Netflix「今年、韓国コンテンツに5500億を投資」…新作13編を公開
ドラマ・映画からバラエティまで、見所満載のラインナップ
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
コンテンツロードショーで投資計画および新作を発表
ドラマ、スタンドアップからシットコム、バラエティまで
[ソウル=NEWSIS] キム・ミニョンNetflix韓国·東南アジアなどコンテンツ総括が25日、オンラインで開かれたNetflixロードショー「See What's Next Korea 2021」で、Netflixの今年の投資計画を明かした。(写真=Netflix提供) 2021.02.25. photo@newsis.com
[ソウル=NEWSIS]キム·ジウン記者 = グローバルオンライン動画サービス(OTT)Netflixが今年、韓国コンテンツに5億ドル(約5540億ウォン)を投資すると発表しながら、13編の新作を公開した。
キム·ミニョンNetflix韓国·アジア太平洋地域コンテンツ総括は25日、オンラインで開かれた2021年のコンテンツロードショーで、「韓国サービス5周年を迎える今年、5500億ウォンほどを韓国コンテンツに投資し、優れた創作者と共に、国内コンテンツ業界での地位をさらに高めることに貢献する」と、抱負を明らかにした。
Netflixが2016年から昨年まで、韓国コンテンツに7700億ウォンを投資したことを考慮すると、大きく増大したことになる。
キム総括は、「Netflixがアジアで成長するためには、韓国コンテンツが必要だという確信がある」とし、「K-コンテンツの成長が、一時的な流行や現象ではない、グローバル大衆文化の1つのジャンルになった」と評価した。
続けて、「Netflixが韓国に進出する前から、韓国コンテンツの地位は世界的なレベルだった」とし、「Netflixの役割は、創作の自由を基に誕生した韓国コンテンツだけが披露する特別さを、さらに多くの国のファンたちが時差や言語の制約なく、もっと簡単に楽しむことができるようにすることだ」と強調した。
映像で挨拶をしたテッド·サランドスNetflix最高経営者は、「2016年から2020年まで、80編ほどの韓国コンテンツを、Netflixオリジナルとして全世界に紹介した。韓国コンテンツは、グローバルエンターテインメントのトレンドとして位置づいた」と所懐を交わした。
[ソウル=NEWSIS] Netflixオリジナルシリーズ「静けさの海」スチール。(写真=Netflix提供) 2021.02.25. photo@newsis.com
今年披露する、新しいコンテンツ13編も紹介した。アクション、スリラー、SF、スタンドアップコメディ、シットコムなど、多様なジャンルを取り揃えた。
ドラマ部門では、宇宙を背景にするコン·ユ×ペ・ドゥナ主演の「静けさの海」、ウェブ漫画が原作の「D.P.」、アクションノワール「マイネーム」、イ·ジョンジェ×パク·ヘスのサバイバル劇「イカゲーム」、ユ・アイン×パク・ジョンミン主演の「地獄」、キム·ソヒョン×チョン·カラム×ソン·ガン主演のロマンス「恋するアプリ Love Alarm」シーズン2、イ·ジェフン主演の「Move To Heaven:私は遺品整理士です」、ゾンビドラマ「今、私たちの学校は」、そして「キングダム」のスピンオフ作であるチョン·ジヒョン主演の「キングダム : アシン伝」が、ラインナップに名を載せた。
「男女6人恋物語」、「ノンストップ」などをヒットさせた、クォン·イクジュンPDがクリエイター兼演出を務めたシットコム「明日地球が滅びてしまってほしい』」と、ペク·ジョンウォンと手を組み,、韓国の酒·食べ物·文化を紹介するリアリティーバラエティ「Back Spirit」、イ·スグンのスタンドアップコメディー「イ·スグンのヌンチコチ」も予告された。
映画部門では、パク·フンジョン監督の「楽園の夜」が、4月9日の公開が確定された。
Netflixは今年、韓国ドラマに続き、映画制作も本格化する。パク·ヒョンジン監督が演出するロマンス映画「モラルセンス」(仮題)と、チョン·ビョンギル監督のアクション映画「カーター」を制作する。
「カーター」は、全ての記憶を失ったまま疑問の作戦に投入された要員「カーター」の、息詰まる追撃戦を描いたアクションブロックバスターで、「悪女」のチョン·ビョンギル監督が演出を務め、アクションカタルシスを披露する予定だ。
人並み外れた性的趣向を持つ男と、偶然彼の秘密を知った女の、風変わりなロマンスを描いた映画「モラルセンス」は、「6年目も恋愛中」、「ハッピーログイン」のパク·ヒョンジン監督が演出する。イ・ジュヨン、イ・ジュンヨンが、愉快で不埒なロマンス物を披露する。
[ソウル=NEWSIS] Netflixオリジナルシリーズ「キングダム : アシン伝」スチール。(写真=Netflix提供) 2021.02.25. photo@newsis.com
パネルトークショーでは、「キングダム」のキム·ウンヒ作家と、「人間授業」の制作者スタジオ329ユン·シネ代表が参加し、Netflixと共業しながら感じた創作の自由と、成功的な海外進出に対する経験を共有した。
キム·ウンヒ作家は「『キングダム』は、ゾンビという馴染み薄い素材、そして朝鮮時代という背景による制作費上昇の要因により、心にしまっていた作品だった」とし、「Netflixが韓国に進出するというニュースを耳にして、もし彼らと一緒なら可能ではないかと思った。制作期間中、創作者の意図と自由を尊重受けることができ、新しい試みを通して作品の完成度を一層高めることができた」と話した。
ユン·シネ代表は、「海外で、私たちが作った韓国のストーリーを理解し共感してくれることが、不思議でありがたかった。これほど多くの海外ファンたちとメディアの好評を同時に接するのは、初めてだった」とし、「新鮮で良いストーリーは、国境を越えて全員の愛を受けられることを確信できた」と話した。
俳優たちも、Netflixとの作業に満足感を示した。
「静けさの海」を制作したチョン·ウソンは、「SFジャンル自体が新しい挑戦だ。月基地などセットに大きな力を入れており、無重力と低重力撮影などを初めて試みた」とし、「驚くべき挑戦をしている」と強調した。
「イカゲーム」のイ·ジョンジェは、「シナリオが面白く、キャラクターたちが持つ哀歓が、ゲームをしながらよく表現される。ディテールからスケールの大きいセット場、色味まで見どころが豊富だ。長所が多いコンテンツ」だと自信を示した。
「地獄」のユ·アインは、「以前とは完全に違う、新しい感覚を持つようになったようだ。全世界の視聴者たちと同時にコミュニケーションできるという気分自体が、刺激的だ」と期待した。