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パク・ジン外交部長官(右)が去る9日、ユン・ソクヨル大統領就任式に参加するためにソウルに来た林芳正日本外務大臣と会談した。 当時、外交部長官候補者だったパク長官と林外務相が肘で挨拶を交わしている。 聯合ニュース
韓国・日本の複数の外交消息通は24日、「パク長官が去る10日、ユン・ソクヨル大統領就任式に合わせて訪韓した林芳正日本外務大臣との初公式会談のために6月19日ごろ3泊4日日程で日本を訪問する計画」と伝えた。
パク長官と林外務大臣は9日、ソウルで2時間ほど晩餐会をしたが、当時パク長官が外交部長官に正式任命される前だった。
両国外交部長官は、ユン・ソクヨル政府発足後初の高位級外交会談を通じて、強制動員労働者賠償問題、2015年両国間慰安婦合意の有効性問題など、両国間の懸案をどのように解決するかなどを深く議論するという方針だ。
ムン。ジェイン政府の5年間、最悪の関係で駆け抜けた韓日関係を正常化する作業がついに始まるわけだ。
これと関連し、詳しい外交消息通は「これまで両国間の様々な懸案を公式議論してきた国長級窓口よりも級を上げ、次官級交渉ラインを新たにする方案が両国外交部長官間で模索されている」と伝えた。
また、去る2019年韓国の強制動員労働者賠償判決に対する報復措置で日本が出した半導体素材輸出規制を解除する方案が議論される可能性もある。
ジョー・バイデン米大統領は去る21日、ユン大統領との共同記者会見で韓日関係改善について「貿易障壁を解決する方法があるだろうし、我々はこの問題を非常に関心深く見ている。一部貿易障壁は前任者が導入した。 」と言い、輸出規制問題解決を仲裁するという意味合いを示した。
パク長官は韓日交流再開を象徴する意味でこれまでコロナウイルス感染症のために運航が中断された金浦-羽田路線の再運航を通じて日本との道を復活させる方針に伝えられた。
両国間のビザ免除を復元する措置も発表する見通しだ。
パク長官訪日期間中、岸田文雄の日本首相と面談が成立するかも注目される。
外交消息通は「韓・米首脳会談、日米首脳会談を経てインド太平洋経済枠組み(IPEF)に韓国と日本が共同で参加するなど、韓米日の三角協力の必要性がさらに大きくなった状況」とし「既存の北朝鮮核問題以外に経済安全保障問題も幅広く扱われるものと見られる」と話す。
一方、パク長官は来月中旬訪日を前後してアメリカを公式訪問する日程も現在調整中であると伝えられた。

