韓国の1月1日(新正月)
韓国のお正月文化と代表的な料理
こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
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2023年もあっという間に終わり、もう2024年!
日本では大晦日に年越しそば、元旦にはおせち料理を食べると思いますが、韓国ではお正月に何を食べるのでしょう?
韓国のお正月はいつ?
日本のお正月は1月1日から数日間祝日となり大晦日と合わせて大体会社や学校なども4~5日くらいの間お休みになりますよね?
しかし韓国では1月1日は신정(シンジョン:新正月)と言って、年が変わるただの祝日
大半の人が31日まで会社や学校に行き1月1日のみ休んで、また2日から通常の生活をします。(土日を挟む場合変わってきます)
その日は、韓国ではお正月ではないからです!
では、韓国のお正月はいつなのでしょうか?
旧正月文化
韓国の名節はすべて旧暦(陰暦)で行われます。
そのため韓国で祝われるのは구정(クジョン:旧正月)という旧正月で、大型連休となります。
설날(ソルラル)とも言います。
この連休に日本のお正月のように家族で集まってご飯を食べたり実家でゆっくり過ごす方が多いです。
旧暦で1月の1日のため、毎年陽暦での日付が変わります。2024年は2月10日(土)で9日(金)から13日(月)までがソルラル連休となります
また、この時期になるとソウルに住んでいる人々が一斉に地方に帰省するため、昔ほどではないですがソウル市内は静かな雰囲気になり、食堂やお店なども営業しない場合もあります。
韓国のお正月料理
日本のお正月料理と言えば、年越しそばやおせち料理、お餅などがあげられますが、韓国のお正月にはどういうものを食べるのでしょうか?
떡국(トックッ:お餅スープ)
トッは餅のことで、クッは汁、スープのことを意味していて日本で言うお雑煮のようなもの。
このお餅は日本のお餅のようにふにゃふにゃしているのもではなく、好みで家庭によってはマンドゥ(餃子)を入れて楽しまれます。
パク・ソジュンがモデルのbibigoのワンマンドゥ、日本でも人気ですよね!
一緒に入れて食べるととっても美味しいです
以下の料理は1月1日には食べず旧正月の時に食べられることの方が多いですが、このトックッは新正月にも旧正月にも食べると言う家庭が多いように思います
韓国では1月1日に1歳年をとるので...(近年、満で年を言うようにすると言われているのでこれから徐々になくなってくるかもしれませんが...詳細 コチラ)この「トックッを食べると1歳年をとる」ともいわれています。
전(ジョン:チヂミ)
ジョンとは元々ソウルの呼び方でチヂミとは江原道の方言だそうです。
日本ではチヂミで通じることが多いですが、韓国では揚げ焼き系全般をジョンと呼びます。
ウリやお肉、魚やトングランテン、芋や野菜、カニカマ等を卵と小麦粉をつけてたっぷりの油で焼いていきます。
잡체(チャプチェ)
日本でもかなり知られているチャプチェ。
サツマイモが原料の太くてモチモチとした春雨を使い、彩り豊かな野菜とお肉を炒めた料理です。
お正月以外でも誕生日やチェサ(祭祀)などのシーンで作られることの多い料理です。
갈비찜(カルビチム)
カルビチムとは骨付きカルビを甘辛いソースで蒸した料理。
長時間蒸すことによってお肉に味が染み込んで柔らかくなりジューシーでホロホロとした食感になり、とっても美味しいです
その他にも、ナムルやシッケ、牛肉と大根のスープなど様々な料理が家庭によって出たり出なかったりします。
韓国の新正月と料理についてご紹介しましたがいかがでしたか?
最近は作らずに買ったり、簡単に済ませる家庭も多いようですが、まだまだ家族全員集まる文化が根強い韓国。
韓国のお嫁さんはこの時期になるとピリピリしてくるのは当然かもしれませんね
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