こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報Creatripです!
日本でも「夜に口笛を吹いてはいけない!」や、「霊柩車を見たら親指隠せ!」などと言った迷信がありますよね
すべての人が信じているわけではないけど、なんかそう言う言い伝えがあると訳もなく、そういう気がしてくる...と言う方も多いのではないでしょうか?
韓国でも多くの迷信がありますが、今回はそんな迷信の中から「恋愛」にまつわる迷信をご紹介します
その他生活迷信はコチラ
韓国の迷信
1.첫 눈 올 때 손톱에 봉숭아 물이 남아 있으면 첫사랑이 이루어진다
(初雪が降るとき、爪にホウセンカ染めしたものが残っていたら初恋が叶う)
ホウセンカ染めとは、ホウセンカ(鳳仙花)を潰して爪に染色させるもので韓国では幼い頃よく遊ばれる遊び(?)オシャレの1つの様なものです
봉숭아 물들이기(ホウセンカ染め)と言う名前の通り、爪を染めるので新しい爪が生え、長くなった染まった部分を切るまでなくならず、花なので安心、しかも可愛らしい色なので小さな子にピッタリで喜びます!
先ほども述べた通り爪を切ってしまうまで色は残るので、初恋が叶うように雪が降るまでなるべく爪を切らないで少しでも染めた部分を残しておこうと頑張る友達もいました ㅎㅎㅎ
最近は韓国のダイソーでも売られているので興味がある方はぜひ試してみてください。
2. 연인에게 신발을 선물하면 도망간다
(恋人に靴をプレゼントすると逃げられる)
出典:화려한 유혹キャプチャー
韓国では恋人たちの間でタブー視されてきたプレゼントアイテムの中で1番に挙げられるのは、どうしても靴...。
靴をプレゼントすると、その靴を履いて逃げて行くと言われていました。
しかし靴業界ではそんなタブーを覆そうと言う動きがここ数年あります!
最近では「良い靴が良い場所に案内してくれる」という言葉で消費者たちの心理を逆手に !

しかし、いざ恋人に靴をプレゼントしようとする時にこの迷信が気にかかるのは確かです ㅋㅋ
3. 덕수궁 돌담길을 애인과 걸으면 헤어진다
(徳寿宮の石垣道を恋人と歩くと別れる)

ソウルの5大古宮である徳寿宮(トクスグン)ソウル市庁や明洞、光化門、景福宮などからも近いので訪れたことのある方も多いのではないでしょうか?
この古宮の横道の돌담길(トムダルギル:石垣道)は本当に美しく、天気のいい日にはお散歩に最適なのですが、カップルで歩くことはタブーとされています
諸説ありますが、「この道の近くに離婚訴訟を専門に扱う家庭裁判所があって、離婚をしに行く男女がよく通う道だから」と言うものや「徳寿宮の石垣道には冷遇を受けた宮女たちの恨みが残っており、カップルを呪う」と言うものが理由に挙げられています...。

どっちにしろあまり良い感じはしないですね
4. 첫사랑은 이루어지지 않는다
(初恋は叶わない)

これもただの迷信ですが、納得がいくものではないでしょうか?
幼い頃に恋した異性と結ばれ結婚まで行く人はほとんどいないからです
例え運よく付き合ったとしても韓国には(きっと他の国でも)、軍隊や家族の反対、現実的な壁...等にぶち当たり、上手くいかないケースも多いと思います

それでも初恋は幼い頃の純粋だった心で向き合った好きな人は、良い思い出として心の中に残りますよね
5. 헌신하다 헌신짝 된다
(恋人に対して献身的にし過ぎると古い履物の様になってしまう)
こちらは、言葉が似ていることからそう言われるようになった迷信です。
献身を意味する「헌신(ホンシン)」と、古くていつでも捨てられるような弊履を意味する「헌신짝(ホンシンチャㇰ)」の言葉から恋人に献身的に尽くし過ぎると、相手はそのありがたさを忘れて当然のことのように感じてしまいぞんざいに扱うようになってしまうよという意味

よく恋人に一途な人や会社で残業をし過ぎる人にこの言葉を使ったりします

6. 열 번 찍어서 안 넘어가는 나무 없다
(10回切っても倒れない木はない)
10回切っても倒れない木はないように、何回も挑戦すれば結局は叶う、成功すると言う意味ですが主に恋愛関係で使われる迷信となりました
言葉の通り、好みの女性を手に入れるためにフラれてもフラれても何回でも告白すれば、最終的には心を開いてくれると言われたりします。
確かにこのご時世、何度振っても自分を諦めないでいてくれる人なんてそうそういないので嬉しいですよね
しかし度が過ぎたりしたら迷惑に思うこともあるので加減が重要ですし、やはりこれは迷信と言えるでしょう...
7. 부케 받고 6개월 안에 결혼해야한다
(ブーケを受けとったら6か月以内に結婚しないといけない)
結婚式の手順の中でも重要な部分、花嫁の持っていた花束を投げるセレモニーであるブーケトス

花嫁がブーケを投げ、主に花嫁の友人や次に結婚しそうな人がブーケを受け取りますよね!
ここまでは韓国も一緒。しかしブーケを受け取った友人は、6ヶ月で結婚しなければ3年間は結婚できないと言う迷信が韓国にはあります
これは、外国から入ってきた結婚迷信だそう。
こちらの迷信は結構信じる人が多いので韓国では、あらかじめブーケを受けとる人を決めておいて、その人に向かって花束を投げる、と言うやり方が一般的に行われています
8. 부케는 100일간 말려서 태워라
(ブーケは100日間乾燥させて(ドライフラワーにさせて)から燃やせ)

一度だけの結婚式のために、最近は花束を注文製作する夫婦が多いですね
なのでブーケを受け取った花嫁の友人は再び夫婦に花束を返すと言うこともあるそうです。
その花束は、100日間よく乾燥させてから燃やすと夫婦関係を良く維持できると言う迷信があります

結婚関係の迷信はなんせ、新しい生活に響いてくることなので、信じて乾燥させるところまでやるけど、もったいないので燃やせないと言う夫婦も多いそうです
9. 아홉수에 결혼하면 안된다
(アホプスで結婚してはいけない)
数字9で終わる年齢を아홉수(アホプス)と言います
19歳、29歳、39歳などになる年です。
数字9が韓国では良くない数字なので、不吉に感じるためアホプスに結婚をすることは良くないと言う迷信が生まれました

結婚は新たなスタートなのに9と言う最後の意味がある数字が不吉だと言います。
出典:우리결혼했어요시즌4キャプチャー
しかし最近はそこまで気にする人もいないみたいです
10. 4살 차이는 궁합도 안본다
(4歳差は相性ピッタリ)

韓国は特に年齢に敏感です。
新年運勢や四柱(サジュ)などを見ても、すべて生まれた年が使われます
結婚を控えた恋人間の相性も年齢が重要になってきます。
年齢差に応じて、男女の相性に等級をつけたりもするからです
特に4歳違いはピッタリと言われるほど相性がいいと言う迷信が存在します。
出典:연예가중계キャプチャー
男女どちらが年上、年下でも関係ないそうです。
これは4年の差がある干支の動物同士の相性がよく合うことから由来されたと言います
韓国の占い文化についてはコチラ
11. 비오는 날에 결혼하면 잘 산다
(雨の降る日に結婚すると良い)
天気の良い日に結婚したいと言う人が多いと思いますが、結婚式の日雨が降れば意外にもずっと2人仲良くよく生きていけると言う迷信があります
これは雨が降れば地が肥沃になって豊作が望めるように結婚も恵まれるだろうという意味があるそうです。
せっかくの晴れ舞台、雨のせいで空が曇り気持ちがブルーになるカップルを慰め、気遣った言葉からそう言われるようになったとも言われます
12. 칼과 도마는 시어머니가 선물한다
(包丁とまな板は姑がプレゼントする)
最後に非常に古い迷信をご紹介します
昔は女性が家の中の仕事を引き受け責任を持つことが当たり前だったため、キッチン用品は完璧に女性のものでした。
姑が台所用品をプレゼントするというのは、夫のために家の中で働く人になりなさいという意味、実家とは縁を"切りなさい"と言う意味から包丁とまな板が女性側に送られたと言われます

なので最近はそんな迷信から嫁に良い印象を与えないと、包丁とまな板をプレゼントする姑は減ったそうです
いかがでしたか?
日本と似たような迷信もあったのではないでしょうか。
最近はそこまで迷信を気にする人は少ないですが、昔から伝わってきた言葉だけに、お年寄りの中にはまだ固く信じている迷信もいくつかあります
でも所詮迷信なので科学的根拠はなく、所説あります。
面白い韓国の話の参考になればと思います
ここまで、韓国の恋愛にまつわる迷信についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。

