牛の歩留等級
- 部位選びのポイント
- 韓牛はどこで食べるのがおすすめ?
- 1. ソウル馬場洞畜產市場
- 2. 江原道橫城郡
- 3. 全羅道長水郡
- ソウルのグルメをさらに楽しむ方法!
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皆さんは韓牛(ハヌ)を食べたことがありますか?
今回は、これまで韓牛を食べてきた経験をもとに、韓牛選びのポイント、等級、絶対食べたいおすすめの部位など、知って得する情報をまとめてお届けします
目次
- 韓牛の等級や部位選びのポイント
- 韓牛の歴史
- 韓国産牛肉はすべて韓牛(ハヌ)?
- 韓牛の等級(ランク)について
- 国別の牛肉等級
- 韓牛の歩留等級
- 部位選びのポイント
- 韓牛はどこで食べるのがおすすめ?
- ソウル馬場洞畜產市場
- 江原道橫城郡
- 全羅道長水郡
- ソウルのグルメをさらに楽しむ方法!
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韓牛の等級や部位選びのポイント
韓牛の歴史
《朝鮮牛馬医方》
「韓牛(ハヌ)」という言葉が初めて登場したのは1399年で、韓国で最も古い獣医学書である《朝鮮牛馬医方(조선우마의방)》に記されています。しかし、当時は騎兵用の馬にのみ焦点があてられており、農耕用の牛についてはあまり詳しく述べられていませんでした。
その後、日本植民地時代に韓国の農業と畜産のシステムが大きく変わり、韓牛の品種改良が進められながら、食用としての価値が一般的に認識され始めたのです。
韓国産牛肉はすべて韓牛(ハヌ)?
韓国の牛は品種、産地、用途によって、韓牛(한우)、肉牛(육우)、乳牛(젖소)に分類されます。
韓牛は品種、産地、飼育方法が限定されていて、肉牛は韓国産と外国産(冷凍)に分けられます。外国産でも韓国で6ヵ月以上飼育された牛は韓国産とされますが、品種が異なるため「韓牛」とは呼ばれず「韓国産牛肉」とされます。
そのため、「韓国産」の表示があるからと、それが必ずしも「韓牛」であるとは限りません。
韓牛は必ず等級と産地の表示があり、韓国農林畜産食品部の認証を受けている必要があります。また、飼育方法も基準を満たしていることが求められ、それらを満たして初めて本物の「韓牛」とみなされるのです。
韓牛の等級(ランク)について
1. 国別の牛肉等級
韓牛 | アメリカンビーフ | 和牛 |
- | - | 5 |
1++ | 4 | |
1+ | Prime | |
1 | 3 | |
Choice | ||
2 | Select | 2 |
3 | Standard | 1 |
もちろん、あくまで大まかな基準ですが、韓牛もアメリカンビーフや和牛のように5つの等級に分類されます。韓牛と和牛は比較されることも多いですが、実際には脂肪や肉質が完全に異なるため、両者を比較するのは難しいです。
ただ、日本のBMS(脂肪交雑の連続的変化を示す12段階の基準)で見てみると、韓牛の1++等級は最高でBMS9番ですが、A5ランクの和牛は最高でBMS12番に相当します。
韓牛 (出典:헬스조선)
和牛に比べて脂身が少ない分、韓牛は肉質と食感で和牛とは異なる魅力を持っています。
2. 韓牛の歩留等級
韓牛にも独自の歩留等級(牛の生体から内臓、骨、皮などを取り除いた部分肉の割合の評価)があります。
基本的には肉質等級(1++が最高)と歩留等級(Aが最高)が総合的に評価されるので、韓牛を選ぶ際には合わせて参考にしてほしいポイントです。そのため、韓牛の等級は1++のほかにも、1++A、1++B、1++C、1+A、1+B、1+Cと続き、最終的に3A、3B、3Cとなります。
一般的に大型スーパーで見かける韓牛は1+が多く、それ以上のランクを食べたければ、馬場洞畜産市場や高級レストランに行く必要があります。
部位選びのポイント
韓牛は必ずしもすべての部位を焼いて食べるわけではありません。例えば、カルビタンに「韓牛」と記載されていれば、美味しさが保証されているようなものですので、見かけた際は、ぜひ注文してみてください!
ちなみに、サーロイン(등심)、ヒレ(안심)、ザブトン(살치살)、カルビ(갈비)は、焼肉用の韓牛を選ぶ際に必ずチェックしたい部位です。
韓牛はどこで食べるのがおすすめ?
韓牛を食べるなら産地または畜産市場に行くのがおすすめです。こうした場所では、一般の韓牛専門店より手頃な価格で韓牛を楽しむことができます。
1. ソウル馬場洞畜產市場
- 住所:서울 성동구 고산자로 344
- 交通:(2号線)龍頭駅4番出口
(2号線/5号線)往十里駅3番出口
ソウル最大の韓牛市場といえば「馬場洞畜産市場」抜きには語れません。ここでは、主に2つの営業形態がとられており、お店で直接お肉を注文する以外に、精肉店で購入したお肉を提携されているお店で食べることもできます。
韓国農林畜産食品部から韓牛専門店として認定されている老舗ばかりで、お肉の等級も選べるのでおすすめです。
ただ、ここでは別途テーブルチャージが人数分かかることを覚えておきましょう。ソウルで韓牛を食べたければ、ぜひ訪問して美味しい韓牛を味わってください。
2. 江原道橫城郡
江原道「横城」は「韓牛の故郷」ともいわれる韓国最大の韓牛産地です。基本的に韓牛の半分以上が横城郡で生産されているといっても過言ではありません。
3. 全羅道長水郡
水がきれいなことで知られる「長水郡」は、韓牛の名産地でもあり、韓牛を飼育するにあたって重要な役割を果たしています。また、韓牛を取り扱っている一部の店舗では、長水から仕入れた韓牛を提供しており、香り豊かで食感もやわらかく美味しいと評判です。
ソウルのグルメをさらに楽しむ方法!
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