韓国の有名な伝統遊びまとめ
韓国での昔から続く遊びはどんなものがあるのでしょうか?
こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報Creatripです!
どの国にも存在する簡単だけど、おもしろい伝統遊び
韓国にもたくさんの伝統遊びが存在します。
今回は韓国の伝統遊びの中で今でも人気で遊ばれているものを遊びの方法も兼ねてご紹介します
1. ユンノリ(윷놀이)
韓国の遊びと言ったら欠かせない「ユンノリ」
韓国では今でも名節(祭日)に家族や親戚とこの遊びをします。
この遊びはなんと三国時代以前から朝鮮半島に伝わっている固有のものだそうです。
準備する物は「ユッ(윷)」と呼ばれる4本の棒と、「ユッパン(윷판)」と呼ばれるすごろくボード、そして「マル(말)」と呼ばれるコマの3つです。
ルール
このゲームは2チームに分かれ、すごろくのボードにて4つのコマすべてを最初に1周させた方が勝ちというルール
すごろくの進むマスの数は4本の棒を投げて出た結果で決めます。
ト:1つ進む
ケ:2つ進む
コル:3つ進む
ユッ:4つ進む
モ:5つ進む
また4つのコマはそれぞれいつどれを進めても良く、もしボード内で自分のチームのコマが同じマスに来た場合「背負い」をして、その先一緒に動かすことができます。
ただし、相手のコマが同じマスに来た場合は捕まって、そのコマはもう一度最初からやり直すことになるので注意です!
背負っている複数のコマが一気に捕まったら大変です
またユッやモが出た場合や、相手のコマを捕まえたときはもう一度投げることができます。
テレビ番組でもよくユンノリを使ったゲームをしたりします。
本当に老若男女楽しく遊べて圧倒的な人気を誇る伝統遊びです
2. チェギチャギ(제기차기)
サッカーのリフティングにも似ている遊びです
重りに羽の様なものをつけた「チェギ」を落とさないように蹴り上げて遊びます。
元々は2人以上でチームを作って蹴りあったり、1つの足で蹴るたびに足を地面に着けないようにしたりと、いろいろな方法がありましたが、最近は一人でどのくらい蹴れるかを競う方が一般的となっています。
バラエティー番組に引っ張りだこのイ・スグンはこのチェギチャギが得意なことで有名です
3. コンギ(공기)
小さく丸いもの5つを投げたり掴んだりして点数を競う遊びです
この遊びも昔から韓国で行われていたので、石を使っていたと思いますが、現在は上の写真のようなプラスチックのものを使います。
5つで遊ぶのが一般的で、1人から複数人で遊ぶことができます
ルール
地域や家庭によりやり方が少しずつ違いますが、一般的なものをご紹介します
1段階:5つの玉を床に落とした後、1つずつ投げて手で掴みます。
2段階:5つ掴んだらまた床に落とし、1つを手に取った後、1つ投げて2つずつ掴みます。
3段階:すべて掴んだらまた床に落とし、1つを手に取った後、1つ投げて3つ掴み、残りの1つも同じように掴みます。
4段階:1つを投げながら残りの4つを床に落とした後、もう一度投げてすべての玉をもう一度掴みます。
5段階:手のひらにのせた5つを一気に投げて手の甲に持って来ます。
6段階:手の甲からまた一気に投げて玉を手のひらで掴みます。
最後の6段階で掴んだ数によって点数が決まります。
大体韓国人は最後に掴んだ数が1つだったら1年、2つだったら2年として点数を「何年」という言い方をします。
そのため、複数人で競う時は「最初に10年になった人が勝ち」のように上限を決めて競います
この遊びも韓国人なら子供の頃に一度はやったことのある遊びで、老若男女誰でも楽しめます!
言葉ではわかりずらいと思うので、ぜひ動画を確認してみてください。
実際にやってみると結構難しいです
4. タクチチギ(딱지치기)
自分の紙を準備し、床に投げて他の人の紙をひっくり返す遊びです。
ひっくり返した紙を集め、一番多く紙を集めた人の勝ちです
意外と力が必要な遊びなので、昔は男が主に遊んでいたそうです。
2021年の大人気ドラマ《イカゲーム》でこのゲームをしていたので、ご存じの方も多いかと思います
5. トゥホ(투호)
トゥホは単純な遊びで、一定の距離から棒を投げて誰が箱の中に多く入れられるかを競う遊びです。
景福宮などに行ったときにこういったものを見たことありませんか?
これがトゥホで昔から宮殿など広い庭のあるお家でよく遊ばれていたそうです
現在はもう少し小さい子供のおもちゃとして発売されていたり、宮殿に行った際にはたくさんの人が足を止めているのをよく見かけます。
今度韓国へ訪問の際に発見したらぜひ遊んでみてください
これもなかなか難しいです
いかがでしたでしょうか?
経験したことがある遊びはありましたか ?
ぜひ一度気に入った遊びに挑戦してみてください
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