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韓国の同棲文化

韓国での同棲に対する考えってどうなの?韓国の同棲文化についてご紹介します

Trang Pham
4 years ago
韓国の同棲文化

こんにちは

韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報Creatripです!


隣の国ではありながらも、文化の違いが大きい日本と韓国

付き合っている段階でもカルチャーショックを感じる人が多いと思いますが、同棲はどうなんでしょうか....!

今回は韓国の同棲に対する考えと現状についてご紹介したいと思います


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韓国人の同棲に対する考え

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韓国保健社会研究所の報告によると、調査は2019年未婚の20~44歳までの男性1,140人と女性1,324人を対象に実施されました。

独身女性の51%以上が同棲に同意しており、その数は2015年から大幅に増加しています。

しかし、結婚せずに同棲だけするという割合は上の結果に比べ低下し、そもそも結婚を真剣に考えずに相手と同棲だけすることに反対する女性は52.3%でした。

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一方、独身男性は、結婚が最終目標であるかどうかにかかわらず、同棲することについて前向きな見方をしています。

調査に参加した男性の77%以上が、結婚する前に彼女と同棲すると答えました。

56.5%は結婚しなくても同棲する意見に同意しています。

報告書は、「同棲に関する男女の見解の違いは、今の社会が結婚を目的としない同棲について依然として否定的な見解が多く、女性は多くの課題に直面していることを示している。」とします。


年々同棲する人が増加する理由

1. 相手と性格が合うかどうかの確認

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根本的に、相手との性格の相性が結婚生活にも左右することは想像に難く無いでしょう。

そもそも恋愛の上でも価値観や性格が合わなければ続きません。

実際、離婚原因の一位が「性格の不一致」であるというデータも出ています。

恋愛をしている時はお互い最善を尽くし、滅多にケンカ等争ったりしません。

しかし、実際、韓国には、結婚してすぐに性格が合わないという理由で離婚する若いカップルがたくさんいます

衝突したり喧嘩ばかりしていては、生活にも疲れてしまいますよね

これらの問題を克服するために、韓国の若者は結婚前の同棲が必要であると考えています。

一定期間同棲をすることによって、お互いの悪い習慣を完全に理解し、お互い合わせていけるかどうか判断することができます。

また、結婚した後離婚することが有名ですが、同棲しているのに性格が合わなく別れる場合が多く正常だと思われています。

そのため、同棲は人生の大きな決断を下す前の試験のようなものと言えます


2. 経済的な問題

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韓国では結婚する前に家を所有していることが一般的ですが、韓国の住宅価格は日々上昇しており、若いカップルに負担がかかっています

2020年のソウルの4人世帯の平均収入は年間約5700万ウォンですが、ソウルのアパートの平均価格は9億ウォン以上です。

即ち、16年間何もせず息吸う家しか買うことができません。

実際、新婚夫婦がソウルに素敵な家を建てるのは非常に難しいです。

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さらに、結婚式を挙げる際も高い費用がかかります。

最も安くても1500〜2000万ウォン程かかります。

ドレス、メイク、新婚旅行、ウェディング撮影などお金がかかることは言うまでもありません

したがって、本格的に結婚準備をする前に、恋愛中のカップルはより低コストで住めるモーテルで同棲することを選択します。

彼らは、これをお互いへの負担を軽減すると同時に、お互い思いやり楽に暮らせる方法であると考えています


同棲に対して良くないイメージがある理由

長期性契約

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現在、韓国では、オンライン上で同棲について話すコミュニティ団体が2,000~3,000グループ程あります。

もちろん、真剣に人生のパートナーを見つける方法として考える人は沢山いますが、一部の男女は同棲を名目に性的欲求を解消することを目的とする人たちもいます。

それが多くの社会問題を引き起こしています


最近は、男性だけがひとりで、二人分の家賃や生活費を支払う程の経済的な余裕がないのが現状です。

そして、金持ちの孤独な女性たちは、彼らの必要性を解消するために同棲をしにくるんだそうです。

そのため韓国には「ペット男(애완남)」という言葉があります。

これは、失業者、金持ちの女性との同棲を受け入れる20〜30代の失業者の男性を指す言葉です。

同棲する際、女性は男性に150〜300万ウォン程度の給料を与え、男性が女性の代わりに料理や洗濯など家事をします。

同棲は職業として、あるいはさらに悪いことに性的欲求を満たすための環境として変化し、それにより多くの人々が悪い偏見を抱くようになっているのが現状と言えます。




いかがだったでしょうか?

今回は韓国の同棲文化について報告書を元にご紹介しました。

同棲に対して肯定的な考えが増す中、一方では同棲を利用した良くない事例もあります。


同棲を始め、お互いを思いやりながら幸せな時間を過ごせたら良いなと思います


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ここまで、「韓国の同棲文化」についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。