シオモニ(姑)から届く食料品
韓国のお姑さんってどんなものを送ってくるんだろう?
こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報Creatripです!
韓国で強烈な存在と言えばシオモニ(姑)。
嫁姑問題は全世界共通かと思いますが、その中でも韓国はドラマの中でもよく描かれる程、嫁姑問題が激しいのは有名なことですね!
シオモニなしでは韓国ドラマは成り立たないぐらいシオモニの存在は強しです!
今回は、そんなお世話好き?おせっかい?な韓国シオモニが届けてくれる食料品ってどんなものがあるのかについて、ご紹介したいと思います
韓国のシオモニは、子どもが結婚したっていつまでも子どもは私の子ども。
オンマがお世話してあげたい!オンマがお世話してあげないと!という気持ちが強いです。
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なので、お嫁さんの立場からするとシオモニとの距離の近さから、私は一体誰と結婚したんだ??と頭にはてなが浮かんでしまうこともあったり、、、?
日本は高校を卒業して大学に進学したり就職すると、一人暮らしを始める人が多いですよね。少しずつ実家とは距離ができていき、更に結婚となるとますます遠い存在になってしまのが自然な流れでしょう。
でも韓国は、なるべく「近くに」が前提。
安否電話をシオモニにしないといけないという家庭が多い傾向にあります。安否電話、聞いたことありますか?
特に用事がなくても、電話をして「ご飯を食べたか、今どこか、どうやって過ごしているか」などのやりとりをする電話のことです。
この安否電話がお嫁さんから来ないと、ふてくされてしまうシオモニもいます。
やっぱり韓国人男性と結婚するとぶつかりやすい問題がこのシオモニ問題でしょう
でもそれ程、干渉しないシオモニもいるし、シオモニ並みに強く出るお嫁さんも最近では増えて来ました!
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韓国男性との結婚を考えている方は「シオモニ問題」をうまくクリアしていけたらいいですよね!
さて、日本では一人暮らしを始めると、実家から荷物が届くことってよくあることだと思うのですが、中身はどんなものが入っているのでしょうか~?
日本の友人に聞いてみたところ、お米、お味噌、お菓子、調味料、インスタントなどが多かったです。
今ブログを読んでくださってる方の中でも、うちも実家からそれ送られてきたことある!っていう方いらっしゃるのではないでしょうか?
実家から届く荷物って届いた瞬間も、開ける瞬間もとっても嬉しいものですよね
でも結婚してお姑さんから荷物が届くっていうことは、ほとんどないようです。
きっと日本は結婚したらある意味ノータッチとなる傾向があるからでしょう。
韓国はというと、シオモニの場所から近くに住んでいようが、遠くに住んでいようが関係なし。
食料品が送られてきたり、実際にシオモニが家に訪れることって多いです。
私の周りにも様々なパターンのシオモニがいました。
安否電話中に直接シオモニから、「何か食べたいものはないか?足りない食料品はないか?」と聞かれた友達。
「〇〇が食べたい、〇〇がないからそろそろ買おうと思っている」と答えると後日リクエスト通りシオモニが荷物を送ってくれたとのこと。
きっとこういう時に、「いえいえ、申し訳ないです!こちらで買いますので 」なんて言うと、シオモニは拒否されたと思い、ふてくされてしまうはず!頼られると嬉しくてどんどんお世話したくなる韓国シオモニ。こんな時はぜひ甘えてみましょう!
もう一つのパターンは、友人宅にお邪魔していた時、突然玄関の暗証番号を押す音が鳴り出し、、、なんとシオモニ登場!!
軽くお嫁さんである友人に挨拶して台所の冷蔵庫の方面に歩いて行ってパンチャンが入ったタッパをせっせとしまい込んでいました。
友人に聞いたところ、たまにこうやってパンチャンを届けに来てくれる。最初は嫌だったけどパンチャンあると助かるし、すぐに帰るから今は慣れたとのこと。
おおー!なるほど! ずっと拒否し続けるよりも受け入れてプラスに捉えたら、嫁姑の大バトルになりそうな問題もすっとクリアできそうですね!
さて、いよいよ、シオモニからどんなものが送られてくるのかいくつかご紹介したいと思います。きっと国によって違いがあるはず!それでは見ていきましょう!
キムチ
定番中の定番ですね。
韓国シオモニたちにとっては、キムチは冷蔵庫に必ず入っていないといけない!キムチなしでどうやって食事をするんだ!というぐらいキムチは毎日の食に必要な食べ物。
キムチはちゃんとあるのか?とキムチ確認をよくします。確かにキムチがあればご飯さえ炊けば一応お腹は満たされますよね。
年中キムチ、キムチの韓国ですが、11月のキムジャンの季節は更にキムチを冷蔵庫にパンパンになるほど渡されます!果たして皆さん食べ切れているのか?シオモニのキムチは口に合っているのか??
果物類
その季節の果物を送りたがるシオモニたち。しかもちょこっとではなく箱ごとです!情たっぷりですね!今の季節だとりんごや柿、そろそろイチゴも届き始めるのではないでしょうか。
食後のお喋りタイムは果物なしでは始まらないのが韓国文化!
果物は安いものではありません!
韓国は本当に果物をよく食べるので、旬の果物が届くのは嬉しいことです!
焼き卵
え!?卵??と驚かれる方もいると思います。
日本ではゆで卵を持って帰って~とか送られてくることってあまりないですよね。
韓国では焼き卵って、韓国サウナでの定番の食べ物なんですよ!
見かけたことありますか?茶色くテカテカした卵。
美味しそうですよね!
サウナ以外にも、コンビニやカフェでも売られています。学生さんたちも焼き卵大好きです!
韓国人にとって焼き卵はとっても身近な食べ物、おやつといったものです
その焼き卵、家庭の炊飯器で作れるのですが、シオモニたちは大量に焼き卵を作ってくれます。簡単そうに見えて意外と失敗も多い焼き卵。
シオモニに、「とても美味しいのでレシピ教えてください~!」というときっと、「こうやって作るんだよ~!」とレシピを熱く語りつつ、「また作ってあげるから!」と喜んでくれるはずです。
お餅類
皆さん、韓国ってお餅を食べる機会が多いこと知っていましたか?
韓国の代表的な軽食の一つ、トッポギもお餅ですね。食べたことあるという方が多いと思います。
お祝いの場でもお餅が登場する機会が多く、引越しをしたり、お店を開業した時、赤ちゃんの100日や1歳のお祝いの席などでお餅が登場します
そして冬のお餅料理といえば、トッグクという餅スープがありますね。お餅は韓国人にとって身近な食べ物なのです。
そんなお餅、シオモニたちは特に大好き!シオモニからの愛情たっぷり宅配の中に、お餅が一緒に入っていたり、お嫁さんと一緒に市場で買い物していて、お餅コーナーの前で「お餅買ってあげようか??」とお嫁さんに聞いたり、お餅はやっぱり外せない大事な存在なのかなと思わせられます
カムジャタン
豚肉の背骨の部分をぐつぐつと長時間煮こんだピリ辛スープです。
具材がゴロンっと大きいまま入っているのが特徴ですね。カムジャタンを十分に味わった後、残ったスープにご飯やキムチ海苔などを入れてチャーハンにして食べてもなかなか美味しいです!
勉強に、仕事に、子育てに何かと忙しい私たちの毎日。
ぐつぐつ煮込む料理って、自分では時間がなくてなかなかできないものですよね。
味がしみ込んだスープ料理は特に冬になると恋しくなるものです
そんな時にこうやって手作りスープをいただけるとご飯さえあればすぐに食べれるので助かります!
韓国の食にスープ料理は欠かせません!こんな豪快なスープも作って届けてくれたりするの??と思いますよね。
大きなタッパに大量についで届けてくれます。とにかくたくさん!大量に!っていうのが韓国ならではなのです!
チャンジョリム
こちらは牛肉の醤油煮です。
韓国の家庭の常備菜の一つです。
うずらの卵を入れることが多く、子どもたちもこのチャンジョリムは大好きです。
お弁当の中身にもよく入っているし、お母さんやおばあちゃんが作ってくれて小さい頃から食べていたおかず、として記憶に残っている韓国人も多いです。
ししとうも入っていたり、ピリ辛で食欲そそられます
まさに「ご飯泥棒」!!
「ご飯泥棒」とは??
このチャンジョリム、一品でご飯をたくさん食べられそうですよね??
そのようにご飯にピッタリな料理のことを韓国では、「ごはん泥棒」という言い方をするんですよ 皆さんにとって、どんなおかずがご飯泥棒ですか~??
ここまでいくつか紹介してきましたが、いかがでしたか?
あまり韓国のお母さんたちは、インスタントや洋風なものは届けず、韓国料理の手作りが多いなという印象を受けると思います。
あとスイーツといえば、、、しいていうならお餅でしょうか
今回は書いてはいませんが、とうもろこしやさつまいももよく送られてくるものでもあるのですが、韓国人に好まれる自然な味のおやつですよね。
やはり年配の方からは洋菓子はあまり好まれていませんね。
でもペダル文化が発達して色々な国の食事を楽しめるようになったことや、インスタント、冷凍食品が豊富になったことから、今後少しずつ変化していくのか、楽しみでもあります!
お姑さんの手作りのおかずが頻繁に届くっていうことは日本ではあまりないかもしれませんが、韓国では手作りのキムチやパンチャンが届くことって本当によくあることなんですよ。
国が違えば食べ物も違うし、届けたい食料品も違うんですね!
ここまで、シオモニ(姑)から届く食料品についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。