韓国の花
韓国の様々なお花をご紹介。
こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報Creatripです!
日本を代表するお花と言えば、桜ですよね!
春になると地域ごとに開花日は違いますが、綺麗な桜が咲いてお花見をしたり、海外からも日本の桜を見にたくさんの観光客で賑わうと思います!
街にはお花屋さんがあったり、家庭でも花のある暮らしをしている人もいれば、四季のある日本では、季節ごとに咲くお花がそれぞれあって日本人にとってもお花って身近で、綺麗だな~と感じる人が多いと思います!
一方、韓国では、お花ってどんな存在どうでしょうか?
皆さん、きっと韓国の街を歩いている時、ナムジャチング(彼氏)との再会 や、ショッピング、食を楽しむことで忙しくて、見落としている可能性もあるかと思います!
韓国でもお花ってとっても身近な存在なんですよ~今日はそんな韓国の花についてご紹介したいと思います!
韓国の四季の花
韓国も日本と同じく四季があります。
四季があるということは四季折々の綺麗なお花が見られるということ!
早速季節ごとの花を紹介していきたいと思います
春
개나리・ケナリ(レンギョウ)
ケナリが咲くと、春の訪れを感じます。
韓国の冬はとにかく寒いですよね!
今まさに韓国は氷点下が続いているところです。
葉っぱが落ちた木々が立ち並ぶ姿は、見るからに寒々としていますが、やがて色鮮やかな黄色のケナリが咲き始めると街の雰囲気が明るくなります。
太陽の光を浴びるとまぶしいぐらいです!
漢江(ハンガン)をバックに見る綺麗に咲くケナリ。素敵ですね
春
진달래・チンダルレ(ツツジ)
ピンクや濃い赤、紫、白など様々な色のチンダルレ。
こちらもやはり韓国人が、春の訪れを感じるお花です。
先ほどの黄色のケナリとはまた違った春の姿ですね!
4月はチンダルレ、ケナリ祭りなどがあるんです。
韓国人が大好きな認証ショットがたくさん撮れそうですね!
夏
수국・スグッ(アジサイ)
夏の始まりを感じるアジサイ。
アジサイは梅雨に咲くイメージですよね。
梅雨は外出時傘を持ち歩かないといけないし、湿気でヘアスタイルも乱れるし、ジメジメするしちょっと嫌な時期でもありますよね
そんな梅雨の時期に咲く色鮮やかなアジサイ。
また雨に濡れるアジサイってしっとりとした風情があります。アジサイは高さもあるので、認証ショットにもばっちり
韓国の最南端にあるリゾート地として有名な、済州島(チェジュ島)で、とってもキレイなアジサイを見ることができるんですよ~!
夏
해바라기・へバラギ(ひまわり)
日本でも夏の定番のお花は「ひまわり」ですよね!
韓国も同じです
ひまわりって、太陽の動きに合わせてひまわりも向きを変えますよね!
なので名前が「ひまわり」。
韓国語も同様です。ヘバラギのヘは「太陽」、バラギは「望む、向く」という意味です
面白いですよね!黄色のお花って元気になります!
秋
코스모스・コスモス
夏の終わり、秋の始まりを感じるコスモス!
9月~10月、この時期はとても過ごしやすく旅行やお散歩に出かけたくなる季節ですよね
コスモス祭りも開催され、たくさんの人で賑わいます。
ピンクや濃いピンク、白などのグラデーションでとってもキレイで人々を魅了します。
認証ショットを撮るのにピッタリですね!
冬
동백・ドンベク(ツバキ)
寒い寒い冬に凛と咲くツバキ。
ツバキと言えば、「椿の花咲く頃・동백꽃 필 무렵」という韓国ドラマが人気ドラマとしてとっても話題になりました
皆さん、ご覧になりましたか??
KBS 2TV '동백꽃 필 무렵' 写真
主人公の名前はドンべク(ツバキ)。
シングルマザーで社会的弱者の自分は一生咲くことのできない運命だと思い過ごしていたが、ある男性との出会いで、ドンべクの考え方、生き方が変わっていきます。
果たして、ドンべクは男性の愛を受けて花を咲かすことができるのか?
先ほどもお話したようにツバキって寒く厳しい冬でも凛と美しく咲く生命力を持っていますよね!
ちなみに、ツバキの花ことばは「真実の愛」
とても素敵なドラマなのでまだ見ていない方は、是非見てみてください~!!
韓国の国花
-무궁화・ムグンファ-
韓国を象徴する花は、ムグンファという花です。
開花期は、7月~9月で夏のお花です。
ムグンファは乾燥に強く荒地にも耐え地面に刺しておくだけで根付くと言われるほど、花の中でも特に生命力の強い花と言われています
朝、咲いて夕方にはしぼんでしまう一日花ですが、一方で新しい花がどんどん咲いていくので花期は長いのです!
「不滅の精神」を象徴する花でもあるんです。
失敗しても粘り強く再度立ち向かうという韓国人の国民性をよく表していると思います。
その他に、ムグンファ号という名前の列車もあるんですよ。
さすが!韓国を象徴する花ですね。
そして、子どもたちの遊びの中でも「ムグンファ」は登場します
日本の皆さんも小さい頃よく遊んでいた遊びの中に「だるまさんがころんだ」ってありますよね。
その遊び、韓国にもあります!
韓国語バージョンでは「무궁화 꽃이 피었습니다・ムグンファの花が咲きました」と言います
遊びの中に入っていると記憶に残るので小さい頃から身近に感じるお花の一種になりますね。
ドラマの中でも子どもたちが遊びながら、この「ムグンファの花が咲きました」の遊びをしているシーンが描かれていることがあります。
あのヒョンビン主演の韓国の超超超有名ドラマ、「愛の不時着」の中にもそのシーンがありました
きっとドラマを見ていて、だるまさんがころんだゲームをしているんだろうなぁ~とわかっても、子どもたちが韓国語で何て言ってるかわからなかったりしますよね
次回そのシーンが流れた時は、「ムグンファの花が咲きました」って言ってるんだ!ってきっと聞き取れると思います
生活の中で身近に感じること
-食-
皆さん、トラジって知っていますか?食べたことありますか?
韓国料理で使われるとっても独特な食材です。
トラジは日本語で言うと、キキョウのことです。韓国ではキキョウの根の部分を料理しておかずにするんです。
「トラジナムル」などが有名です。食堂で前菜で出てきたり、お惣菜屋さんでもよく売られています。
目立たず地味なのですが、高価な食材のおかずなのです!
見た目は大根、歯ごたえもあって、味は苦みがあります!
独特なので、最初は苦手、、、と感じる方もいるかもしれません。
でも!トラジって皆さんも知らないうちに口にしているかもしれません!?
皆さんが大好きなビビンバの中にも入っていることって多いんで!
ビビンバに入るナムルたちです。
一番手前の白いナムルがトラジです!
トラジって苦みがあるのにビビンバには合わないんじゃない??と思いますよね。
それが!他のナムルとよく混ざり合うんですよ~!
次回ビビンバを注文した時は、ナムルの中にトラジが入っていないか、味はどうかな~?とチェックしてみてください
生活の中で身近に感じること
-プレゼント-
韓国は恋人同士、家族同士、友人など、よく선물・ソンムル(プレゼント)を贈り合います。
付き合って100日の記念日で花束をプレゼントしたり、家族同士だと5月には、オボイナル(両親の日)という日があって、オンマアッパ(お父さんお母さん)への感謝の気持ちを表すためにお花をプレゼントします
日本も記念日などにお花を贈るってことありますよね。
母の日には、カーネーションを贈ったり。
このように記念日や特別な日に贈りあうこともありますが、韓国はもっと日常的にお花をプレゼントする習慣があります。
街中や、駅などに小さなお花屋さんがあるのを見掛けたことありませんか?
通りかかってふと大切な人を思い出して買ってプレゼントしたり、特に記念日じゃなくてもお花を贈る習慣があります
もうすぐ卒業・入学シーズンですよね。ちなみに韓国は2月が卒業式、3月が入学式です!日本と一か月違いですよね!
韓国では卒業生が花束を持ってすがすがしい表情で街を歩いている姿をよく見かけます。
そしてピカピカの小学校一年生の入学式当日は、保護者が張り切って花束を持って入学式に参加して我が子に花束をプレゼントする習慣があります。
このように、オボイナル(両親の日)やバレンタイン、卒業入学シーズンなどが近づくと、普段よりも更に街には花束の露店が増えて賑わいます。
なので、わざわざ花屋さんに足を運ばなくても帰り道や近所でふらっと、気軽に、お花を買うことができるので日常的にお花をプレゼントする習慣があるということですね!
特別な日じゃなくても、ナムジャチング(彼氏)、ヨジャチング(彼女)、チング(友達)にお花のプレゼントをしてみてはいかがですか?
「わ~~~すごくキレイ~~~」と喜んでくれるはずですよ
日本の方からすると、え??急に何で??今日何か記念日だったっけ??と驚きのリアクションから出てしまいそうですが
以上、韓国のお花についてお話ししました
韓国のお花を知ることでも韓国文化がよく見えてくるので面白いですよね!
ロマンチックな韓国。プレゼント好きな韓国。皆さんも次回韓国を訪れた際は、ショッピングや食も良いですが、どんなお花が見られるか是非観察してみてください。
そしてナムジャチングやヨジャチング、お友達にお花のプレゼントをしても喜ばれるはずです
ここまで、韓国のお花についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。