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キャッシュレス社会の韓国(韓国はカードが主流!)

お店が現金払いを要求してきたり、カード決済時に手数料を上乗せしてくるアレは違法行為だった?!

Yeong
2 years ago

こんにちは  

韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報
Creatripです!


国内のほとんどの場所でカード決済が可能な韓国  

現金を持ち歩かなくても、カードさえあれば移動から買い物まですべて解決!

韓国ではクレジットカードの普及率が2015年の83.3%から2019年には90.2%に上昇し、70歳以上の高齢者の6割以上がクレジットカードを利用しています。

生活の中でクレジットカードが使えるお店より現金しか使えないお店を探す方が難しいくらいです

韓国では現金以外の決済が主流ですが、それが観光客に与える影響にはどんなものがあるでしょうか?

韓国でクレジットカードが使えるメリット・デメリットとは?


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韓国人はどれだけの人がカードを使っているか?

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出典:Hyundai Card

2022年01月から08月までのデータによると、韓国市場占有率が最も高いカード発行銀行は新韓(22%)、サムスン(19.9%)、現代(17.5%)でした。

これは現代韓国人の5人に1人が新韓またはサムスンのクレジットカードを所有していることを意味します。

ただ、現代カード会員1人当たりの月平均利用額が109万1000ウォンであるのに対し、新韓及びサムスンは会員数は多くとも現代より消費額が少ないのが現状です。(2022年08月基準)


また、韓国で子供からお年寄りまでカードを使う理由に、デビットカードの普及が挙げられます。

銀行で口座を作ると韓国ではっその通帳預金内に入っているお金を直接引き出す必要なく支払いと同時に自身の銀行口座から引き落としがされる仕組みのデビットカードも一緒にもらいます  

そのカードでネットバンキングやインターネット決済も可能で便利、口座にある分しか使えないのでクレジットカードのように使いすぎて返済に困るというようなことがなく、子供に毎月のお小遣いを口座に入れてあげてチェックカードで支払わせたりする親も多いです。



韓国はなぜキャッシュレス社会になったのか?

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人々の取引は物々交換に始まり、貝殻や金銀の量で品物の価値を計算するという基本的な貨幣概念が生まれました。

やがて硬貨や紙幣、そして現代の電子マネー、さらにはバーチャルマネーまでが生産されるようになったのです。

韓国のキャッシュレス社会化への動きは1998年アジア通貨危機がきっかけとなっています。

法人の脱税防止と国内消費の活性化のため政府がクレジットカードの免税を推進しました。

この政策がキャッシュレス社会への第一歩となり、犯罪防止と貨幣発行コスト削減のための便利な決済システムを用いた現在の社会へと発展していったのです。



韓国のキャッシュレス取引

セルフレジ

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せっかちな韓国社会への便利なセルフ注文/決済端末「キオスク」の出現でキャッシュレス化も加速!

カード専用のセルフレジをいち早く導入したダイソーに続き、現在では数多くの外食チェーン店がキオスクの導入を進めています。

顧客が注文から決済までを自ら行うことで、企業側は注文や会計のミスを減らすだけでなく人件費削減にも成功しているんです。





無人店舗

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セルフチェックアウトシステムと同じ概念で、事業主が遠隔監視及び運営している無人店舗で顧客が商品を選び会計まで済ませます。

店員がいないためカード決済しか利用できないという点もキャッシュレス社会への参入に関係していますね!

無人ラーメンコンビニについてはコチラ





現金利用不可の店舗?

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「カードが使えない」お店は聞いたことがあっても、「現金が使えない」お店はあまり聞いたことがありませんよね?

無人店舗やセルフレジ店舗とは異なり、韓国スターバックスの約半数の店舗(ソウルでは最大70%)ではカード決済のみを受け付けるキャッシュレス方式で運営しています。

観光地やビジネス街のスターバックスではまだ現金利用可能ですが、旅行者は韓国で使えるカードを1枚もっておくとよさそうです。



まだ現金を使っている人はいるのか?

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韓国では国内事業者の99%がカード決済を導入していますが、1%の事業者はカード決済を導入していません。

例えば、在来市場、地下街、屋台、臨時営業所などがその1%で、これらのビジネスは現金取引のためキャッシュフローを確認する方法もありません。

現金払いだと10%割引になったりカード決済時に手数料を上乗せしてくるお店もありますが、それらは違法行為で脱税が疑われます。

韓国の与信専門金融業法によると上記の違法行為をした場合、最高で懲役1年もしくは罰金1,000万ウォンが科されるとか!

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しかし、今では大体のコンビニや飲食店などの各種店舗において価格が固定(原価計算に税金が含まれている)されているため摘発は容易ではありません。



観光客が韓国でカードを利用するメリットとは?

カード普及率が高くキャッシュレス社会の韓国ですが、それは旅行者にどんな影響を与えるでしょうか?


キャッシュレスの利便性

NAMANEカードについてはコチラ

旅行者は韓国で銀行口座を開設したり韓国のクレジットカードを申し込むことはできません。

そこで、韓国の消費形態に合わせた旅行者向けのカード「NAMANEカード」が生まれました。

KB国民銀行が発行するこの「NAMANEカード」は、交通カード機能を備えているだけでなくプリペイド式デビットカード感覚で利用できます。

買い物や旅行の後に小銭が残る煩わしさや、お金をなくす心配からも解放され、とっても便利なのでおすすめです!





カード決済時の為替レート?

外貨両替をする場合、銀行にて現金で両替するよりもインターネットバンキングのアプリで両替した方が断然レートが良くなります。

海外取引手数料が気になる方は、会計時に韓国ウォン取引を選択し、海外特典の高いカードを選んで買い物しましょう!



以上、韓国のキャッシュレス社会について探ってみました。

今は昔のように旅費をすべて現金で持ってくる必要はありません   

1枚あると超便利な旅の味方「NAMANEカード」!ぜひおすすめです  

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ここまで、「韓国はカードが主流!(キャッシュレス社会)」についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくかhelp@creatrip.comまでメール、もしくは公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。 

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