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③9月には防疫守則を全面再検討

クォン·ドクチョル中央災難安全対策本部1次長(保健福祉部長官)が26日午前、ソウル鍾路区世宗大路の政府ソウル庁舎で、コロナ19対応中央災難安全対策本部の定例ブリーフィングを行っている。News1
来月1日から、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)ワクチン1次以上の接種者に限り、家族の集まりの制限が大幅に緩和される。第3四半期からは、屋外でのマスク着用義務も解除される。夏の休暇シーズンを控え、接種完了者ではなく、1次接種者にまでもインセンティブを与え、「防疫マジノ線」として挙げられるマスク着用の解除まで挙論されたため、防疫緩みの懸念が出ている。
クォン·ドクチョル中央災難安全対策本部(中対本)1次長(保健福祉部長官)は26日、「コロナ19で苦しんでいた日常を再び回復し、予防接種によるインセンティブを提供するために、防疫規則を段階的に調整する」と明らかにした。政府が公開した防疫守則の調整は、3段階である。
1段階: 6月「家族の集まり人数制限」を緩和
1段階は直ちに、来月1日から適用される。接種完了者はもちろん、1次接種者まで、現在8人に制限されている直系家族の集まり人数の基準から除外される。祖父、祖母が接種者であれば、最大10人まで集まることができる。療養病院・施設では、面会客と入所者のうちどちらかが接種を完了していれば、対面接触面会が可能だ。現在は、アクリル板などを間に挟んで会っている。
また、主要公共施設の入場料と利用料を割引きする。国立公園の体験プログラムは最大50%、国立公演場などでの観覧券は20%まで割引きされる。接種者のための、別途の古宮紀行プログラムも運営する。労使が休暇費を共に積み立てると政府も支援する、「勤労者休暇支援事業」に参加する接種者を対象に、ポイント、商品券、景品などを提供する、別途のイベントも開く。
2段階: 7月「屋外ノーマスク」許可
7月からは、1次接種者から「屋外ノーマスク(マスク未着用)」が認められる、2段階が適用される。もちろん、不特定多数が多く集まる集会や行事に参加する時は、マスクを着用しなければならないが、その他の公園などでは、マスクを外して運動したり散歩することができる。
スポーツ競技場や映画館にも、1次以上の接種者のための別途区域を設け、この人々に限っては食べ物を食べたり、歓声をあげながら応援する行為を許可する。
7月から2次接種者は、私的な集まりの人数基準(段階によって5人または9人)からも除外される。宗教活動も、オフラインで対面参加することができる。
3段階: 9月 防疫心則を全体再検討
全国民の70%以上が1次接種を完了する9月末からは、3段階が適用される。ワクチン接種がある程度進行された分、社会的距離置きなど防疫守則を全面再検討する。続けて、2次接種まで終えた国民が70%以上になるものと見られる12月以降には、室内でもマスクを外すことができるようにする方針だ。
政府がこの日、ワクチン接種者に対する果敢なインセンティブの提供方針を明らかにしたのは、低い高齢層のワクチン接種の予約率を引き上げるためである。この日基準の接種予約率は、70~74歳が68.9%、65~69歳が63.6%、60~64歳が52.7%にとどまった。ワクチン接種を督励して、防疫を無駄にする可能性があるという懸念に対し、ソン·ヨンレ中央事故収拾本部 社会戦略班長は、「上半期の1次接種1300万人の目標が達成されなければ、韓国社会の免疫力がどれほど確保されたかを再び分析し、7月以降のインセンティブ措置を再検討する」と述べた。

