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韓国の不動産契約

韓国における不動産契約のあれこれを知って実生活で活用しよう!

Jiyoon Kim
3 years ago
韓国の不動産契約


韓国留学専門エージェントCreatripです    

不動産契約は頻繁に行うものではないため、自国で契約する場合にも混乱を招いたり不安になる部分が多いものです。

それを他国で行うとなると不安は倍増しますよね    

でも…!物件の確認から、契約時に記入する書類、入居後の注意点など、不動産契約に関するすべてを知ってしまえば安心!

今回は、学生寮を利用せずに1学期以上韓国で留学生活を送る留学生必見の不動産契約についてのあれこれをご紹介します。



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韓国の家

まず、韓国にはどのようなタイプのお部屋があるのか見ていきます。

韓国の不動産、学生寮やアパートの選択肢を示す韓国留学のためのガイドライン

部屋のタイプ

  • ワンルーム:面積が広かったり地下鉄駅や学校が近いほど相場は上がります。また、家電家具付きのお部屋もあります。
  • 一般住宅:単独住宅の場合と多層建物の場合に1階を借りる場合がほとんどです。
  • ヴィラ:高級ヴィラの場合を除き、主に部屋2つとリビング、ベランダ、浴室があります。
  • アパート:日本で言うマンションのことです。何棟もあり団地を形成しています。

家賃の支払い方法

  • 월세(ウォルセ):賃貸契約時の保証金とは別に月々の家賃を毎月支払うという賃貸制度で契約期間は通常1年です。
  • 전세(チョンセ):毎月の家賃の代わりに賃貸契約時に保証金としてまとまったお金を預ける賃貸制度で契約期間は通常2年です。



不動産契約の流れ

ここからは本格的に不動産契約の手続きについてご紹介します。


①物件探し

韓国での学生賃貸物件や部屋探しに関するプロセスの視覚例

出典:서울부동산정보광장

不動産やインターネットの仲介サイトなどを通して相場や物件を調べます。

最近はアプリでもある程度の相場を調べることができますが、より正確な実際の取引価格は、ソウル不動産情報広場やその他の地域は国土交通部のサイトから専有面積や取引金額など多くの情報を得ることができます。


②物件を決める

家主と直接契約することもできますが、確実な保証のためにも不動産仲介業者を介して取引されることをおすすめします。また、多くの物件を保有しているため素早い対応が可能であり、家主との交渉も間に入ってやり取りしてくれるので安心です。

不動産業者が直接ブログやサイトを運営している場合があるため、信頼できるかどうかはそこから確認することができます。一般的にサイトに掲載されているものに偽物件が多い場合は、良い物件から紹介してくれない可能性が高いです。また、大学の留学センターから紹介を受けることもできます。

韓国語が苦手なら「집토스(ziptoss)」がおすすめ!韓国語が話せない外国人でも部屋探しができるよう外国語に対応した不動産仲介業者が相談から契約までノンストップサービスを提供しており、水道、電気、ガス、消防、排水など、建物の設備を確認し、賃貸借契約書を締結するときの保証人の役割も兼ねています。

ただし、不動産仲介業者を信用しすぎずに、問題が発生するのを事前に防ぐためにも、重要な部分はしっかり確認することが大切です。また、不動産仲介業者でない場合もあるため、資格証明書が提示されているか、資格証明書の写真と仲介業者が一致しているかなどを確認することをおすすめします。


③物件を確認する

実際には写真と違う部分も多いので、最低でも3件以上見てから契約された方がいいかもしれません。

また、気に入った物件を見つけた場合は、その地域を直接訪れて周辺施設まで注意深く確認する必要があります。地下鉄やバス停などの公共交通機関がどのくらいの距離にあるか、近くにスーパーや薬局はあるか、交番はどこにあるかなどを必ず確認しましょう。娯楽施設が多い地域は深夜に騒音に悩まされる可能性が高いため注意が必要です。

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希望する物件を確認した後で契約前に知っておくと役立つ情報  

  • ウォルセだと地域によっては物件が多いため仲介業者への手数料を家主が全額支払う場合もあります。そのため、手数料の支払いについても事前に確認することをおすすめします。
  • 1年契約の場合にも住宅賃貸借保護法に基づき自動更新されるので同じ条件で賃貸が可能です。もし、1年後に引っ越す予定がある場合には、最低でも賃貸借契約が終了する1か月前に家主に通知する必要があります。


④情報の確認

契約を進める前に確認すべき事項がいくつかあります。まず、その物件の登記情報を確認し、家主の身分について確認しましょう。

登記情報からは、契約しようとしている物件の担保権や差押えの状態を知ることができます。特に、家賃が非常に高い都市ソウルなどでは、家主が借入金を返済せずに競売にかけられる家が多いため、安全に契約するためにはやはり借入金のない物件であることの確認が必要です。また、契約書の作成者が家主か代理人かを必ず確認し、代理人の場合は、身分証明書、印鑑証明書、委任状を必ず持参するよう要求しなければなりません。なるべく登記簿謄本上の所有者と直接契約を行うことが望ましいです。


⑤賃貸借契約書の作成

1. 賃貸人

賃貸人は、身分証明書、印鑑(または署名、指紋)、登記済権利証書、登記簿謄本、建物管理台帳などの書類を用意します。ただし、不動産仲介業者を通じて取引をする場合は、契約書と契約金、署名程度で処理することも多いです。

2. 賃借人(本人)

滞在日数備考
共通準備物:身分証、印鑑(または署名、指紋)、契約金
90日以下の滞在パスポートで身分確認 (パスポート情報がそのまま適用)
一般的に3か月以内の契約になるため、短期賃貸借や売買契約書を作成
90日以上の滞在外国人登録証で確認 (居住申告をした市民権者など外国人は、
金融取引、不動産取引などにおいて、国内市民同様の権利を有する)
国内居所申告事実証明がない場合パスポートを基準に契約書を作成後、在留カードが発行されたら貸借人欄の個人情報を変更

留学生も正当に賃貸契約を締結した場合、韓国人同様に住宅賃貸借保護法が適用されます。

  • 外国人登録証、つまり在留カードを取得し、賃貸契約書を作成します。
  • 居住地の変更があった場合は、変更日から14日以内に届出が必要です。
  • 正当に締結された賃貸借契約書をもって住民センターなどで確定日付を受け取ります。

以上のように完了すれば、賃借人の権利と保証金を守ることができます。

3. 契約書の作成

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契約書を作成する際には、取引当事者の個人情報、賃借目的物、契約日、家賃、家賃支払日、賃貸借期間、その他の条件などを明確に記載する必要があり、契約締結時には、通常、貸借保証金の10%に相当する金額を契約金として支払うことになります。

この契約金は、契約の履行前に賃貸借契約が解除された場合の相手方に対する損害賠償額の算定基準となるのでご参考ください。

4. 残金支払い後に入居

通常、残金は入居日に支払います。支払う前に不動産登記簿を再度確認して賃貸借契約後に不動産の権利関係に変動はないかを確認することが望ましく、現金よりも記録に残る口座振込で支払う方が安全です。領収書は必ず受け取って保管しておきましょう。


⑥入居後の注意事項

上で「住居地の変更届出」について少し触れましたが、正確には「転入届」です。入居したら必ず14日以内に転入届を出して確定日付を受け取る必要があります。転入届とは新しい居住地に転入したことを知らせる手続きであり、確定日付とは法廷や役場などで賃貸借契約を締結した日付を確認するために契約書の余白にその日付を押印してもらう手続きです。

これは、住宅賃貸借保護法に基づいて家が競売にかけられた場合に、確定日付があれば最優先で保証金を返してもらえるため、とっても重要な手続きになります。これらも大切な保証金を守るための重要な手続きになるので覚えておきましょう!

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〈参考資料及び出典〉

생활법령정보 https://easylaw.go.kr/CSP/CsmSortRetrieveLst.laf?sortType=cate
한국유학종합시스템 
https://www.studyinkorea.go.kr/ko/main.do




以上、韓国での不動産契約のあれこれをご紹介しました。

安全な契約とより便利な留学生活のためにもぜひご参考ください  

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ここまで、「韓国の不動産契約」についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくかhelp@creatrip.comまでご連絡ください。