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知人「虐待状況を知ってあげられず申し訳ない」
「彼らにも同じようにしなければ」
令状実質審査を控えた、姪を虐待して死亡させたある叔母と叔父 - 10歳の姪を虐待して死亡させたある叔母(左側)と叔父が10日午後、拘束前の被疑者尋問(令状実質審査)に出席するために、京畿道の龍仁東部警察署から出てきている。水原地法はこの日午後2時30分から、児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法違反などの嫌疑を受ける、A氏夫婦(40代)の令状実質審査を進行する。2021.2.10 聯合ニュース
11日午前、京畿龍仁市のある葬儀式場内の火葬施設で、去る8日に叔父母夫婦から酷い虐待と暴行により死亡した、A(10)さんの葬儀式が行われた。
父と13歳の兄をはじめとする遺族と知人たちが、沈痛な表情でAさんの最後の道を共にした。
Aさんの棺は火葬炉に向かい、残った遺族と知人たちは最後の別れの挨拶を交わすために、告別室に集まった。
遺族と知人たちは、Aさんの名前を大声で呼びながら泣いた。
Aさんは、叔母B氏夫婦が住む龍仁市処仁区古林洞のアパートのトイレで、酷い虐待と暴行により短い生を終えた。
B氏夫婦は、引越しの問題や職場により子どもを世話しづらい妹から頼みを受け、昨年11月から3ヶ月ほどAさんを預り育てた。
去る8日、Aさんが言うことを聞かずおもらしをするという理由で、プラスチックのハエ叩きなどで強く叩き、頭を水の入った浴槽に強制的に入れて出すなど、暴行と虐待で死亡させた。
この日、葬儀式場に集まったAさんの遺族と知人は、B氏夫婦を許すことができないと、口をそろえた。
ある遺族は、「彼らは悪魔」だとし、「社会にいくら悪い人々が存在すると言っても、彼らが子どもにしたことは悪それ以上」だと憤慨した。それから、「そんな酷い虐待を受けていることを知ってあげられず、申し訳ない限り」だと啜り泣いた。
別の遺族も、「叔父母夫婦に同じようにしてやりたい」とし、「子どもを守ってあげられず申し訳ない」と啜り泣いた。
警察はB氏夫婦を相手に、Aさんをいつから虐待したのか、他の虐待行為はなかったのか、B氏夫婦の実の子ども3人も虐待を受けていなかったのかなどに対して、捜査を行っている。