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キム·ギドク監督、ラトビアで今日早朝コロナによる死亡を確認

世界3大映画祭で本賞を受賞した韓国監督…享年60歳

Dahye Ko
4 years ago
キム·ギドク監督、ラトビアで今日早朝コロナによる死亡を確認-thumbnail
キム·ギドク監督、ラトビアで今日早朝コロナによる死亡を確認-thumbnail


(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)


韓国外交部「11日早朝、ラトビアで死亡事実を確認」


(この写真の著作権は朝鮮日報にあります)

第69回ベネチア国際映画祭で、金獅子賞を受賞した映画「嘆きのピエタ」の、キム·ギドク監督と主演俳優のチョ·ミンス、イ·ジョンジンが11日、東大門MEGABOXで受賞記念記者会見を行った。キム·ギドク監督が、金獅子を持ってポーズを取っている。/朝鮮日報DB

キム·ギドク(60)映画監督が11日(現地時間)ラトビアで、コロナ感染による合併症で死亡したことと確認された。ロシアのメディアはこの日、朝鮮日報との通話で、「キム·ギドク監督が、ラトビアのある病院で死亡したという知らせがある」とし、「ラトビア政府側も、これに関連した正確な事実関係を把握中にある」と話した。


韓国外交部は、これに関連した朝鮮日報の質疑に、「現地時刻で11日早朝、韓国国民(キム·ギドク氏)が、コロナ19により病院診療を受けていた中、死亡した」とし、「駐ラトビア大使館は、韓国国民の死亡事実を通告受けた後、現地の病院を通して、関連経緯を確認した」と明らかにした。それから、「国内の遺族を接触し、現地の措置進行事項を通告し、葬儀の手続きを支援するなど、領事の助力を提供している」とした。


メディアと朝鮮日報の取材を総合すると、キム·ギドク監督は先月20日頃の中旬に、ラトビアへ入国したことと知られた。


彼は、映画界の人事らの助けを受け、ラトビアに居住地を設けて生活し、最近になってコロナの症状があり、病院に入院したことと知らされた。しかし入院から2日で、息を引き取ったという。


(この写真の著作権は朝鮮日報にあります)

キム・ギドク監督が作った映画。左から、悪い男、受取人不明、サマリア、春夏秋冬そして春


キム・ギドク監督は、世界3大映画祭であるカンヌ、ベニス、ベルリン本賞を全て受賞した、唯一の韓国監督だ。2004年に「サマリア」でベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を受賞し、同年に「うつせみ」でベネチア国際映画祭の銀獅子賞(監督賞)を受賞した。「アリラン」で2011年にカンヌ映画祭のある視点作品賞、「嘆きのピエタ」で2012年にベネチア国際映画祭の金獅子賞(最高賞)を受賞した。


(この写真の著作権は朝鮮日報にあります)

キム・ギドク監督。/朝鮮日報 イ・ドクフン記者


キム·ギドク監督は、ロシア圏で特に認知度が高く、昨年にモスクワ国際映画祭の審査委員長に委嘱されたりもした。

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