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[ソウル=NEWSIS] B.I。2021.05.21. (写真=IOK Company(by 131LABEL)提供) photo@newsis.com
[ソウル=NEWSIS]イ·ギサン記者 = 検察が、麻薬購入·投薬容疑を受けるグループ「iKON」の前メンバーB.I(本名キム·ハンビン)に、実刑を求刑した。
検察は27日、ソウル中央地法 刑事合意25-3部(部長判事パク·サラン、クォン·ソンス、パク·ジョンジェ)の審理で進行された、キム氏の麻薬類管理に関する法律違反(ヒロポン)などの容疑の1次公判で、懲役3年を求刑した。150万ウォンの追徴命令も下してほしいと、裁判部に要請した。
この日は初の期日だったが、B.I側が全ての容疑と証拠を認めたため、すぐに結審手続きが進められた。
求刑意見で検察は、「被告人が犯行を自白したが、被告人が行ったカカオトークの会話内容を見ると、麻薬類に対する関心が相当なものだったことが分かる」とし、「犯行後の3年間、芸能活動をしながら莫大な利益を得た点などを考慮して言い渡してほしい」と明らかにした。
弁護人は最終弁論で、「本人が過ちを認めており、社会に大きな物議をかもした点について悔やみ、真剣に反省している」とし、「被告人に何の前科もなく、この事件の犯行後、麻薬類に手を付けたことがない事情などを、深く酌量してほしい」と述べた。
続けて、「(犯行当時)被告人は成人になったばかりの満19歳という青年だった。幼い歳で、誤った判断により本犯行に至ったもの」だと付け加えた。
B.Iも自ら立ち上がり、「過去にとても馬鹿みたいな過ちを犯した」とし、「考えが浅かったという言い訳をするには、多くのものを失い、家族の心を痛めた」と述べた。それから、「今も反省しており、これからも引き続き反省しながら生きていく」とした。
この日の裁判には、B.Iの父親も出席した。発言の機会を得た彼は、「子どもをよく教えて面倒を見なければならないのに、自分が恨めしい」とし、「僕も未成熟で愚かだが、親として最後まで責任を持って保護する」と言いながら、涙ぐんだ。
B.Iは2016年4月、公益情報提供者のA氏を通して、LSD、大麻などの麻薬を購入し、このうち一部を数回に渡って投薬·吸入した容疑で裁判にかけられた。
B.Iに対する1審判決公判は、来月開かれる。
一方、A氏は情報提供後、B.Iが関連する容疑で捜査線上に上がったが、警察とYGエンターテインメントとの癒着関係により、捜査がもみ消されたという疑惑を提起したりもした。彼は、警察がB.Iの麻薬情況を確保したのにも関わらず捜査せず、その中心にヤン·ヒョンソク前YGエンターテインメント代表がいるという趣旨で主張した。
これと関連し、A氏は2019年6月、国民権益委員会(権益委)にこれを情報提供し、権益委は昨年、関連資料を検察に移牒した。検察は捜査結果を総合し、B.I、ヤン前代表など4人を裁判にかけた。A氏は起訴対象に含まれなかった。
一方、ヤン前代表は、B.Iが麻薬を購入して吸入したという容疑と関連し、A氏を懐柔·脅迫して捜査をもみ消そうとした容疑で、裁判にかけられた。
ヤン前代表側は去る13日、同じ法院で開かれた初公判の準備期日で、「脅迫したり強要したことはない」という趣旨で、無罪を主張した。

