ロッテ損害保険㈱
1. 商品の特性・加入資格について
イ.保険商品の特性- 身体検査など複雑な手続きなしに申込書の作成と捺印だけで簡単に加入できます。
- 韓国旅行期間中に限り自由に加入できるため、保険料の負担が少ないです。
- 韓国居住者はもちろん、海外居住者や外国人観光客が韓国旅行を目的として入国する場合、旅行から出国するまでの危険を担保します。
- 20名以上の団体の場合、人数によって最低5%から最高15%まで保険料割引特典があります。
- 保険期間によって短期契約(1ヶ月)、長期契約(2ヶ月)に分かれ、保険料の納入は一括払いです。
- 消滅性・純粋保障性保険であり、満期保険金はありません。
ロ.加入資格制限事項- 15歳未満者、心身喪失者、心身薄弱者は、死亡保険に加入できません。ただし、心身薄弱者が契約を締結したか、所属団体の規約に従って団体保険の被保険者になり意思能力がある場合は死亡保険に加入できます。
- 被保険者の年齢、職業、健康状態などにより、加入に制限があるか加入をお断りする場合があり、加入金額が制限されることがあります。
- 保険に加入したい被保険者の職業、職務など事故発生リスクによって保険会社の引受指針に基づき保険加入金額が制限されることがあります。
2. 保険金の支払事由・金額及び制限事項
イ.担保別保険金支払事由及び金額(単位:円)
区分 | 支払事由 | |
基本契約 | 韓国旅行中に傷害死亡・後遺障害 | 韓国旅行中に傷害事故により傷害を負い、その 直接結果として死亡または障害状態になった場合 |
選択契約(傷害担保) | 骨折手術費用 | 傷害の直接結果として骨折し、その治療を 目的として手術を受けた場合 |
骨折診断費用(歯牙破折を除く) | 傷害の直接結果として骨折と診断確定された場合 | |
五大骨折診断費用 | 傷害の直接結果として五大骨折と診断確定された場合 | |
五大骨折手術費用 | 傷害の直接結果として五大骨折を負いその治療を 目的として手術を受けた場合 | |
ギプス治療費用 | 診断確定された疾病または傷害によりギプス(Cast)治療を 受けた場合 | |
交通傷害死亡・後遺障害 | 交通事故により傷害を負い、直接結果として死亡または 障害状態になった場合 | |
溺死事故死亡 | 溺死事故により死亡した場合 | |
自然災害死亡 | 自然災害により死亡した場合 | |
強盗傷害死亡・後遺障害 | 強盗により傷害を負い、その直接結果として死亡または 障害状態になった場合 | |
凶悪犯罪(日常生活中) | 日常生活の中で凶悪犯罪事故で死亡したか、身体に 損害が発生した場合 | |
毒液性動物接触中毒診断費用 (年1回のみ) | 傷害の直接結果として毒液性動物接触中毒と診断確定された 場合 | |
スポーツ団体傷害死亡・後遺障害 | 団体の管理下で行う運動競技中に傷害を負い、その 直接結果として死亡または障害状態になった場合 | |
膝靭帯損傷・軟骨損傷手術費用 | 傷害の直接結果として膝靭帯損傷・軟骨損傷を負い、その 治療を目的として手術を受けた場合 | |
外傷性脊椎損傷手術費用 | 傷害の直接結果として外傷性脊椎損傷を負い、その直接的な 治療を目的として手術を受けた場合 | |
関節(膝・股関節)損傷手術費用 | 傷害の直接結果として関節(膝・股関節)損傷を負い、その 治療を目的として手術を受けた場合 | |
アキレス腱断裂手術費用 | 傷害の直接結果としてアキレス腱の断裂を負い、その 治療を目的として手術を受けた場合 | |
選択契約(所得補償金及びその他の保険金) | 24時間傷害所得補償金 | 傷害を負い、その直接結果として事故日から1年以内に 補償率50%以上の障害状態になった場合 |
交通傷害所得補償金 | 交通事故で傷害を負い、その傷害が治癒した後、 直接結果として事故日から1年以内に補償率50%以上の障害状態になった場合 | |
火傷手術費用 | 傷害により身体に火傷を負い、その治療を 目的として手術を受けた場合 | |
火傷診断費用 | 傷害により火傷と診断確定された場合 | |
住居地盗難損害 | 旅行中に動産が住宅の領域内に保管されている間に 盗難損害を被った場合 | |
選択契約(傷害疾病の入院費用) | 交通傷害の入院費用 | 身体に傷害を負い、その直接結果として生活機能又は 業務能力に支障をきたしたことで入院して治療を受けた場合 |
救急救命室入院費用(救急) | 救急患者に該当し、救急救命室で診療を受けた 場合 | |
救急救命室入院費用(非救急) | 救急患者に該当しないが、救急救命室で診療を 受けた場合 | |
食中毒入院費用 | 食中毒と診断確定され、その治療を目的として 継続して4日以上入院して治療を受けた場合 | |
選択契約(疾病担保) |
疾病死亡及び80%以上の高度後遺障害 | 韓国旅行で病気により保険期間中に死亡または身体の一部が欠損したか、その機能が永久に失われたため、規約に定められた補償率80%以上に該当する 後遺障害が残った場合 |
特定伝染病の発生 | 特定伝染病に感染して伝染病患者と診断され治療を 受けた場合 | |
選択契約(実損医療費用) | 傷害(保険適用内) | 医療機関に入院または通院(外来・処方せん調剤)し、 保険内の医療費用が発生した場合 |
疾病(保険適用内) | ||
傷害(保険適用外) | 医療機関に入院または通院(外来・処方せん調剤)し、 保険外の医療費用が発生した場合 | |
疾病(保険適用外) | ||
保険適用外の治療 | 傷害及び疾病の治療を目的として医療機関に入院又は 通院して保険が適用されない医療費用が発生した場合 | |
選択契約(費用担保) | 旅行中の携帯品損害 | 韓国旅行中に偶然な事故(紛失を除く)により携帯品に損害を 被った場合 |
罰金(Ⅱ)(対物) | 自動車の運転中に自動車事故により道路交通法 第151条(罰則)に基づき罰金を科された場合 | |
罰金(Ⅲ)(対人) | 自動車の運転中に自動車事故により他人の身体に傷害を負わせたことで確定判決により罰金を科された 場合 | |
交通事故処理支援金 | 自動車の運転中に、自動車事故で他人の身体に 傷害を負わせたことで刑事事件として示談金を支払った場合 | |
自動車事故の弁護人選任費用 (略式起訴を除く) | 自動車の運転中に、自動車事故で他人の身体に 傷害を負わせたことで弁護人の選任費用がかかった場合 | |
ホールインワン費用(1回のみ) | ゴルフ試合中にホールインワンを行った場合 | |
青少年の誘拐・拉致・人質 | 他人による誘拐、拉致、不法監禁などで監禁状態に置かれ、管轄行政機関に通報してから72時間が経過しても救出または監禁解除がなされなかった場合、 | |
金融詐欺 | 情報通信網を利用した金融詐欺に遭い警察に事故届を出した件が、ビッシングまたはサイバー金融犯罪のうちフィッシング、ファーミング、スミッシング、メモリーハッキング、その他電気通信金融詐欺に該当する場合 | |
サイバー脅迫 | サイバー脅迫に遭った被保険者がその対応で合理的な ランサム費用などを費やした場合 | |
選択契約(賠償責任担保) |
旅行中の賠償責任 | 韓国旅行中に偶然な事故により他人の身体または財物に損害を負わせ法律上の賠償責任を負担することで 損害を被った場合 |
ペット賠償責任(対人・対動物) | ペットの行為に起因する偶然な事故により、他人の身体または他人のペットに損害を与え、 法律上の賠償責任を負う場合 |
ロ.支払保険金算定方式 - 死亡保険金、診断費用、手術費用:保険加入金額全額を支払います。
- 後遺障害保険金、所得補償金:障害の程度に応じて保険加入金額の一定比率に応じた金額を支払います。
- 盗難担保:保険加入金額内で補償します。
- 入院費用:支払事由に該当する場合、入院1日ごとで支払し、支払日数は入院1回あたり180日を上限とします。
- 実損医療費:保険加入金額内で実際にかかった医療費用(ただし、自己負担金を控除)を規約に従って支払います。
- 費用担保、賠償責任担保:保険加入金額内で補償します。
ハ.保険金の支払制限事項 - 会社の保障は契約の申込みを承諾し、第1回保険料などを集金した時から開始されます。
- 医療実費を担保する複数の契約が締結されている場合、当該の保険規約に従って比例てん補方式で補償する場合があります。
- 一般規約および特別規約の内容によって保険金の支払が制限されることがあり、詳細は一般規約・特別規約をご確認ください。
※ 保険金をお支払いできない事由(例)
- 被保険者(保険対象者)の故意。ただし、被保険者(保険対象者)が心身喪失などで自由な意思決定ができない状態で自分を傷つけた場合を除く
- 保険受益者(保険金を受け取る者)の故意、契約者の故意
- 被保険者(保険対象者)の妊娠、出産(帝王切開を含む)、産後期
- 戦争、外国の武力行使、革命、内乱、事変、暴動
3. 保険料算出の基礎
イ.保険料の構成保険契約者が納入する保険料は、事故発生時に保険金を支払うための危険保険料と保険会社の事業経費を賄うための付加保険料で構成されます。
ロ.予定危険率- 過去の一定期間に発生した保険事故統計に基づき、今後事故が起きる確率を予測した数値をいいます。
- 特に、一人の個人が特定の時点で死亡したり病気になることなどに対する一定の確率を予測して保険料の算出に反映し、一般的に予定危険率が高いほど(低いほど)保険料が高く(安く)なります
ハ.予定事業比率- 保険会社は保険契約の締結・維持・管理に必要な各種経費を予想して保険料の一部を事業費用として策定しますが、ここで保険料のうち事業費用の割合を意味します。
4. 保障リスク別保険料の例
- 以下の保険料の例は、加入当時基準で28歳の女性、保険期間5日、一括払いの条件で作成されたものです。
区分 | 保険加入金額 | 自己負担金 | ||
入院 | 通院 | |||
傷害後遺障害 | 100万円 | なし | ||
実損医療費用 | 傷害(保険適用内) | 100万円 | 1万円 | 20% |
疾病(保険適用内) | 50万円 | 5千円 | 20% | |
傷害(保険適用外) | 1,000千円 | 1万円 | 30% | |
疾病(保険適用外) | 50万円 | 5千円 | 30% | |
火傷診断費用 | 1万円 | なし | ||
火傷手術費用 | 1万円 | なし | ||
骨折診断費用(歯牙破折を除く) | 3万円 | なし | ||
骨折手術費用 | 3万円 | なし | ||
五大骨折診断費用 | 3万円 | なし | ||
五大骨折手術費用 | 5万円 | なし | ||
ギプス治療費用 | 1万円 | なし | ||
食中毒入院費用担保 | 1千円 | なし | ||
交通傷害入院費用担保 | 1千円 | なし | ||
凶悪犯罪(日常生活中) | 10万円 | なし | ||
保険料 | 1,352円 | |||
注1)通院治療(保険適用内)の自己負担金は実際にかかった治療費の20%と1~2万円(病院ごとの金額)のうち大きい方の金額 注2)通院治療(保険適用外)の自己負担金は実際にかかった治療費の30%と3千円のうち大きい方の金額
注3)実損医療費の担保は国民健康保険未加入者としての割増金額を含む保険料
5. 解約返戻金の計算に関する事項
イ.保険契約解約時の返戻金 - 契約者または被保険者の責任でない事由で解約する場合
- 保険料を一括払いする場合
返戻金額=納入保険料⨯ | 未経過期間(日数) |
保険期間(日数) |
- 契約者または被保険者の責任による事由で解約する場合
- 返戻金額=納入保険料⨯(1 - 経過期間に対する短期料率)
- 注) 短期料率は料率書の短期料率表に基づく
- - 保険料を一括払いする場合
- 別途契約条件などがある場合、当該事項はその条件に従う。
- [用語定義]
- 納入保険料:保険契約者がこの保険に定められた料率に基づき会社に納
入しなければならない保険料で、最低保険料以上とします。

