(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)

イ·スマン

イ·ソンス、タク·ヨンジュンSMエンターテインメント共同代表
経営権紛争が本格化される様子だ。
カカオは7日、SMエンターテインメントが発行した123万株規模の新株と転換社債114万株を買収しながら、SMエンターテインメント全体持分の9.05%(約2171億5200万ウォン)を確保したと公示した。
これは、最大株主であるイ·スマン(18.8%)に対抗する勢力を集めるための、SMエンターテインメント理事陣の計画と見られる。2大株主となったカカオは、理事会でその他の非常務理事1人を選任できる権利を持つことになり、新たな成長の足場を築くことに成功した。
これに対しイ·スマンは明白な違法行為だと主張し、法的対応に乗り出すと発表した。彼は法務法人ファウを通じて、「SMエンターテインメントの理事会が第3者に新株と転換社債を発行することは、明らかに商法と定款に違反する行為」だとしながら、「違法な新株および転換社債発行を禁止する仮処分を通じて、理事会の試みを封鎖する予定だ。違法な決議に賛成した理事たちに対しては、民·刑事上のすべての法的責任を問う計画」だと明らかにした。
SMエンターテインメントの経営権紛争が本格化しただけに、イ·スマンと理事陣の葛藤の出発点に関心が集まっている。特にイ·ソンス共同代表は、イ·スマンの義理の甥で家族関係であるにもかかわらず、ALIGNパートナーズの支配構造改善案を電撃的に受け入れた後、SMエンターテインメントとイ·スマンの間でプロデューシング契約を終了した。
SMエンターテインメントの登記役員らは、登記取締役から辞任した後に個人会社であるライク企画を通じてプロデューシング名目の費用を受け取ってきたイ·スマンの行動を、快く思わなかったものと伝えられた。
これを引き続き指摘してきた小額株主代表である運用会社ALIGNパートナーズが昨年3月、SMエンターテインメントの株主総会当時に選任した監査人が会社に入ってきたことで、イ·スマンの活動に制約が生じ、この時からイ·スマン-イ·ソンス間の葛藤が生じることになったというのが、業界関係者の伝言だ。
アメリカに滞在していたイ·スマン氏は7日に韓国に帰国し、経営権確保のための本格的な行動に乗り出す方針だ。SMエンターテインメントの株主総会は3月に予定されている中、どのような方向に進むのか注目される。
SMエンターテインメント提供

