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「イミテーション」初放送、現実的に描いたアイドル文化の明と暗

U-KISSジュン、ATEEZなど出演

해바라기 @creatrip
5 years ago
「イミテーション」初放送、現実的に描いたアイドル文化の明と暗


(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)


[日刊スポーツ パク・サンウ]


KBSドラマ『イミテーション』放送シーン

(この写真の著作権はTHE FACTにあります)

7日に放送されたドラマ「イミテーション」 /KBS提供


期待の中で幕を上げた「イミテーション」が、アイドル文化に思ったより真剣に接近した。


7日に放送されたKBSドラマ「イミテーション」の1話は、全体的に明るい雰囲気でアイドル文化を描いた。しかし、アイドル産業の裏側に隠れている大人たちの貪欲と、それによる練習生たちの悲哀まで冷静に描きながら、これからのストーリー展開に期待感を高めた。


人気アイドルグループSHAXは、カムバック日にメンバーのウンジョ(カン·チャンヒ)が姿を見せず、苦境に立たされた。所属事務所の代表は、ウンジョを探して厳しく批判し、クョンリョク(イ・ジュニョン)はその声を外で聞いた。携帯電話の所持が禁止であるにも関わらず、携帯電話を持って出てくるウンジョを見て、クォンリョクは不快に思った。この日以降ウンジョは、跡形もなく消えてしまった。


練習生のマハ(チョン・ジソ)は、ビジネスだけを強調する所属事務所に嫌気がさした。マハの所属事務所代表は、「商品性に欠ける子たちは全員外せ」と、アイドル育成を金儲けとしてのみ捉え、マハは小さい会社に足を運んだ。


友人のユジン(チョン·ユンホ)は、そんなマハを引き止めた。しかしマハは、「小さい会社に行って、急に人気を得た子たちもいる。私がそうなるかもしれないことは誰も知らない」と、勇ましい姿を見せた。ユジンは心配したが、そんなマハを応援した。


マハは移った所属事務所で、デビューを控えたガールズグループ「オメガ3」に合流した。オメガ3のあるメンバーが行方をくらましたため、その席に代わったのである。そこで、新しいメンバーのリア(ミンソ)とヒョンジ(イム·ナヨン)に会った。マハは、「私は逃げない。冷水シャワーも大丈夫だし、ゴキブリも大丈夫。だからよろしく」と切実な姿を見せ、2人のメンバーの心を掴んだ。


オメガ3のデビュー日、姿を消した前メンバーが、漢江で変死体で発見された。所属事務所の過酷行為による自殺に推定されると、放送出演が禁止された。オメガ3のデビューは無散になり、マハは荷物をまとめて宿舎を出て行き、端役から小さい舞台まで転々としながら生きていった。


端役女優として参加した撮影現場で、偶然クォンリョクと出会った。クォンリョクはそのドラマの主演俳優で、スタッフたちの賛辞を受けながら演技を繰り広げていた。


撮影が夜遅く終わり、マハはマネージャーに電話をかけたが、マネージャーは「申し訳ない」という言葉だけをずっと言いながら、現れなかった。ソウルに戻る方法がないマハの前に、偶然クォンリョクが現れながら、1話は終わった。


この日の「イミテーション」は、全体的にはつらつとした雰囲気ではあったが、暗い話も多かった。事務所の過酷行為による練習生の自殺、事件をめぐる事務所の非人間的な形態、お金を最優先の価値と考える芸能産業の従事者たち、チーム内の不和など、蔓延した問題だが、ドラマの素材にするには難しいテーマが果敢に盛り込まれた。


しかし、練習生たちの純粋な気持ちも垣間見ることができた。大人たちの偽りの欲望の中でも、夢を叶えるために最善を尽くして生きる、マハとクォンリョクの純粋な姿には、早くから感動があった。彼らがこれから、冷酷な世の中をどのように乗り越えていくのか、期待される。「イミテーション」は、毎週金曜日の午後11時20分に放送される。