韓国留学専門エージェント!Creatripです
語学堂で1年間勉強した場合の韓国語の実力?
韓国留学に関心がある方が1番気にする部分ではないでしょうか?
人によって勉強量や学習能力が異なるので、今回は平均的な数値をご紹介します。
すでに語学堂に通っている方はもちろん、語学堂に通う予定の方もぜひチェック!
韓国語の勉強
まずは本題に入る前に、韓国語学習の概念についてご紹介!
どの言語を学ぶ場合にも共通して言えることですが、短期間での学習は資格試験で高得点を取るスキルは身についても、実質的な言語能力は向上しません。新しい言語を学ぶ時には、子音母音の発音から少しずつ基礎を築き上げるしか方法はないのです。韓国語に限らず他の言語でも、基礎をきちんと固めるには最低1年以上の時間が必要です。

また、韓国語はアルファベットや漢字など、他の言語と大きく類似する点がありません。子音母音を覚えることから多くの時間を必要とし、文法では分かち書き、さらに深く入れば敬語まで学ばなければならないため、入門するだけでも難易度が高い方です。
もちろん、母国語が日本語の方や日本語をすでに習得済みの方は、他の語圏の方に比べて勉強しやすいのは事実!日本語にも敬語が存在し、文法語順など類似する部分が多いからです。しかし、だからといって決して簡単ではありません。副詞から始まり、現在進行形、過去形などの文法は、やはり紛らわしいです。したがって、結論としては「基礎をしっかり固めることが大切」ということです。
実際にも韓国語教師をされている方の話によると、韓国語の概念と文法、そして発音規律について理解するだけでも最低3ヶ月はかかるそうです。語学堂は1学期が約2ヶ月くらいなので、1学期は入門レベルの学習時間と考えればいいかもしれません!
入門レベルからしっかり基礎を築き上げるとして、1年後には一体どのくらいのレベルに達することができるでしょうか?
語学堂に1年通う
実は、1年後の韓国語レベルは、最初の学期の基礎学習の有無によって大きく異なります。
語学堂の1学期はTOPIKで考えると1つの級数だと思っていただければ理解は簡単です。そのため、1年は4学期なので、最終的にはTOPIK4級程度のレベルになると言えます。開講前のクラス分け試験を受ける時点ですでに基礎がある方なら、もう少し上のクラスになりますが、そうなると1年後にはもっと上の級を取得することができますよね!
もちろん、語学堂の先生の情熱が生徒たちの学業意欲を刺激することでより熱心に勉強する環境を作り出しますが、放課後の各々の勉強量によっても実力の差は広がります。
そのため、1年間通ったのに2級程度にしかならない学生もいれば、TOPIKの最高級数である6級を取る学生もいるのです。
コミュニケーション
TOPIKは、大学進学や就職などの用途で使用され、語学資格試験なので短期間でスキルを身につけることができるだけであって、実質的な韓国語能力、特に会話能力を向上させることはできません。「韓国まで来たのに、ある程度会話ができるようにはならないと!」と意気込まれる方も多いですが、実際に会話力を向上させるにはどうしたらいいでしょうか?
1) 会話の授業
語学堂の授業はたいてい半日の日程になっているので、放課後は他の授業を受けたり、他の活動ができます。会話の実力を伸ばす方法の1つとしては、本人が属している語学堂で会話の授業を受けること!先生たちが話す時のコツなど様々な情報を教えてくれ、授業中はずっと話すことができるので実力向上にとても役立ちます。
2) サークル活動
語学堂に1年通うことになれば、大学の開講期間と重なり韓国人学生たちとの交流の機会が増えますが、そうなると1番おすすめはサークルです。大学のサークル、または国際交流関連サークルに入ると、韓国の学生、つまり韓国人と日常的に対面コミュニケーションをとれるようになります。地道なコミュニケーションはリスニング能力とスピーキング能力を向上させ、事実上、会話の実力が伸びる手っ取り早い方法でもあります。結論として、サークルへの所属は現地人との交流及びコミュニケーションなのです。
3) 校内・校外活動
まず、校内活動には上で述べたサークルのほかにグローバルプログラムがあります。
例えば、延世大学は独自で「交換学生のための韓国語学習トウミ」というプログラムを運営!これは、韓国の学生たちと交流したり相互学習ができるプログラムです。韓国の学生たちが韓国語の学習をサポートしてくれ、学習活動時間中はずっと韓国語で会話をしてくれるので会話力の向上も図れます。
その他、留学生支援プログラムに関する内容は延世大学国際交流院サイトにて確認できるのでご参照ください。
また、建国大学も「国際学生トウミ」というプログラムを運営しています。外国人学生を対象に教室内で学んだ内容を実際に経験できるようにし、学生たちの足りない部分を補うことで学習効果を高めることができる制度です。この制度は、留学生に言語的なサポートだけでなく、文化まで共有する役割を果たしています。
このように、校内で多様な国際交流プログラムが運営されているので積極的に申請すれば韓国語の学習にも役立つでしょう!
次に、校外活動としては、アプリケーション活動があります。

出典:소모임
今回、例としてご紹介するのは、「소모임:ソモイム(小さな集まり)」という趣味友と繋がれるアプリ!地域別・関心事別にオフライン集会ができるモバイルコミュニティプラットフォームです。 登山、読書、外国語学習など、多様な種類の集まりがあり、興味のあるグループに入ることで多くの韓国人と交流ができます。
実際にも多くの会社員がこうした類のアプリを使用しており、同じ趣味を持つ者同士、あっという間に親しくなれるといった利点があります。ほかにも、「프립」、「우동」といった様々なアプリも存在するので、ぜひ探してみてください!

〈参考資料及び出典〉
건국대학교 언어교육원 https://kli.konkuk.ac.kr/ko/interkor/operation/
연세대학교 국제교류원 https://yiec.yonsei.ac.kr/yiec/special/study-support.do
以上、語学堂で1年間勉強すると韓国語の実力はどのくらいまで伸びるかについてご紹介しました。
やはりなんといっても1番は韓国語学習に対する本人の情熱と学習量ですよね!
今回の内容を参考に勉強の計画を立て、より充実した留学生活にされてください
ここまで、「語学堂で1年間勉強すると韓国語の実力はどのくらいまで伸びる?」についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくかhelp@creatrip.comまでご連絡ください。

