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結婚は間違いなく私たちの生活の中で重要なイベントです
韓国では朝鮮王朝時代から現代まで、結婚しても女性の姓が変わらない夫婦別姓を導入しています
今日は、この韓国の伝統の起源をご紹介します!
韓国の結婚文化

昔から韓国では、両当事者が同意して成立する婚約結婚でした。
結婚が決まると花嫁の家族によって小さな家、ソオクジエ(서옥제)が準備されました。
この習慣は高句麗王朝にまでさかのぼり、高句麗では結婚する前に、男性は女性の両親の前でひざまずき3回結婚を申し込まなければなりませんでした。
女性の家族が許可すると、ソオクジエ(서옥제)が建てられました
出典 : 중학교 역사
韓国では男性が結婚することを韓国語で、チャンガ カダ(장가 가다)と表現します。
チャンガ(장가)は、義理父の家を意味する、チャンイネチプ(장인의집)に由来します
新婚夫婦は約10年、または子供たちが成長するまで、花嫁の両親が建ててくれたソオクジェに住まなければなりませんでした。
そのため、女性は結婚後も旧姓を保持したのです
出典 : 네이버 지식백과
この伝統は大きな労働力になる男手が増えるため、息子がいない家族にとって特に重要でした。
結婚後も旧姓を保持することは、父親から受け継いだ苗字とその血筋に敬意を払うことも意味します
昔から韓国人は血筋を重視しており、父親から受け継いだ家系の苗字は、生まれてから死ぬまで変わってはならないものだと考えられていました。
韓国人女性が男性の名字を名乗ることはあったのか?
出典 : ildaro
韓国での夫婦別制は高句麗時代から続いていましたが、日本が朝鮮半島を支配した1940年代頃、変化を余儀なくされました。
結婚後に夫の姓を名乗る文化を韓国でも強いられたためです。
そしてまた日本の支配終了後、韓国は元の習慣を再導入しました。
姓を変えない利点
名義変更する必要なし

最初の利点は、銀行、クレジットカード、パスポートなどもろもろの名義変更する必要がないことです!
これは間違いなく、ただでさえ環境の変化のせいで忙しい新婚女性の時間を大幅に節約します
また万が一離婚してしまった場合も、旧姓に戻す必要がないのも楽なのが事実です
プライバシーの尊重になる

もちろん男性は、女性を自分の所有物と見なすべきではありません!
当たり前のことですが彼女もひとりの人間であり、旧姓を維持することは女性の家族を尊重する証とも考えられます。
以前は女性の家族への贈り物として、男性は豚肉と酒しか贈れませんでした。
お金や高価なものを受け取ると、女性の家族は娘を売ってしまうような気分になるためです
また女性は姓を変えなければ、名前だけで結婚したかしていないか判断されることもありません!
誰がいつ結婚したかはどうやって知る?
韓国の女性は姓を変えるなど、結婚していることを示す特別なイベントがないため、結婚式が大きな役割を果たします。
ほとんどは親戚や親しい友人は招待されますが、では結婚式に参加していない人たちはどうやって知るのでしょうか?
結婚指輪

ほとんどの夫婦は、結婚とお互いへの愛と尊敬の象徴として、結婚指輪を日々着用しています
韓国人が結婚しているかどうかを知りたい場合は、最初に結婚指輪をチェックしましょう!
年齢から推測する

約20〜30年ほど前は、韓国人の平均結婚年齢は約25〜27歳ほどでしたが、現在は結婚率は低下し、平均結婚年齢は上昇しています。
韓国人と話をしてると、結婚適齢期に見える人に恋人がいるのか、結婚の予定はあるのかストレートに聞かれることも珍しいことではありません!
いかがでしたか?
日本とはちょっと異なる文化ですが、結婚指輪を確認したり、結婚適齢期を気にするのは近い風習でもありましたね!
また韓国独特の文化をお届けいたします
ここまで、「なぜ韓国人女性は結婚しても姓が変わらないのか?」についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。

