(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
｢組織的な売買吸引、ビットコイン取引で緻密な手法｣
大麻常習吸入の嫌疑で、懲役2年の実刑を言い渡されたチョン·イルフン。写真 l ユ·ヨンソク記者
大麻常習吸引の嫌疑で起訴された、グループBTOBの前メンバー チョン·イルフン(27)が、1審で懲役2年を言い渡され、法廷拘束された。裁判部は、チョン·イルフンの組織的な大麻買収および仮想通貨取引などを、量刑事由として明かした。
10日午後2時、ソウル中央地方法院 刑事合議22部(部長判事ヤン・チョルハン)は、麻薬類管理に関する法律違反の嫌疑で起訴されたチョン·イルフンに、懲役2年の実刑と1億3300万ウォン余りの追徴金を言い渡した。これまで不拘束の状態で裁判を受けていたチョン・イルフンは、法廷拘束された。
この日裁判部はチョン·イルフンに対し、｢被告人は大麻を売買し吸引した嫌疑で、何度にも渡って犯行を犯した。被告人は公訴事実を全て自白し、公訴事実を全て有罪として認められる｣と述べた。
裁判部は、麻薬類が幻覚および中毒性があり、個人と社会に及ぼす影響が大きいという点、組織的に長期間売買および吸引をしたため罪質が良くない点、ビットコインのような仮想通貨で大麻を取引するなど緻密な手口を使用した点などを指摘した。
裁判部は、｢大麻を買収し吸引したが、販売する営利行為には至らなかった。また初犯であり、犯行を自白し反省している点を考慮した｣としながらも、｢大麻の犯行は常習性が認められる水準であるだけに、これに相応する処罰が避けられない｣と明らかにした。
裁判部はチョン·イルフンに、懲役2年の実刑と追徴金約1億3300万ウォンを言い渡し、法廷拘束した。チョン・イルフンは、｢拘束に関連して話したいことがあるか｣という裁判長の質問に、｢ありません。申し訳ございません｣と短く答えた。
チョン・イルフンは1審の言い渡し直後、法廷拘束された。写真 l ユ·ヨンソク記者
チョン·イルフンは2016年7月5日から2019年1月9日まで、他の被告人7人と共謀し、161回に渡って1億3000万ウォン余りを送金し、大麻826グラムなどを買収して吸引した嫌疑を受ける。昨年5月28日に訓練所へ入所し、社会服務要員として代替服務をしている彼は、同年7月に麻薬類管理に関する法律違反などの嫌疑で、検察に送致された。
先月20日に開かれた2回目の公判で、検察はチョン·イルフンに対し、懲役4年と追徴金1億3306万5000ウォンを求刑した。
当時チョン·イルフンは最終陳述を通して、｢他の模範になるべき身分であるにも関わらず、このようなことでこの場に立って恥ずかしい。今回の事件を経験しながら人生を振り返ることになり、どれほど愚かだったかを悟った。これから恥ずかしくなく生きていくことを約束する。申し訳ない｣と頭を下げた。
一方チョン·イルフンは、2012年にBTOBのメンバーとしてデビューし、｢Beep Beep｣、｢Only one for me｣、｢Missing You｣などをヒットさせ、人気を集めた。チームのメインラッパーでありながら、｢The Winter's Tale｣、｢Movie｣などの作詞、作曲に参加したりもした。しかし、大麻常習吸入の嫌疑が伝わりながら、昨年12月31日にチームから脱退した。
