❤️ 韓国旅行・広蔵市場グルメ探訪記〜感動のクァベギと絶品ユッケに出会う旅〜

RIKA MATSUBARA
6 months ago
はじめに韓国旅行といえば、明洞や江南などの繁華街を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、今回私がご紹介したいのは、ソウルの伝統的な魅力がぎっしり詰まった「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」です!
この市場は1905年に開設された韓国最古の常設市場の一つで、100年以上の歴史を持つ伝統的な市場として、地元の人々にも観光客にも愛され続けています。広蔵市場は、単なる観光地ではなく、ソウル市民の生活に根ざした「生きた市場」として機能しています。韓服(ハンボク)の生地や古着、雑貨などの買い物から、韓国の伝統的な屋台料理まで、韓国の文化を五感で体験できる場所なのです。
今回の2泊3日の韓国旅行では、最終日にこの広蔵市場を訪れました。事前にSNSで見ていた美味しそうな料理の数々を実際に味わい、期待を遥かに上回る感動を体験することができました。特に印象的だったのが、話題のクァベギ(ツイストドーナツ)と、ミシュラン掲載店のユッケです。
感動レベルのクァベギとの出会い
SNSで話題のクァベギを求めてInstagramやTikTokで「韓国 クァベギ」と検索すると、必ずと言っていいほど登場するのが広蔵市場のクァベギです。金色に輝く揚げたてのツイストドーナツに砂糖がまぶされた映像を見るたびに、「いつか絶対に食べてみたい!」と思っていました🥹
クァベギ(꽈배기)は、韓国の伝統的な揚げ菓子で、小麦粉の生地をねじって揚げたドーナツです。シンプルな材料で作られているからこそ、その美味しさは作り手の技術と経験に大きく左右されます。広蔵市場のクァベギが特に有名なのは、何十年もの間、同じ製法で作り続けてきた職人技があるからなのです。
旅行最終日の朝、ついに念願のクァベギと対面
2泊3日の韓国旅行最終日、午前11時頃に広蔵市場に到着しました。平日の午前中ということもあり、クァベギの屋台にはまだ5人程度しか並んでいませんでした。しかし、私が購入を終えて振り返ると、なんと20人近くの列ができていてびっくり!!!韓国の人気グルメの人気ぶりを身をもって体験した瞬間でした。
100円で味わえる感動のクオリティ
1個1,000ウォン(約100円)という価格の安さに最初は驚きましたが、実際に食べてみると、そのコストパフォーマンスの良さに本当に感動しました。外側には細かい砂糖がまぶしてあり、一口かじると、外はサクッと、中はもちもちとした食感が楽しめます。生地自体に甘さは控えめで、砂糖の上品な甘さと生地の素朴な味わいが絶妙にマッチしています。
重そうに見えるかもしれませんが、実際は驚くほど軽く、ペロリと一瞬で食べ終わってしまいました。ダイエット中でも罪悪感なく楽しめる軽やかさです。
職人技を間近で見る贅沢広蔵市場のクァベギ
屋台の魅力は、味だけではありません。目の前で製造工程を見学できることも、大きな醍醐味の一つです。アジュンマ(おばさん)が手際よく生地をねじって形を作り、熱々の油で揚げていく様子は、まさに熟練の職人技。何十年もの経験に裏打ちされた動きは無駄がなく、見ていて飽きることがありません。
生地を両手で持ち、くるくるとねじりながら形を作っていく様子は、まるで芸術作品を作っているかのよう。一つ一つ丁寧に形を整え、適切な温度の油でじっくりと揚げていきます。出来立てほやほやの状態で提供されるからこそ、あの感動的な美味しさが生まれるのです。
知らなかった豊富なメニュー
実は、この屋台ではクァベギ(ツイストドーナツ)以外にも、黒米ドーナツ、さつまいもドーナツ、あんドーナツなど、様々な種類のドーナツを販売していることを、現地で初めて知りました。
今回はクァベギにフォーカスして注文しましたが、次回訪問時には、友達とシェアしながら色々な種類を楽しんでみたいと思います。正直なところ、「なぜ初日からここに来なかったのだろう」と後悔するほど美味しく、韓国旅行の素晴らしい思い出の一つとなりました。
ミシュラン掲載店「プチョンユッケ」での極上体験
韓国グルメといえば、やっぱりユッケ
韓国を訪れるたびに必ず食べているのがユッケです。ユッケビビンバ、ナクチ(タコ)&ユッケなど、様々なバリエーションがありますが、中でも私が最もお勧めしたいのが「プチョンユッケ(부천유명)」です。
ユッケは韓国料理の代表格の一つで、新鮮な牛肉を生で食べる料理です。日本のユッケとは調理法や味付けが異なり、韓国独特の食文化を体験できる料理として、多くの旅行者に愛されています。
ミシュランガイド掲載の実力店プチョンユッケは、ミシュランガイドにも掲載されていると噂される実力店です。その人気ぶりは凄まじく、いつ行っても行列ができているほど。今回も約30分並んでからようやく入店することができました。人気店を訪れる際は、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
text editor image
充実のメニューと本格的な味わい
3人での訪問だったため、ワンオーダー制(一人一品以上注文する必要がある)に従い、ユッケ(21,000ウォン)、サンナクチ・タンタンイ(16,000ウォン)、ユッケ・ビビンパプ、そしてビールを注文しました。友達カップルは昼間からビールを開けて、韓国旅行の雰囲気を満喫していました。平日の昼間からビールを飲むという、日本ではなかなかできない体験も、旅行の醍醐味の一つですね☺️🍻
韓国ユッケの特徴と食べ方韓国のユッケは、日本のものとは大きく異なる特徴があります。まず、ユッケの下には梨の千切りが敷かれており、これが韓国ユッケの特徴的な要素の一つです。梨の甘さと爽やかさが、牛肉の旨味を引き立てる絶妙な組み合わせなのです。食べ方も独特で、まず卵黄を割って全体に混ぜ、専用のごま油ベースのタレをつけていただきます。
韓国海苔に乗せて食べるのもお勧めの食べ方で、海苔の風味が加わることで、より一層深い味わいを楽しむことができます。
text editor image
迅速なサービスも魅力
人気店でありながら、料理の提供スピードも素晴らしく、ユッケは比較的早く提供されました。お腹を空かせた旅行者にとって、この迅速なサービスは非常にありがたく、それだけで高評価でした✨
広蔵市場の魅力と歴史
100年以上の歴史を持つ伝統市場広蔵市場は1905年に開設された、韓国最古の常設市場の一つです。日本統治時代から現在まで、100年以上にわたってソウル市民の生活を支え続けてきました。単なる観光地ではなく、地元の人々の日常生活に根ざした「生きた市場」として機能しているのが、この市場の最大の魅力です。多様な店舗とグルメの宝庫市場内には約5,000の店舗があり、韓服の生地や古着、雑貨から、新鮮な食材、そして様々な屋台料理まで、韓国の文化を総合的に体験できる場所となっています。特に食べ物に関しては、伝統的な韓国料理から現代的にアレンジされた料理まで、幅広い選択肢があります。
地元の人々との交流
広蔵市場の魅力の一つは、地元の人々との自然な交流が生まれることです。観光地化されているとはいえ、今でも多くのソウル市民が日常的に利用しており、旅行者も自然に地元の雰囲気を体験することができます。
text editor image
アクセス情報と訪問のコツ
広蔵市場チャプサルクァベギへのアクセス
店名: 広蔵市場チャプサルクァベギ
 住所: 韓国 Seoul, Jongno District, Jongno 4(sa)-ga, 188 105号(서울특별시 종로구 종로4가 188 105호) 
営業時間: 10:00〜22:00 
アクセス: 地下鉄鐘路5街駅(Jongno 5(o)ga)10番出口からすぐ
訪問のベストタイミング
平日の午前中は比較的空いており、ゆっくりと買い物や食事を楽しむことができます。一方、週末や祝日、夕方以降は非常に混雑するため、時間に余裕を持って訪問することをお勧めします。
持参すると便利なもの
①現金(多くの屋台では現金のみの支払い)
②ウェットティッシュ(屋台料理を食べる際に便利)
③翻訳アプリ(地元の人とのコミュニケーションに)
韓国旅行における広蔵市場の位置づけ
文化体験の重要性韓国旅行において、ショッピングモールや観光地巡りも楽しいですが、広蔵市場のような伝統的な場所での体験は、その国の文化をより深く理解する上で非常に重要です。現地の人々の生活に触れ、伝統的な食文化を体験することで、旅行の価値はより一層高まります。
次回の韓国旅行への期待
今回の広蔵市場での体験は、期待を遥かに上回る素晴らしいものでした。特にクァベギの美味しさには心底感動し、「なぜ初日から来なかったのか」と後悔するほどでした。次回の韓国旅行では、必ず旅行の早い段階で広蔵市場を訪れ、より多くの料理を試してみたいと思います。
まとめ
広蔵市場での体験は、韓国旅行の中でも特に印象深いものとなりました。SNSで話題のクァベギは期待以上の美味しさで、職人の技術を間近で見ることができる貴重な体験でした。また、ミシュラン掲載店のプチョンユッケでは、韓国の伝統的なユッケの魅力を存分に味わうことができました。100年以上の歴史を持つ広蔵市場は、単なる観光地ではなく、韓国の生きた文化を体験できる貴重な場所です。地元の人々の生活に触れ、伝統的な食文化を味わうことで、韓国という国をより深く理解することができました。次回の韓国旅行では、今回食べることができなかった他の料理にも挑戦し、さらに広蔵市場の魅力を探求してみたいと思います。korean food lovers、そして韓国文化に興味のある全ての方に、広蔵市場への訪問を心からお勧めします。きっと、忘れられない素晴らしい体験ができるはずです。
text editor image