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海外から、睡眠誘導剤であるゾルピデムなどの向精神性医薬品を、申告せずに持ち込んだ嫌疑を受けていた歌手BoA(本名クォン·ボア、34)が、検察で不起訴処分を受けたと、所属事務所SMエンターテインメントが明らかにした。

歌手BoA / NEWSIS
SMエンターテインメントは4日、立場文を通して、「昨年報道されていた、当社の所属アーティストBoAと関連する件に対し、検察から去る5月末に不起訴処分が下されたことをお伝えする」と明らかにした。
これに先立ちBoAは、所属事務所であるSM日本支社の職員を通して、海外で処方を受けたゾルピデムなどの向精神性医薬品を、国内職員の名義で搬入しようとした嫌疑で、昨年に検察の調査を受けた。密搬入した医薬品の中には、ゾルピデムよりも誤·乱用の憂慮が大きい薬品も含まれていたものと伝えられた。
SM側はこの日出した立場文で、「当社の職員は、BoAが日本活動時に処方された睡眠薬を韓国に配送したが、関連の法令をきちんと知らず、医薬品に対する許可手続きを遵守できなかった」とし、「BoAと当社の職員は、処方、国内配送過程、関連の法令/手続き確認に関連し、不十分だった部分などに対して詳しく説明し、誠実に調査に臨んだ」と明かした。続けて、「検察ではこれを酌量し、BoAおよび当社の職員全員を不起訴処分した」とした。
それから、「今回の件によって多くの方々に心慮をおかけすることになり、改めて頭を下げて申し訳ない」とした。
SM側は昨年、検察調査の直後にも立場文を出し、事件に対し釈明した。
当時SMは、向精神性医薬品を持ち込むことになった経緯に対し、「最近BoAの健康診断の結果、成長ホルモンの低下により十分な睡眠が必要だという所見を受け、医師の勧めにより処方された睡眠薬を服用したが、めまいや嘔吐などの副作用が深刻に現れた」とし、「日本での活動当時に現地で処方された薬品に、副作用がなかったことが思い浮かんだ」とした。コロナにより代理人の受領が可能な状況だったため、現地の職員が病院で代わりに処方を受けたとと説明した。
それから、「海外で正常に処方された薬品でも、韓国で問題になり得るという点を認識できていないまま、成分表を添付すれば海外配送が可能だという現地郵便局の案内のみを聞き、薬を発送する過ちを犯した」とした。
SMエンターテインメントの公式立場全文
SMエンターテインメントです。
昨年報道されていた、当社の所属アーティストBoAと関連する件に対し、検察から去る5月末に不起訴処分が下されたことをお伝えします。
当社の職員は、BoAが日本活動時に処方された睡眠薬を韓国に配送しましたが、関連の法令をきちんと知らず、医薬品に対する許可手続きを遵守できませんでした。BoAと当社の職員は、医師の処方、国内での配送過程、関連の法令/手続き確認に関連し、不十分だった部分などに対して詳しく説明しながら、誠実に調査に臨みました。検察ではこれを酌量し、BoAおよび当社の職員全員を不起訴処分にしました。
今回の件によって多くの方々に心慮をおかけすることになり、改めて頭を下げて申し訳ございません。
今後は業務を進行する際、当社の役職員が関連法令、手続きなどを正確に熟知して遵守できるよう、さらに注意します。
ありがとうございます。

