24日から11日間、5人以上の食堂の集まり禁止、スキー場閉鎖
年末年始の特別防疫強化対策を実施
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
年末年始の特別防疫強化対策
去る16日、コロナ19確診者が続出しながら休場した、江原道平昌のあるスキー場のリフトが、止まっている。/聯合ニュース
防疫当局は、「24日0時から来年1月3日0時まで、全国的に5人以上の食堂の集まりを禁止し、スキー場を閉鎖するなど、年末年始の特別防疫強化対策を実施する」と発表した。ユン・テホ中央事故収拾本部 防疫総括班長は22日、中央災難安全対策本部の定例ブリーフィングで、「クリスマスと年末・年始の連休を前後に、集まり、旅行が増加するものと予想されるなど、感染拡散の危険が大きい状況」としながら、このように明らかにした。
コロナ3次大流行により、去る15~21日の1週間、1日平均985.7人のコロナ地域感染事例が発生し、5段階の距離置きの中で最高水準である、3段階への上方要件を満たした。防疫当局は「最後の手段」として、3段階への上方を先送りしている中、クリスマス連休(25~27日)と新年の新正月連休(来年1月1~3日)を前後とする、大規模な感染拡散の可能性が高いと見て、「ピンセット対策」を打ち出したものである。
まず防疫当局は、全国の全ての食堂で、5人以上の集まりを禁止することにした。5人以上の食堂の予約が禁止され、予約をしないまま5人以上が一度に食堂に入場することも、制限される。
ソウルと京畿、仁川など首都圏の自治体は、23日0時から来年1月3日0時まで、食堂だけでなくセミナー室など全ての場所で、5人以上の私的な集まりを禁止したが、防疫当局のこの日の発表は、食堂のみに人員を制限したものだ。
5人以上が食堂の人席で食事をしていながら、防疫当局に摘発される場合、食堂の経営者は最高300万ウォン、客は最高10万ウォンの過怠金を払わなければならない。ただし住民登録謄本上、同じ場所に住む家族などは、このような食堂利用人数制限の例外だと、防疫当局は伝えた。
誕生日パーティーやサークルの集まり、クリスマスパーティー、忘年会、新年会の場所に使われるいわゆる「パーティールーム」は、利用人数に関係なく全面中断される。
防疫当局はまた、冬場に多くの人々が利用する、全国のスキー場16ヶ所と雪ぞり場35ヶ所、スケート場35ヶ所など、冬のスポーツ施設も全面中断することにした。リゾートとホテル、ゲストハウス、農漁村の民宿などの宿泊施設は、客室の50%以内に予約を制限する。また、客室内の定員を超過する人数が宿泊することも、禁止される。
年末年始に、日の出などを見るために訪問客らが多く訪れる、江陵 正東津、蔚山 カンジョル岬、浦項 ホミ岬、ソウル 南山公園など、主要の観光名所と国公立公園なども閉鎖され、訪問客の接近が制限される。
今回の措置は、全国に一貫して適用し、自治体が自主的に緩和した措置を施行することができない。
ユン·テホ班長は、「どんな集まりと出会いも危険になりかねるという点を、念頭においてほしい。家族に会うことも例外ではない」とし、「今回の年末年始の特別対策に自発的に協力してくだされば、コロナの状況を反転させることができると信じる」と述べた。