「綺麗になりたい」気持ちで出発 by us HAIR & MAKE-UP カット+シャンプーの旅記
Jufy
3 days ago
考えてみれば、このワクワクはネットに育てられたものだったんです。普段スマホをスクロールしていると、韓国式のカットやシャンプーの体験シェアがよく流れてきて、カットしただけで雰囲気がガラッと変わる人もいれば、シャンプーがまるで癒やしのトリートメントみたいだという人もいる。見れば見るほど、ふとこう思うんですよね。せっかく韓国まで来たなら、自分でも一度体験してみない理由がないって。
だからこの日外に出るときの気分は、いつもの観光とは全然違いました。予定に追われる緊張じゃなくて、ちょっとした高揚感を連れた期待、まるで「きれいになる」約束に出かけるみたいな感じ。予約したのはby us HAIR & MAKE-UPの「カット+シャンプー」、1時間です。

そのエリアに入ると、景色が一気に日常モードに変わりました。両脇には赤い看板の不動産屋、そして24時間営業の無人アイスクリーム店。目の前には幅広のグレーの石段が段々に続いていて、道の真ん中には黒い大きな球体がいくつか一列に並び、何かのインスタレーションアートみたい。ここで立ち止まって写真を撮りました。観光客が歩く場所というより、地元の人が仕事帰りに買い物したり用事を済ませたりする、生活圏の商店街みたいな雰囲気だったから。
歩きながら、これから椅子に座る自分を想像して、心臓の鼓動も普段より少し早くなりました。

さらに進むと、ビルの角を曲がったところで顔を上げれば、白地に黒文字のby usの看板がすぐ目に入りました。その下にはHAIR、MAKE-UP、WEDDING、HEADSPAの文字。カットだけじゃなく、ブライダルのヘアメイクや頭皮ケアもやっているんだろうなと想像しました。慣れない場所でお店を探しているとき、看板を見つけた瞬間がいちばん安心できるんですよね。私も思わずほっとして、ドアを押しました。

入ってすぐ目に入ったのは、白いロッカーが壁一面に並ぶ景色。どの扉にも電子暗証番号ロックが付いていて、横にはグリーンの鉢植えが2つ、そしてby usと印字された金属のプレートもありました。通りから入ったばかりなのに、入口は想像以上に静か。たぶんここは、お客さんがバッグやコートを入れるためのロッカーなんだと思います。【実際に使ったかどうか、どう使うかを確認してください】

奥へ進むと、壁際にはモノクロのBAUHAUSのポスター、隣には白いフレームの丸い鏡。椅子には透明の保護カバーがかけられていました。店内は白とベージュを基調にした淡いトーンで、余計な装飾はなし。こんな空間を見て思いました。ネットで見ていた「韓国っぽい」質感って、つまりこういう清潔感のあるミニマルさなんだなって。椅子に座って
黒いクロスをかけてもらうと、鏡の中の私は緊張しているのに、どこかワクワクもしていました。だって髪を見知らぬスタイリストさんに預けるわけで、「切り終わったら想像してた感じになるかな?」って、やっぱり少し不安になります。

ハサミが入ると、髪が束になって床へ落ちていきました。足元に散った髪を見て、ようやく「今、韓国で髪を切ってるんだ」って実感が湧いてきて。これまでネットで見ていた誰かの体験が、今度は自分の番になったんだなと。
カットが終わったら次はシャンプー。これもまた、私がすごく楽しみにしていた部分です。

お店を出たとき、気分は入る前と全然違いました。入るときは期待、出るときはそれに加えて、少しの確かさがある感じ。なんだか本当に「ちょっときれいになった」気分で通りに戻れました。振り返ると、こういう日常に寄り添うワンシーンのほうが、観光地で写真をたくさん撮るよりも、かえって長く記憶に残る気がします。普通の商店街に入って、地元の人と同じように予約して、受付して、座って、1時間だけ自分をスタイリストに預ける。これは旅の中でも特別な体験です。
韓国でヘアカットしてみたいあなたへ
1. 予約内容を事前にしっかり確認:どのサービスが含まれていて、所要時間はどれくらいかを把握しておくと、当日あわてません。
2. 参考写真を1枚持っていく:なりたい髪型をスマホに保存して、スタイリストにそのまま見せるのがいちばん確実な伝え方。
3. 時間に余裕を持つ:1時間と書いてあっても、実際はもう少しかかることも。詰め詰めの予定の間に入れないのがおすすめです。
4. ルートを先に確認:お店は商業ビルの中。最寄りの出口や看板の位置を事前に見ておくと、かなり時短になります。
5. 持ち物に注意:入店後、荷物を置けるスペースがあるか確認して、貴重品は自分で管理しましょう。
もしあなたも私と同じように、ネットで韓国式のカットやシャンプーの体験談を見てはソワソワしているなら、こう言いたいです。旅は最高の理由になる。期待を持って出かけて、予約内容を確認して、参考写真を1枚準備して、あとはスタイリストに任せるだけ。自分だけの時間を、ぜひ楽しんでみてください。